Introduction, or Joy to the world
この回は、全体の前書きです。
いつもクリスマスが来ると、クリスマスは優しくて、寛容で、慈善的な良い時であると思う。
1年という長い時期の中で唯一、男女が一つの同意の下に閉ざされた心を開き、自分より下の人間を、別の種族の生き物ではなく、あたかも墓場への旅の仲間であるかのように考える時なのである。
byチャールズ・ディケンス
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クリスマス(Christmas)。名の由来は「キリスト(Christ)のミサ(Mass)」。
キリスト教の教祖であるイエス・キリストが誕生した日。
キリスト教徒にとっては、誰からしてもめでたい日。
2012回目のクリスマス、今回はどんな人間ドラマが繰り広げられるだろうか――。
この物語はフィクションで、人物などなどはだいたい架空のものですが…
この物語をただの作り話ととるか、実際に起きた奇跡ととるかは、あなた次第です。
次から本編が始まります。
甘ったるいのが苦手な方はお控えください。
それでもいいという方は、どうぞ読み進めてください。
そして感想をお願いします。
それでは、どうぞ。