裏
裏
映画のスターウォーズが大好きだ。小説版もいくつか読んだ。映画になったシリーズでスピンアウト作品のハン・ソロ、ローグ・ワンも楽しめた。ローグ・ワンは本編のEP3.5として気に入っている。EP7~9は本編の続きなのに番外編的な感じに見えてしまう。とても残念だ。ディズニー版になってからフォースの意義を薄めてしまったから、誰でもフォースが扱えるようになってしまった。伝家の宝刀、フォースと向き合うジレンマ等が描かれなくなり、単なるアクション映画になってしまった。それはそれで面白いのだが、見終わった後にあれやこれやと思案する余白がない。本来の面白さが半減してしまった。
どうにもこうにも納得がいかずAIに愚痴を言ったら同じ意見が多いそうだ。話半分でAIにあれこれ聞いてみた。AIが言ったルーカスの考えるストーリーは、
1. 主人公は“若い女性ジェダイ”ではなく、ルークの弟子たち
ルーカス構想では、
• ルークがジェダイ・オーダーを再建
• 若いジェダイたちが主人公
• ルークは“賢者・師匠”として中心に立つ
つまり、ルークが物語の軸。
ディズニー版のように「隠遁してミルク飲んでる老人」ではない。
2. フォースの“ミディ=クロリアン”の本質を描く予定だった
ルーカスは789で フォースの“根源世界”を描くつもりだった。
• ミディ=クロリアンの正体
• フォースの意志
• 生命とフォースの関係
• “ウィルズ(Whills)”という存在
つまり、フォース哲学の最深部がテーマ。
ディズニー版のような「パワーバトル」ではなく、 神話・宗教・哲学の物語になる予定だった。
3. 敵は“シスの残党”ではなく、もっと根源的な存在
ルーカス構想では、
• パルパティーンは復活しない
• カイロ・レンのようなキャラもいない
• “ウィルズ”や“フォースの闇の根源”が敵になる可能性があった
つまり、銀河の政治ではなく、フォースの根源がテーマ。
4. レイアが“銀河の最高指導者”になる予定だった
ルーカスは 「レイアこそが銀河を統一するリーダーになる」 と語っている。
• レイアはジェダイではなく政治の頂点へ
• 新共和国を再建する中心人物
• ルークは精神的支柱
• ハンはレイアを支える立場
ディズニー版のように「息子に殺される」未来ではない。
5. ルークは死なない。むしろ“ジェダイの未来”を導く
ルーカス構想では、
• ルークは生存
• 新ジェダイ・オーダーの創設者
• 若いジェダイの師匠
• フォースの真理を探求する賢者
つまり、レジェンズ版ルークに近い。
ルーカス版789の物語の流れ(要約)
1. 帝国崩壊後の銀河の再建 レイアが政治の中心となり、新共和国を立て直す。
2. ルークがジェダイ・オーダーを再建 若いジェダイたちを育てる。 ルークは“ヨーダ的存在”へ。
3. フォースの根源世界へ踏み込む ミディ=クロリアン ウィルズ フォースの意志 生命とフォースの関係
4. 新たな脅威は“フォースの闇の根源” シスではなく、もっと根源的な存在。
5. 最終的にレイアが銀河を統一する ルーカス曰く 「レイアこそが真の“選ばれし者”だった」 という解釈も可能だった
まとめ
ルーカスが作りたかった789は、
• ルークが中心
• レイアが銀河の指導者
• フォース哲学の深掘り
• 新ジェダイ・オーダーの誕生
• フォースの根源世界の探求
という、神話性の強い“本来のスターウォーズ”だった。
他にもスターウォーズには、レジェンズ=旧設定の“別世界”、カノン=現在の“公式正史”がある。 2014年にディズニーが線引きを行い、世界観を整理したため生まれた区分 がある。2系統ある事は知っていたが詳しく違いは知らなかった。過去に小説、コミック、動画、ゲーム等で多様なストーリーが作成され、矛盾が多量に発生している。乱暴に言えば、ディズニーが創った動画等がカノン系、それ以外はレジェンズ系という事らしい。レジェンズ系でEP7~9に当たる物が何か聞いてみた。AIの回答は
レジェンズ版「エピソード7・8・9」に相当する流れ
1. スローン三部作(エピソード6の5年後)
レジェンズの“本来のエピソード7”に最も近いとされる物語。
• ルーク、レイア、ハンが主役
• 帝国の残党を率いるスローン大提督が新共和国を追い詰める
• フォースの哲学・ジェダイの再建が大きなテーマ
• レイアはフォースを学び始める
• ルークは“ジェダイの未来”を模索する
映画7よりも思想的で、旧三部作の正統続編らしいと評価されている。
2. 新ジェダイ・オーダー(NJO)シリーズ(エピソード6の25年後)
ここがレジェンズの“本来のエピソード8〜9”に相当する巨大ストーリー。
• 銀河外からユージャン・ヴォングという異文明が侵略
• フォースの外側にいる存在で、ジェダイの価値観が根底から揺らぐ
• ルークは新ジェダイ・オーダーを率いる“思想的リーダー”へ成長
• レイアとハンの子どもたち(ジェイナ、ジェイセン、アナキン)が中心人物に
• フォースの光と闇の哲学が深く掘り下げられる
ここはスターウォーズ史上もっとも思想的で重厚と言われる。
3. ダークネス三部作〜レガシー時代(さらに未来)
• ジェイセン・ソロが“新たなダース・シディアス”のような存在へ堕ちる
• ジェイナ・ソロが“ジェダイの剣”として立ち向かう
• ルークは銀河の精神的支柱として描かれる
• さらに100年以上後の“レガシー”ではスカイウォーカー家の末裔が登場
ここまで含めると、レジェンズは映画9のさらに先の未来まで描いている。
まとめ
レジェンズの“本来の続編”はこの3段階。
1. スローン三部作 → 旧三部作の正統続編。映画7の代わりに最もふさわしいと評価される。
2. 新ジェダイ・オーダー(NJO) → フォース哲学の深掘り。映画8・9より圧倒的に思想的。
3. レガシー時代 → スカイウォーカー家の未来まで描く壮大な物語。
映画のEP7~9、ルーカス版、レジェンド版をあれこれ思案してみた。映画版は気に入らないからスピンアウトレベルにまで下げる。矛盾点がいろいろある。まずソロ、ルーク、レイアは誰も死なせない。ハンソロは緊急搬送で命拾いする。ルークは問題を独りで思案する為。世間と離れていた時期で、死亡したように見えたのはフォースの幻影であり、実体には影響がない。ソロの子供の数の矛盾は、ただ一人がスポットライトを浴びただけで、本人は他に3人いる事を知らなかった事 にすればいい。レイアは極度に疲れて倒れただけだ。映画の中で3人の葬式のシーンが無かったのはせめてもの救いだ。スピンアウトは本編と点でつながればいい。たいした問題じゃない。という事で、自分なりの裏EP7~9のストーリーを、何を主題にして展開していくか。その部分を中心に考えてみた。
まず帝国軍はNo2が引き継ぎ、崩壊しないから既存のどのストーリーとも異なる。カノン系、レジェンズ系の違いさえ知らないレベルであったから当然である。ルークはフォースの起源、歴史、哲学を学ぶ為、銀河へ修行の旅に出る。レイアは政治の世界で上を目指す。ソロは今まで以上に刺激を求め銀河を飛び回り裏情報通になる。いつしかルーク達は銀河に散らばったジェダイを集めジェダイアカデミーを作る。ルークはフォースの起源や哲学を教える。レイアは資金面で支える。ソロは気まぐれで時間に余裕があれば、フォースを持つ子供が希望すれば連れてくる。フォースまでの力はないが似たような力を覚醒させる薬が発明される。かつての帝国軍は巨大な連邦帝国になっている。ルークのいる地方の銀河は今だに無法地帯ではあり、連邦帝国と共和国の勢力は拮抗している。その地域の連邦帝国内では次期将軍を決める権力争いが起こる。武力派、財力派、知力派の三つ巴の利権争いが起こる。パルパティーン皇帝とダースベーダーは武力で制圧しようとしていた。無法者たちは陰で連邦帝国の武力派と手を組み好き勝手に暴れるが、武力派が盛大に活動する為の口実を作らされている事を知らない。連邦帝国の武力派フォース軍も強化されていく。共和国は連邦帝国の財力派と手を組み、経済協力で共に発展する道を選ぶ様になる。ジェダイアカデミーは連邦帝国の知力派と手を組み、無駄な争いを起こさせない様に画策する。この地域の勢力順では武力派、財力派、知力派に並ぶ。それぞれの派閥には、他の派閥に近い思想を持つが、家系や恩師の思想などの諸事情で仕方なく所属している者がいる。またそれぞれの派閥のスパイも紛れ込んでいる。三つ巴の利権争いが複雑化していく。本物と偽物、理性と感情、目的達成の為の手段の違い、国家制度の違い。そういった背景を踏まえ、最小派閥の知力派の権力拡大活動、共和国の知力派の活動、新世代のジェダイ達がいかにしてフォースと共に全銀河の秩序と精神文化を上げていくかと言う物語が進んでいく。
さてここで問題が出てきた。ラストをどうするか?。連邦帝国に敵対勢力となる他の銀河軍が登場し、連邦帝国と共和国が一つにまとまる。なんて言うのもありかもしれない。現実社会では、右側通行と左側通行、宗教、言語、物の単位等、互いに受け入れない常識が沢山ある。何を基準にハッピーエンドにするか、未来に希望を持たせたグレーエンドにするか、戦争は意味がないと全てが破壊され無になるバッドエンドか、全面戦争か代理戦争か小競り合いが、どんなラストにするか悩む。人類史ではかつて強大な勢力がいくつもあったが、どれも滅亡している。理由は、領土が広すぎて統治不能になる、時代の変化に適応できない、外部勢力の侵略・内部崩壊等だ。ざっくりまとめると、大きくなりすぎると隅々まで目が届かない、全部を一律に見るから地域差に紛れてが変化に気が付かない 。これは統治制度の問題なのか、民度の問題なのか。強力な一国か共和国か、中央集権か地方分権か、一党支配か複数政党制か、時代の流れに沿う臨機応変なバランスが重要に思えてくる。時代背景で基準が変わっていく。小さな国、日本では経済力、人口は共に小さくなっていく。でも安全な国だ。子供は一人で通学し、女性や老人は真夜中に1人で歩ける。公共交通機関の車内は静かで寝ていられる。手荷物が盗まれる事はほぼない。こんな国は少ない。海外のリゾート地も安全な場所はたくさんある。大きい国が良いと言うわけでもない。
今更なんだが小説家、脚本家等は天才だ。ラストシーンはどうやって考えるのだろう。印象に残るシーンが思いつけば、それをラストシーンにする話を考えると聞いた事がある。他にも、話の時系列の順番を変える手法がある。例えば、生まれ育った故郷をおじいさんが歩くが住民を誰も知らない。昨日までは足腰が丈夫な若者だった。もらった箱を開けたとたんに意識を失い・・・。昔話の浦島太郎はSF的な謎解きミステリーにもなる。スターウォーズの話を自分なりに創作しようと思ったが難しい。結末を納得できる話に出来そうもない。あれこれ思案するのは楽しい。無理やり形にせず、細かい事は気にせず、ふわっと遊んでいるのが性に合っているようだ。
昨日より素敵な明日に出来ますように




