キャラクター紹介!
シエル……この小説の主人公で、自分の小説の世界の最強の存在。年齢は20代で、ニコラの2つ歳上。能力を継承させた存在は一般的に『この世の脅威を作り出す絶望の存在』とも『世界の本質を見つめ、世界を大多数の人が考えるあるべき姿に変えてくれる希望の使者』とも呼ばれているが、彼にとってはどうでもいいことである。
ニコラ……ニコニコ笑顔と6色レインボーの帽子、1本の黄色いアホ毛が特徴的なヒロイン。シエルとは既に結婚しているためシエルの妻であるが、二人とも子供を作る気はない。現人神ではないが『人を幸せにする/不幸にさせる能力』を持っていて、本気を出せば世界を滅ぼすこともできる(小説開始時では使ったことは1度しかない)。一度自殺していて、同じ世界で転生した(後ほど)。
『真実の異形』……シエルに能力を与えた存在。かつては人のドッペルゲンガーになって存在を奪い人の姿や能力を使う力を持っていたが、十数年前にある女子高生とそのドッペルゲンガーに倒された。倒された後、存在ごと消える直前に寂しそうにしていた昔のシエルに出会い、『この力は大切な人を守って、善のために使ってほしい』とシエルに頼んで消滅した。回想のみ登場。