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第7話

第7話


目が覚めるとベットに横たわっていた。


自分のベットのはずなのにいつもより狭い感覚を覚える。


違和感に従い横へ顔を向けると、そこにはレインの顔があった。


スヤスヤと寝息をたて気持ちよさそうに俺の横で寝ているレインを見ているとよからぬ感情が湧いてくる。



これはいけないと起き上がろうと脚を動かすとどうやらレインの脚にガッツリとホールドされているらしく動けない。


そしてこの脚の感触的にレインはまたパーカー一丁でベットに潜り込んでいるようだ。


さすがの俺でも美少女のすべすべな脚にホールドされていると思うとムラっと来てしまう。


俺は病み上がりのような気だるさを感じながらヨダレを垂らしながら眠るレインの肩を揺らし、レインを目覚めさせる。


瞬きを何度かし、目を覚ましたレインに一言。



「ありがとうな、運んでくれて。大変だったろ」



レインは未だ寝ぼけているのかとろんとした表情のまま



「うへぇ〜、頑張ったよぉ、なでなでして〜」



......



こいつ、まだ寝ぼけているか。


けど、なんというか今のレインとてもかわいい。


そしてエロい。


いくら俺が紳士だからといってこんな状況は色々と我慢が難しすぎる。


このムラムラを解消すべく俺は思うがままにレインをなでなでした。


すると満足しているのかどんどん表情がとろけていくレインはいつの間にか猫へと変身してしまった。


流石の俺も猫に欲情するほど飢えてはいないので、その後は特に何も無くひたすら猫になったレインを愛で続けた。






ーーー


「さっきのは忘れて...」



目が覚めたらしいレインリビングへと来ると、キッチンで晩飯の用意をしている俺に向かってそんなことを言ってきた。



「忘れてって言ってもなあ、さっきのレインはエロすぎてしばらくお世話なる予定だから」



最低なことを平然と言い放つ俺にレインはいつものようにバカだのエッチだの罵ってきたが、お前の方がエッチだと言ってやったら本気で殴られそうになったので平謝りするしかなかった。


食卓を2人で囲み、晩飯を食べながらポーションの件について色々と話していた。


結論から言うと、作戦は成功したらしい。


俺が意識を失ったあと、レインは俺とポーションを颯 爽と我が家まで運んでこれたらしい。


気絶した男と奇々怪々なモノを抱えていることで、帰宅途中に何回か通報されかけたがなんとか誤解をといたとの事だった。


レインはそう自信満々に話終えると



「『アイテムボックス』」



と唱え、突如現れた時空の切れ目のようなモノに手を突っ込み、アレでもないコレでもないとまるで某n次元ポケットのような感じで様々なモノをヒョイヒョイと取り出しては床に散らかす。


中には何かの生き物の角や牙のようなものだったり明らかにヤバいオーラを放つ禍々しい本のようなものだったりがありしてとても怖い。


レインはあった! と頭の上に! マークを出しながら今朝取りに行ったポーションを取り出しじゃじゃーんかと俺に見せつけてくる。


そんなことよりも早くこのヤバそうなモノたちを片付けて欲しい。


......だからなんで頭の上に! マークが見えるんだ?


レインは俺の片付けて欲しいという恐怖からくる切実な願いに



「仕方ないわね......」



と言いながらもひょいひょいとまた時空の裂け目へと散らかしたモノを投げ入れていく。


そんな適当に投げ入れるから見つけたいものが見つからなくなるんだぞと指摘しようとしたが、レインの持ち上げた禍々しい本についている目と目が合ってしまったので恐怖で固まりなにも言えなかった。


......あの本はレインに頼んで後で燃やしてもらおう。


片付け終わったレインは手に持ったポーションをリビングの長机の上へと置く。



「これ、ポーションって言ってたよな? どんな効果があるポーションなんだ?」



俺の疑問にレインはふふんと鼻を鳴らし



「これはね、マナ回復ポーションよ! 色的に間違いないわね」



色て......確かにポーションは整理しやすいように色で効果を分けて作ってたな、とそういえば俺が作ったモノだったと自覚しながら話を戻す



「マナ回復ポーションか......。割と色んなところで買ったりドロップしたりする定番アイテムだな。レインは今マナはどんくらい残ってる?」



「今日はとびきりの身体強化魔法と『アイテムボックス』『ウィンド・カッター』そして最上位系の『ギヴ』魔法を使ったからほとんど残ってないわね」



「『ギヴ』魔法って俺に『ロウ・フラッシュ』を教えてくれた時に使った魔法か?あの魔法最上位系魔法なのか」



「当然でしょ? 本来魔法ってのは魔導書を読んで指導者に習ってじっくり時間をかけて覚えるものなの。それを魔法一発で取得出来るのだからそりゃ魔力も沢山消費するわよ。人にその魔法を与えるならば尚更ね」



確かに......時間のかかるした技術を一瞬で習得出来るのはその分の対価を払わなくちゃいけないのは道理だ。


その辺の設定はきちんとしているらしい。



「じゃあ、さっきまでレインが寝てたのは...」



「そう、今日1日で消費したマナが多すぎて少し気だるくなったのよ。レンが気持ちよさそうに寝てたからあたしもつい......」



てっきり下心から潜ってきたもんだと思っていたのが、俺のせいでマナを枯渇させていたのかと判明したため俺はとりあえず謝っておくことにした。


レインは急に謝ってきた俺に少し困惑しながらも顔を少し赤くさせ



「べ、別に下心が全くなかったって、わけじゃ、ない、し......」



とごにょごにょ言っていたが俺は一言一句聞き逃さず聞いていた。


今日のレインはデレが多くて大変助かる。


もじもじしているレインに俺はさすがに申し訳なくなったので消費した分のマナをポーションを飲んで回復するように進めたが、レインに



「マナなんてご飯食べて寝て起きたら全回復してるからよっぽどのことがない限りポーションなんて飲まなくてもいいわよ」



と急に真顔で言われたので寝る前にセクハラをかまし逃げした。

最後まで見て頂いてありがとうございます!(´▽`)

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