表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/6

1.ランキング。それは運次第、けど多少の努力も。

 悲しい現実ですが、無名の新人に、読者は付かない。というか、まずは気付いて貰えない。


 登録者数が約百五十万人で、掲載小説は約六十四万作品。

 更新された連載中小説の欄に表示されるのも、タイミングによっては十数分だけ。

 しかも。検索結果の表示は、ポイントが高い順など一定の評価を受けている作品が優先される。


 当然と言えば当然だが、つまりは、無名の新人で素人な作者が書いた小説まで、その読者さんと成り得る素質のある人が辿り着く可能性は、決して高いとは言えません。


 私も最初はそうでしたが、読むだけであれば登録しない人もいるので、読者数は登録者数より多いのでしょう。

 ただ。読むだけで書かない人も登録者数には含まれているので、実際の読者数がどの程度なのかは、よく分かりませんでしたが...。

 とは言え。「小説家になろう」の読者さんが、相当数の人数なのは間違いありません。


 ので。何故か、(つたない)い文章でも、投稿すると、何名かの読者さんは付くようです。有難いことに。

 けど。連載を続けていても、投稿時にアクセス数が増えるものの、ブックマークや評価が付けられる訳ではない、といった状況の方が多いようです。


 まあ。自分の行動パターンを振り返ってみると良く分かるのですが、更新を心待ちにして継続的に読んでいる作品であったとしても、必ずしもブックマークや評価を付ける訳ではない、ですよね。

 そう。人によってその基準は異なるようですが、読者数とブックマークする人の数と評価を付ける人の数は、それぞれに一桁か二桁の差ができるようです。

 乱暴な概算であり誤差も大きいとは思うのですが、ザクッとした感じで言うと、読者数が百人だとブックマークする人は十人で評価を付ける人は一人、といった感じですね。たぶん。




 で、話を本題というかサブタイトルの項目に戻す、と。


 このような状態で、細々と小説を書いて投稿を続けていると、ランキングに入るのは凄いことだと感じるようになります。

 というか、ランキングに入る前に、まずはアクセス数が増えることすら感動ものです。

 一日のアクセス数が一桁に落ちてがっかりし、二桁だったことに安堵し、三桁になって喜ぶ。

 そんな感じではないでしょうか?


 まあ。人に読んでもらう前に、まずは自分で納得のいく作品を書けるか、といった課題もある訳なので、アクセス数に一喜一憂する必要もない、と達観してしまう事もあるでしょう。

 ただ。人間とは複雑なものなので、とにかく練習だと納得はしていても、アクセス数が伸びない状況がいつまでも続くと、モチベーションが下がるというか上がらないというか、執筆意欲に影響してしまうのも仕方がない、と思います。

 そこで。

 というか、そもそも、無名の新人で素人な作者な訳ですから、いきなり長編小説を目指さずに、短編だとか二十話前後の連載小説の執筆から始めて、兎にも角にも、まずは完結フラグを立てることを目指す、のが良いのではないかと感じている今日この頃です。


 実際、連載小説を二十話前後でお話に区切りを付けて完結フラグを立てると、アクセス数が通常より二桁多い四桁に急増するケースが多いようです。

 すると。多少の運や実力は必要なのでしょうが、十件ほどのブックマークや数件の評価が付けられる可能性も出てくる、のです。

 二十話でアクセス数が二千だとすると、ザクッとした計算で読者は百人程になるので、その一割のブックマークと一%の評価が付く、という訳ですね。

 勿論。ここにも、運不運はあります。

 完結済みの小説として、「小説家になろう」のトップページに表示されている時間は、短ければ三十分程度ですが、長い時には数時間の場合もあるようなので。

 いや、まあ。表示されていても、その小説の読者さんに成り得る素質のある人が見ていなければ、読んで貰えない訳ですが...。


 で。ブックマークと評価が付くと、ポイントが付きますよね。

 そして。ポイントが付くと、日間のカテゴリ別であれば、ランキングに入る可能性も出てくる、ようです。

 下位であってもランキングに入れば、アクセス数が多少なりとも増えて、アクセス数が増えれば更にポイントが付く可能性も上がります。

 そう。ランキングの順位が上がってくれば、更にアクセス数が増え、アクセス数が更に増えればより一層にポイントが付く可能性も大きくなる、という繰り返し。


 と、まあ。理論上は、好循環が発生してランキングの上位に入る、といった夢のような事態に発展する訳ですが...あくまでも、これは理論上の話で、実際には、どこかで勢いが止まってしまうようです。

 まあ、この好循環が途切れなく続いて雪だるま式にポイントが積み上がっていく、となるには、やはり、プロレベルの万人受けする作品である必要があるのかどうかまで分かりませんが、少なくとも、書いている本人にとって面白い作品である必要はあるのではないか、などと個人的には思っています。




 ちなみに。ある日突然、何が何だか分からない内に、この好循環が突発的に発生し、ランキングの下位から上位へと駆け上がって行くような状況も、発生することがあるようです。

 ただ。実例で、その経緯を見ていても、冷静に分析してみても、その原因には全く見当がつきませんでしたが...。


 つまり。ランキング入りは、多分に運次第だ、けど多少の努力も必要なのでは。というお話でした。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ