出会い1.
ふう
白の世界に色つけ
出会い1.
ロウが吠えているものを確認しようと
森の手前の木々をくぐる
ロウが吠えていたのは人だった。
月光のような銀の髪の男の人だ。
それも顔が整いすぎてる。。
その人は気を失っていた。
何でこんなところに。
それにここは、、
もしかしたら私と同じ違う世界の人か?
どうする。。
しかしこのまま、ここにいたら風邪をひいてしまうかもしれない
私も居候の身、連れて帰ってしまって迷惑をかけてしまうのはしのびない。。
だからといってほおっておけないし
困った。。
まずは起こさないと。。
「すみません。おーい。おきて。」
・・・・
起きない。
え、生きてるよね?
死んでるとかないよね?
やめてよ。まじ、ほんと。。
え、え、どうしよう。。。
「うぅ。。」
「すみません!大丈夫ですか?!」
生きてる!!
生きてることにほっとして声をかけ続ける。
ロウがその人にすり寄り揺する。
「う、ううぅ。」
ズルと動く動いた跡に赤い液体みたいのが木についてた。
「え!血!?」
怪我してる!!!
やばい!気を失ってるだけじゃなかった!
早く連れて帰らないと!!!
急ぎ担ぎ町に戻る。
クッソ重い。。
「ユズさん!!人が!人が怪我して倒れていたんです!助けてください!!」
家の前で扉をたたく
正直もう足がガクガクでやばい
あぁ