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プロローグ
初投稿なんで、誤字脱字は見逃してくだされ。
なんかありそうな話だなーって思うかもだけども許してくだされ。
まだ雪が降る日、さびれた駅のホームから出てくる男がいた。
「やっぱりまだ冬だなぁ。ニュースでは春が感じられるとか言ってたのに…」
男は背が高く、雪のような肌をしている。その肌には血が通ってないように見えるかもしれないが、寒いためか男の頬は赤みがかっている。
男は駅のホームから出て真っ直ぐに道を歩いている。しかし、真っ直ぐに歩いているとは言ってもその男の足取りからは軽やかさが感じられず、どちらかというとつらそうに歩いているようだ。
道を進んで行くと病院が目の前にあらわれてくる。男は病院に入っていき、階段を登っていく。そしてある病室の前に男は着いた。
男は深呼吸をし、とってつけたような笑顔を少しした後、扉をノックした。
「入るぞ、麗華」
男が扉を開けるとベッドに横たわって、本を読む少女がいた。