今回は完全に趣味回でございます
一般的に、陰謀劇ものとか、例えば007とか、
どんな雰囲気をみんな想像されるかなぁと。
ああ言うの、表紙見てたらカコイイんですよね
しかしながら中身はとなると、
となると、
中に入り込むのはそんなにカコヨクないというか、
わりとしんどくない?
そりゃそーです。
だって、ふつー、付き合わない人種ですからね。ああ言う話に出てくるキャラ
それと、物語の中で仲良しにならないといけないわけですから
だもんで、ああ言う話は敬遠されるんじゃなかろうか。
ぱっと見はいいけど……てね。
過去三作ばかり、こうゆう話を書いたことがありますが、
一番気を使ったのがそれでして、
どうやったらソフトに導入出来るか。
読者のためでもありますが、大半は自分のため。
物語の中で仲良しにならなきゃいけない必要性は、より作者の方にあると思ったので( ̄∇ ̄;)
駄菓子菓子
ソフトに導入と言うても、どないしたらええんだな?
思い切り日常から入るとか?
まー、いろいろ考えましたが、
テクもろくにない素人がこねくり回してもしょうがないと、
冒頭で懇切丁寧に、最初に、主役の立ち位置を説明したのです。
これこれこうゆうところに住んでて、こんな社会的地位があって、年齢はいくつで、と。
ですから、
その時のタイトルを見て、読んだ方は
冒頭見て面食らったと思います。
二話もいたって平穏な内容だったので、余計に。
タイトルとあらすじ見たらえらい血なまぐさい話だと思うて蓋開けたらこれかいと
それで大半の人は帰っちゃったと思うんですよね
物語が本格的に動き出すのは三話くらいからだったんですが、
そのこと自体を、ネットで揶揄されたこともあります。
関係ないことだらだら書いても目が滑るんだよヴォケみたいな。
決して関係ないことは書いてない、のですが、
それ見て思ったんですよ
こうゆう話は、
「入りが、これでなくてはならないテンプレ」のようなのが、そうゆう、つまり
ヴォケというような人らの中にあるのかなと。
でも、
でもな、
だからというて、
その、
そうゆう人らが望むようなオープニング?で、
どれだけの人が面白く書けてるだろうかと。
「陰謀劇とかハードボイルドってこれだから嫌い」を生み出してないかな?ってね。
一般になじみのないキャラクタが
いきなり銃撃戦始める
映像でも辛いのに、小説でそれですよ。
私は好きですけど、それでも文字でいきなりそれは勘弁してほしい。
それに、向こうの映画だってそうジャンと言う人もいますが
向こうの映画の演出、よく見てほしい。
ちゃんと、「ほっ」と出来る何かをきっちり入れてきてます。
つまり、
ガンガン押しまくるだけじゃなく、
抜きみたいなのを入れて来てる。
小説にいたっては、もっと顕著になります。
とまあいろいろと言いましたが、
私は、がっつりガンガン話ほど、
入りはソフトにと思う主義です。
皆さまはどうですかね?
ことにこうゆう陰謀劇は、血なまぐさいので、
からっとさせないと読みづらくないかなといつも思ってます。