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WoA 設定等 物置  作者: Win-CL
デンモクらじお【本編の進行に合わせてどうぞ】
23/27

【第三回】デンモクらじお【スコア・ランキング】

「さぁ、少し間が空いたけど始まりました! ケロちゃんとぉー!」

「シトリーのぉー!」


「「デンモクらじおー!」」


「第・三・回! 第三回ですよシトリーさん!」

「良い感じに回数を重ねていってるねぇ」


「そりゃあ、いくら語っても語り切れません! 私たちの一年間の記録だもの!」

「一年間かぁ……。そう言われると感慨深いものもあるけどさ。番外編を除けば、2018年の3月から2019年の1月までの話だっけ?」


「うん。今が2017年の7月だから、言ってみれば来年の話になるんだねー。もうなんだったら、このラジオも半年通して続けてみちゃう? 終わった頃には時系列ピッタリになってるよ 」

「いやぁ……流石にそれは厳しいかなぁ……。主にボクの体力的に」


「じゃあ、二ヶ月ぐらい! ……せめて一ヶ月!」

「ちょいと待ってよケロちゃん。あんまり長く続けても、リスナーさんがダレてきちゃうんじゃないの? この第三回でも、既に不安なんだけど?」


「そう思うじゃん? だからそんなこともあろうかと――」

「……あろうかと?」


「今回はゲストを呼んできましたー!」

「おぉ!? なんだかラジオっぽいねぇ!」


「ちゃんとやることやってるんだよ? さぁ、褒めるのです!」

「やー偉い偉い。そうだねぇ、ゲストという手があったねぇ」


「――で、誰を呼んだのさ」

「気になるでしょう気になるでしょう! この方です! じゃん!」


「みんなー! 私が来たよー!(੭ु ›ω‹ )੭ु⁾⁾♡」


「おやおやブエルじゃない」


「台詞に顔文字が入っちゃう稀有な人! 今も声と一緒に吹き出しが出てます!」

「作中ではチャット限定だったからまだ分かるけど、今もってどういうことなのさ……?」


「そこは私って、ネトゲの象徴みたいな存在ですからヽ(≝∀≝)ノ」

「出た出た! 縦書き小説の敵め!」


「いやーアニメ化した時どうするんだろうねー」

「吹き出しが出てるアニメなんて見たことないからねぇ」


「そもそもチャットの時って音声流れないよね? VC(ボイチャ)と普通のチャットを並行してるシーンだと二重になっちゃうしさ」

「んー、そこはまぁ音声ナシだろうねぇ。いや、今の段階でそこまで真剣に考えることも――」


「いやいや、声に関しては夜も寝ずに考えてるんだよ! 私の声優さんは『こんな人がいい!』とか! ばっちり決め台詞をドーンと彩ってくれそうな!」

「き、決め台詞?」


「そう! 元気溌剌ガールボイスを所望します! キャラがはっきりしてるから、イメージもしやすいだろうしね!」

「そんなこと言ったらボクの声優はどうするのさ……」


「あー……難しそうだもんね、いろんな意味で。特に――」

「わー! 自分で言い出しておいてなんだけど、これ以上は禁則事項です!」


「……私のターンマダー?ԅ( ˘ω˘ԅ)」


「あ! そうそう、ブエルの話だったよね! 前回の放送でも少し触れたっけ」

「課金ガチャ、アバターガチャの話だねー。いったい幾ら注ぎ込んでんの?」


「……言いにくい額なんだけど……聞きたい?(灬╹ω╹灬)」

「そりゃあもう!」


「仕方ないなぁ( *´艸`)ゴニョゴニョ」


「…………っ!!」

「聞いちゃダメなやつだったこれ!」


「流石にネットに流すのは禁則事項ということで……」

「禁則事項ばっかりだね、今回……」


「いやぁ、それでもさ。なんでそんなにアバターに?」

「そもそもドール趣味があったんだけどー、旦那さんが嵩張るからって嫌がってたのね(´・ω・`)」

「へー、ドール趣味……って、旦那さんいるの!?」


「言って無かったっけ? 一児の母です◝( •௰• )◜」

「一児の母!?(ガタッ」


「だからあんまりVC(ボイチャ)も使えないし。子供が起きちゃったり、声が入っちゃっても嫌でしょ?ლ(╹ε╹ლ)」


「リアルと折り合いつけてるのね……」

「ボクらは学生だもんねぇ」


「で、話を戻すとして。ブエルはアバターばっかりに課金してるんだよね?」

「_(┐「ε:)_だって戦わないし」


「戦わなくても第一位でいられるってのは【ブエル】だからこそだよねぇ」

「そだね。歌って踊るのがお仕事ですから!(´。✪ω✪。`)」


「と『お仕事』というワードが出たのでー。ここでケロちゃんに軽く説明してもらいましょう!」


「あー。前回のグループ毎の役割があるって話に繋がるんだよね。……簡単に説明させてもらうと――グループの中でもランキングがあって、それぞれスコアを競ってて。あと、グループ毎にスコアの溜まりやすい行動が決まってるんだよね?」


「そうそう。スコアが加算される行動はピンからキリまで! 敵を見つけたり敵を倒したり! 仲間を強化したり回復したり! 料理やアイテムを作ることでも加算されるんだよねぇ」


「で、【ブエル】は踊ってNPCをこちらの陣営に引き込むことができて、それによって加算されるスコアが大きいんだよー」


「『戦闘スコア0!』でも一位になれます! これであなたもブエルちゃんに!

✧.゜٩(๑>◡<๑)۶:.。♡」

「いやいや、WoA上でブエルは一人しかなれないから」


「そうだっけ?ヽ( ・ω・ )ゝ」

「知ってるくせに!」


「ランキング一位になるとなんと! 名前がそのグループのものに変わるんだよね」


「初めてなった時はびっくりしたよ。月が変わった途端に、[みるく]から[ブエル]に急に変わるんだもん。アカウントがハッキングされたかと思ったり(;゜;Д;゜;.:)」


「(みるくって源氏名っぽい……)まぁ、一目で一位かどうか分かるからねぇ。ボクは知ってたから驚かなかったけどさ」

「私も名前がケルベロスに変わる前は[o葵o]だったんだよね?」


「なんで疑問形なのさ」

「……なんとなく」


「あのさあのさ、シトリーの前の名前ってどんな感じ? 私もケロちゃんも言ったんだから教えてほしいなーなんて?(´◕ω◕`)」

「……あー、うん。禁則事項です」


「で、出たー! 本日三回目の禁則事項!」

「だ、第三回だからねぇ……。そんなに知りたかったら本編をどうぞ!」


「露骨な宣伝に便乗しないと! ブエルちゃんの活躍もしっかり見てね!ლ(╹ε╹ლ)」


「――で、一位の特典って言ってもですよ、名前が変わるだけってどうなの?」

「だけど、知名度はグンと上がるよね。私はファンが増えて嬉しかったよー」


「一位ってだけで声をかけられたりはするよね。毎月末にスコアはリセットされちゃうから、ずっと頑張ってないとすぐ忘れられちゃうけど」

「毎月人気を維持するのって結構大変なのよー? 新しく出るアバターアイテムは全部チェックするし(╭☞•́⍛•̀)╭☞」


「いろいろアバターを組み合わせてのSSコンテストとかもあるらしいね」

「モチロン、グランプリ常連ですとも!ヽ(≝∀≝)ノ」


「やっぱりトップを駆け抜けるためにいろいろやってるんだねぇ。――ケロちゃんは一位の維持に頑張ってることとかないの?」

「うーん……気が付いたら一位になってる感じかなぁ。私はあんまり拘ってるわけじゃないけど、戦いの場に出ることって多いし。グラたんも手伝ってくれるしね」


「横の繋がりって大きいもんねぇ。【シトリー】の場合、いろんな人と知り合ってた方が都合がいいし、ウチの玉ちゃんもパイプ作りに勤しんでたりするし、ボク自身も他の一位が協力してくれるから」

「あー、一位の集まりってやつがあるからねー。あれにグラたんを勧誘したのもシトリーだったっけ」


「んー、グラたんと言えば……私が始めたばっかりの頃にいろいろ助けてくれたのもグラシャ=ラボラスだったよー٩(๑′∀ ‵๑)۶」


「へぇー、過去にはそんなことを。へぇー」

「私の時みたいな感じかな? でもそれまで誰かとチーム組んだことは無いって言ってなかったっけ?」


「ううん、チームを組むってほどじゃなかったの。私って最初は仕様もよく分からなくて、一人で街に出てはNPCの前で踊ったりしてスコアを稼いでたわけね(۶•̀ᴗ•́)۶」


「最初は無理して相手陣営のNPCを掠め取ろうとしないで、どちらでもない中立のNPCを狙った方が確実なんだけどねぇ」

「掠め取るって、言い方……!」


「当然、天使が来て狙われるわけじゃない? 逃げるタイミングも遅すぎるから、直ぐに狩られちゃって。で、ある時からたまにだけど追っ払いに来てくれるようになったわけ( *´艸`)」


「へぇー、正義の味方みたいなことしてたんだ。へぇー」

「シトリー、声のトーン声のトーン! 下がってる下がってる!」


「おっとっと。……でも、ボクらに対してそんなことしたことある?」

「ないない。片や既に第一位、片やガッツリ戦闘職だからねー」


「『低レベルを狩りに来るのは大概雑魚だから、囮には丁度いいし』だって

 (◞≼◉ื≽◟;益;◞≼◉ื≽◟)」

「うわー言いそー」


「言っちゃえばいいのに。『更にその雑魚を狩りに来てるのは誰かな?』って」

「コラコラ。本人なりの照れ隠しみたいなものだからぶち壊してあげない」


「で、そのうち天使が来そうになったら引くことも覚えてー。スコアも稼げるようになってー。ランキングの上位に上がったところでフラッといなくなっちゃってーლ(╹ε╹ლ)」


「なるほど。応援してたインディーズバンドが有名になったら途端に興味失っちゃうやつだ」

「なにその『マイノリティ気取ってます』みたいなの……」


「『別に俺がいなくても、他の奴が応援してるから大丈夫だろ』みたいな?(╭☞•́⍛•̀)╭☞」


「「うわー言いそー!!」」

「シンクロ!?」


「とまぁ、加算されるスコアが大きい行動=“お仕事”となるわけで。それぞれのグループが各々の“お仕事”をしっかりと遂行すればするほど、アルマゲドンでも有利になるわけです!」

「グループ第一位=『グループで一番陣営に貢献してる人』だから、そりゃ羨望の目で見られもするわけだよねぇ」

「助けたり助けられたり! MMORPGだからこその、人と人との繋がりもあるよ!

 (੭ु ›ω‹ )੭ु⁾⁾♡」


「――という感じで第三回のデンモクらじおも終わりかなぁ」

「スコアとランキングについては、大体説明できたんじゃない?」


「あとはブエルにもいろいろ話してもらったしね!」

「ありがとねぇ、初めてのゲストだったけど良かったよぉ、ブエル」


「楽しかったよー! また呼んでネ!(´ゝ×・)ノシ」


「それでは! 次回もご期待ください! ケロちゃんとー?」

「シトリーとぉー?」

「特別ゲストブエルちゃんのー!✧.゜٩(๑>◡<๑)۶:.。♡」


「「「デンモクらじおでしたー!」」」

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