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GothicLolitaは恋をする。  作者: kuroyuri*゜
1/1

これは物語。

ぱっちりした目に漆黒のウェーブの黒髪。

ギョロッと除かせる目は引き込まれそうなブルーサファイア

白い肌に栄える真っ赤な唇に

たくさんのレースに覆われた黒一色のロングワンピース。

145㎝しかない身長に厚底ブーツ。

フリルが目立つ真っ黒な日傘をゆらゆらと揺らしながら彼女は毎日午後三時にこの道を通る。


いつもの席に座って見つめる先の彼は



彼女の想い人。




ゴシックロリータ少女は恋をする。


 彼女は幼い頃から、変わり者だった。

子供にしては妙に冷静で、笑わない子だった。

学校の先生どころか、親ですら彼女が子供らしく公園を駆け回っている姿なんて一度も見たことがないのだ。

朝倉 ゆらり、現在22歳。

無表情な変わり者少女は人より少し、ファンタジーになっていた。

コツッ コツッ コツッ ---。10㎝の厚底を鳴らせて人混みの中を歩く。誰もが振り返り彼女を見る。それもしょうがないのだ、なんたって彼女は美しい。真っ白な透き通った肌に大きな目、スッと通った鼻筋に真っ赤な唇。お人形のような小さい顔にブルーサファイア色のカラコン。腰まである真っ黒なウェーブ。全身を包むのは黒いフリルを貴重とした豪華なワンピース。まるで周りから浮いているのに彼女は何も気にしていない。むしろ、どうどうと人なんていないかのように振る舞って歩いている。そう、彼女はGothicLolitaゴシックロリータと呼ばれるファッションを好んで毎日身につけている。

 今日はそんな彼女の恋のお話をしよう。お相手は愛染あいぜん 奏汰かなた。42歳。職業不明。ボサッと無造作に遊んだ長髪の髪に、黒縁の眼鏡をかけている。長い前髪のせいで目が隠れていて顔もよく見えない。180㎝と高身長で決まって白のシャツに黒のズボンを履いていた。地味は40代男との出会いは今から一年前に遡る。他人をまるで気にせずに生きている二人が出会い、恋をして、少し成長する。そんな二人のお話の始まり始まり-----。


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