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俺の愛した異世界で  作者: 八乃木 忍
第七章『始まり』
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吸血鬼は笑う・前編

 依頼完了から数日。リラ、ニーナ、クロエの三人も落ち着き、カレン達とも馴染めていた。

 コミュニケーション能力の高さに驚くばかりだ。

 昼下がり、溜まった依頼を完遂させようと、優先順位付けをしている最中、ワイングラスを指で弾くような音が脳に響いた。

 何事かと思い、辺りを見回すが、掃除中のノエルも、雑談を交わすリラ達も、音に気づいていない様子だ。


此方こなたじゃ』


 と、懐かしい声が脳に直接届いた。


「お前、直接脳内に……!」

『もっと他に言うことがないのか? 数年ぶりに此方の声を聞いたというのに』

「すみません。で、どちら様ですか?」

『お主、本気で言っているのなら、家もろとも破壊するぞ』

「嘘ですごめんなさい許してくださいヴィオラ様!」

『うむ、此方は寛大だからな。許そう』


 寛大なら『家もろとも破壊する』なんて事言わないだろ。

 という突っ込みは飲み込んで、庭へと逃げ込んだ。独り言だと思われても嫌だしな。


「んで、何のようだ?」

『お主、家族がおるじゃろ?』

「何で知ってる――は愚問か。まぁ、いるけど。それがどうかしたのか?」

『家族の身を按じるなら、一つの場所にとどまるのは危険じゃ』

「……それは、教会に関係している事か?」

『……どこまで知っておる』


 途端に、ヴィオラの声が重たくなった。

 挑発的な笑みが消えるのが、容易に想像できる。


「実を言うと、何も知らない。ただ、教会が俺に何かをしようってのは分かる。それも、直接的じゃなく、間接的に」

『そうか。まだ、触り程度なのじゃな』

「って事は、ヴィオラは色々知ってるんだな」

『知っておるが、教えられぬ』

「はぁ……ったく、どいつもこいつも隠し事してよぉ。流石のシャルルさんも心労溜まるっての」

『なら、少し此方が負担してやろう。待っておれ』


 そう言い残して、ピアスにしている通話魔石から魔力が途切れ、ヴィオラとの通話が終了した。

 待っておれ、って……来るってこと、だよな?

 久しぶりに会うと思うと、なんだか緊張してきた。


 ため息をつきながら、家の中に入り、作業に戻る。

 最近依頼の量が増えて、忙しい。討伐や殺害依頼なら簡単なのだが、ペット探しや人探しは疲れる。

 その疲れを代わりに請け負うのが俺らの仕事なのだが、なんせ俺の組織で働けるのは、俺だけだ。

 リラ達を勧誘するという手段もあるが、彼女らにも目的ってのがあるらしいし。


 そういえば、ヴィオラは『一つの場所に留まるのは危険だ』と言っていたな。

 それはつまり、この家を去れって事だろうか。カレンとサラを連れて、どこかへ逃げろと。

 う~ん……まぁ、カレンにもサラにも『能力』があるから、襲撃に対しては問題ない。

 だが、野宿や長旅を嫌がらないかが心配だ。馬車の居心地が良い物とは言い難いし。


「――ご主人様」

「ん? 何だ?」

「――お疲れの様子です。少し休憩なされては」

「いや、問題ない」


 うん、仕事のし過ぎで疲れるのには慣れているからな。

 って、あの頃の事を思い出すと、ヘコんできた。

 あの会社、まだ働いてる奴いるのかな。過労死問題で潰れてたりして。


「――甘いものでもお持ちいたしましょうか?」

「……お願いするよ」


 ノエルは礼儀正しく一礼して、二階へと上がっていった。

 折角気遣ってくれたのだ。無下にするわけにもいかない。


「――どうぞ」

「早ッ!」


 書類を置いて、肩を鳴らしている間にノエルが戻ってきていた。

 仕事の早さは随一。使用人コンテストなるものがあれば、ノエルは一位を取れる事間違いなしだ。

 ノエルが持ってきてくれたのは、カレンの作った大学芋。

 ありきたりな表現になるが、外はカリッと、中はふわりとしている。

 やっぱり、カレンの作るお菓子は美味い。どの店に出ている物よりも美味しく感じる。


「シャルル、そろそろ私と勝負してくれ」


 大学芋を頬張る俺の横にぬるりと現れたリラが、期待に満ちた表情をしながら言った。

 焦らしに焦らしてきた事だし、そろそろ相手をしてやらないと、拗ねられるかもしれない。


「今日の夕方でいいか?」

「ああ、もちろんだ。それにしても、やっと相手をしてくれる気になったか」

「うん、まぁ、焦らしプレイといってだな」

「ぷれい? なんだ、それは」

「何でもない。そんな事より、準備運動を済ませた方がいいんじゃないか?」

「そうだな、分かった」


 この世界には英語が存在しないので、リラの疑問は尤もである。

 だが、俺の世界の言葉を教えて、何か悪影響を与えるかもしれない。

 口が滑ってしまった俺に非があるが、何とかごまかせた。




 そんなわけで夕方。書類をまとめた俺は、リラを引き連れ庭へ向かった。

 四肢を伸ばして軽い準備運動を済ませ、リラと対面した。


「分かっているとは思うが、『瞬速』を除いた魔術の使用は禁止だ。それ以外は自由でいこう」

「あいよー」


 体術のみを使った戦い。魔術さえ使わなければ、腕を折るも、脚を折るも自由って事だ。

 リラが右足を後ろに下げ、構えを取る。対する俺が棒立ちになっているせいで、リラが怪訝そうな顔をする。


「……どうした、構えないのか?」

「必要ない」

「そうか。後悔するなよ」


 それを一切りに、会話が途切れる。観戦者はニーナ、クロエ、ノエルの三人。

 カレンとサラは夕飯作りでもしているのだろう。

 今日の夕食はなんだろうか、と気抜けた疑問に思考を巡らせていた時、リラが一瞬にして視界から消える。


 すぐさま地面の影に目を向ける。リラは上空から先手を取ろうとしているようだ。

 ゆらりと躱し、リラが地面に拳を付けた瞬間、リラがその場から消える。

 気がつけば背後。リラの槍のような肘が空気を貫いた。俺はまがい物のまがい物の『瞬速』でそれを躱し、リラの側面に周りこむ。

 右腕を振りぬくが、リラは影のように消え、俺の懐に飛び込んできた。リラの右ストレートを、左手を犠牲にし受け止め、右手で手首を掴んで引き寄せる。

 そのまま右腕を折り肘打ちを狙うが、リラは弓のように体を反らし、俺の肘を押さえて膝を叩きつけようとしてきた。

 俺はすぐさまリラの手首を手放し、一歩後退して膝蹴りを躱す。しゃがみ込んで、体を支える一本の脚を掬おうと、足払いをするが、完全にタイミングの読まれた後転で躱された。


 リラの動きは昔に比べてかなり早くなっている。なのに、目で追えているし、反応できているのは、俺が人間の域を出てしまったという事なのだろうか。

 いやいや、それは考えすぎか。エヴラールでも、このぐらいなら躱せるはずだろう。


「よそ見をする、なッ!」


 リラの一声で、思考が遮られる。迫ってきた拳を瞬速で回避するも、本物の瞬速によって、すぐに背後を取られる。

 それで決めるつもりだったのだろう。強力な一撃は空気を切り裂き、地面を砕いた。


「お、俺の庭ァ!」

「按ずるべきはそこじゃないだろう」


 これでは埒が明かないだけでなく、俺の庭が崩壊しかねない。

 こうなれば――奥の手を使うしか無いだろう。


「ククク……俺の本気を見せてやる」

「今まで手抜きだったとでも?」

「ククク……すぐに思い知るさ」


 瞬速を連続使用、背後に側面に目の前に、右へ左へ現れては消える。リラは集中しすぎて、隙がほとんどない。

 だが、そこが仇となる。目の前に移動し、手を叩く。敏感になったリラは当然目の前に意識を向け、攻撃かと勘違いした。そこで背後に移動し、後ろから――胸を揉んだ。


「えっ?」


 何が起きたのか分からないといったご様子のリラさん。そこに追加攻撃をすべく、胸を更に数度揉む。これはおそらく……Cカップ。成長途中なので、まだ大きくなる可能性もあるだろう。

 ふと、犬耳が視界に入る。俺は百人一首のプロごとき素早さで耳に手を伸ばした。――柔らかい。そして、滑らかだ。

 毛の向きにそって撫でても、逆に撫でても、あまり抵抗感を感じない。右手は胸に、左手は耳に。傍から見た俺は犯罪者だ。


「や、めろっ……!」

「降参したら止めるよ」

「くっ、だれ、が……こうさんっ、ふわぁっあぁ……!」

「ククク。何だ、感じているのか?」

「ちがっ――! んぅっ……」

「体は正直だな……もうこんなに……」

「あぁ……!」


 人生で一度は言ってみたいセリフ、言わせたいセリフ。今、ここで二つ、実践できました。後で『異世界でやりたい事リスト』に完了したというチェックを入れておこう。


「ほら、言ってごらん。こうさんです、って」

「こ、こうさんっ、する……」

「よろしい」


 リラの体から手を離すと、その場にへたり込んでしまった。冷たい視線を感じ、観客たちにおそるおそる目を向ける。

 ニーナとクロエと目があった。が、クロエはすぐにそっぽを向いた。見なかったことにしよう。そんな心の声が聞こえた様な気がする。

 ニーナは何とも思わなかったのか、俺と目があったまま、何も行動を起こさない。しばらくして、猫らしく小首を傾げられた。


「……な、何ですか」

「私には……?」

「意味わかんねぇよ!」

「私の耳も……気持ちいい……。多分……」

「多分って、そこは自信を持とうよ」


 相変わらずマイペースなニーナ。油断すると、相手に持って行かれそうな気さえしてくる。

 頭を掻きながらリラに手を差し伸ばすと、普通に手をとってくれた――なんて事はなく。


「いででででででで!」

「仕返しだっ! シャルルの馬鹿っ! このまま潰してやるッ!」

「あぁあっ、ごめんなさい! 痛い、痛い! 快感と痛みって不釣りあ――」

「何が快感だ! そんなの知らないっ! 知らない!」

「あっ」


 リラが言葉の最後に更に力を込めた瞬間――ボキリ。そんな音がした。




 ――――――




「当たり、まえ……」


 寝る前、一連の出来事をカレンに話したら、当たり前だと言われた。

 うん、まぁ、そうだろうな。あれは犯罪的行為だった。俺の奥の手は、封印する事にしよう。今度は全身骨折するかもしれない。


「でも……珍しい、ね……」

「ん、何が?」

「シャルが、手を出すの……」


 実を言うと、そうでもない。クロエの胸も触ったことがあるし、アメリーやマイヤ、ヴェラの胸も揉んだ事がある。

 俺ってやっぱり、モラルに欠けてるんだな。改めてそう実感した。


「あぁ、リラ、すんげぇ怒ってたなぁ」

「うん……目も、合わせなかった……」

「明日ちゃんと謝らないとなぁ」


 謝って許してもらえる事ではないのだが……少ない希望に賭けてみよう。

 つか、こんな事するぐらいだったら、最初からやらなければ良かった。

 ……にしても、変な感じだった。胸を触って、耳を触って、喘ぎ声を聞いた時、心の奥から何かが湧き出る様な感じがした。


『ずっとこうしていたい』『ずっと聞いていたい』とさえ思ったし、あわよくばあのまま襲ってやろうなんて考えが一瞬過った。

 それは絶対にダメだ。俺が誰かとそういう関係を持つなんてのは、絶対にあっちゃいけない。

 というのが、俺の持っていた決意だったはず。

 なのに、あの感情が、欲望が湧きでたのは、何故だったのだろう。

 自分の本性の現れだと思うと、自分を殺したくなる。

 よくわからないが、最近苛々も良く溜まるようになっているし、明らかに体が変だ。


「シャル、どうしたの……?」

「何でもない。ほれ、もう寝るぞ」

「うん……」


 その日は考える事を止め、頭を真っ白にして眠りについた。




 翌朝、走り込みをしようと玄関へ向かった時、扉がノックされた。

 覗き穴を確認すると、そこには誰も立っていない。

 剣に手をかけ、扉を開けると、上から何かが降ってきた。


「――なんだ、ヴィオラか」


 俺の目の前に降り立ち、挑発的な笑みを浮かべていたのは、数年前に俺を拉致してくれよった吸血鬼だ。

 糸のような金色の髪と、血を連想させる真っ赤な鋭い瞳。

 真っ白な肌は手触りが良さそうで、千年以上も生きた者とは思えない若々しさだ。

 見た目年齢は十代後半だというのに、服装は黒のゴスロリ。

 千年以上のオバサンが着るものではないが、金髪との相性が良い。


「うっすい反応じゃの。もっと無いのか?」

「すみませんね、つまらない男なもんで」

「自覚があったのか」

「うん、まぁな。って、こんな話はさておき、とりあえず入ってどうぞ」

「邪魔する」


 ヴィオラを中へ入れ、客間へと通す。ヴィオラはノエルを見つけるやいなや、体中ベタベタと触り始めた。


「流石はジノヴィオスじゃの」

「ん、魔王と知り合いだったのか?」

「それなりの長い付き合いじゃよ」

「ふぅん。世界ってのは、意外と狭いもんだな」

「誰もがお主に集まるだけじゃ」

「ん? 何で?」

「何でもない。それよりも、この人形を愛用しているようじゃの?」

「ちゃんとノエルって名前がある。人形って呼ぶなよな」

「これは失敬、主様」


 皮肉をこめた言葉に若干の苛立ちを覚えつつも、腰を下ろすように促した。

 ヴィオラの手から解放されたノエルは、早速茶をいれはじめる。相変わらずの無表情で。


「ほいで、俺の心労を負担するって話だったか?」

「そうじゃったの」

「つまりどういう事だってばよ?」

「こうするんじゃよ」


 ヴィオラは俺の座る長椅子に、俺の上に乗るようにして膝立ちになった。

 見下ろされる形になったので、自然と顎が上がる。


「いい男になったの」

「そりゃどうも。ヴィオラさんも相変わらずの美人さんで」

「なんじゃ、口説いておるのか?」

「口説き落とされる程軽い人じゃないだろ」

「分かっておるではないか」


 軽口を叩きながら、ヴィオラが静かに顔を動かした直後、俺の首筋にチクリとした痛みが走る。

 何かが流れ出るような、抜けていくような感覚。それが何故だか気持ちよかった。


「シャル……?」


 呼び掛けられたので、声のした方に視線を動かすと、カレンとサラ、そして三人衆は俺が吸血される光景を見ていた。


「か、れん――」

ひゃへうあ(しゃべるな)

「……」


 体が、頭が、快感を与える人物をしっかりと認識しているのか、素直に言う事を聞いてしまう。

 気持ちよさが増すに連れ、意識が遠のいていく。

 瞼が閉じかけた瞬間、首筋から針を抜かれた様な感覚で一気に目が覚める。

 俺を見下ろすヴィオラの口端からは、透明な糸が引かれていた。艶めかしく煌めいて、いやらしく見える。


「美味かったぞ」

「お、おう……」

「なんじゃ、だらしないのう」

「んな事言われても……」


 ヴィオラは俺の上からおりると、対面した長椅子に腰を掛けた。

 カレン達のいた方に目を向けると、そこには誰一人残っていなかった。


「あぁ、なんか、楽になった気がする」

「それはよかった」


 背負っていた岩を取り払われた気分。今ならどんな仕事もこなせそうな気がする。

 これで、溜まった書類もすぐに消え行くだろう。


「飯食ってくか?」

「良いのか?」

「うちの家族が了承すれば……」

「相変わらず正直じゃのう。じゃが、朝食はもう既にとった」

「そうか。俺はこれから食ってくるけど、ヴィオラはどうする?」

「ここで寝る」

「分かった」


 朝には弱い吸血鬼のヴィオラ。だというのに、わざわざ来てくれたのだ。好きな様にさせよう。

 まあ、元より、俺にヴィオラをどうこう出来るだけの力はないのだが。

 欠伸をしながら長椅子に寝転がったヴィオラを尻目に、二階へと上がる。

 俺の姿を見つけたカレンが、すぐさま駆け寄ってきた。心なしか寂しそうな顔だ。


「おはよ……って、どうしたカレン」

「金髪の人、誰……? 恋人……?」

「えっ、なんでそうなる」

「みたい、だった……から……。抱き合って……なにか、してた……」

「あー、んー、まぁ、説明は飯を食いながらにでも」


 苦い表情をするカレンを引いて、席に座らせる。

 リラは昨日から調子を変えず、ニーナはゆとりのある雰囲気で、クロエは凄いものを見た中学生の様に気恥ずかしそうに頬を掻いていた。

 サラはカレンを心配しているが、ノエルは変わらず無表情だった。


 とりあえず、朝飯を食べながら、ヴィオラが吸血鬼である事を説明し、俺の血を吸いに来た事を教えた。

 心労云々に関しては、伏せてある。カレン達に気遣わせても、こちらの気が引ける。

 カレンが事情を理解し、ほっとした様な表情をした事で、誤解は解けて一件落着。そうなるはずだったのだが……


「シャルル様、お久しぶりです」


 ヴィオラのメイド、マイヤ――お母さんっぽい人の登場によって、カレンの目尻には涙がにじみ出るのであった。

正直言って、地盤固めに時間かけすぎって感じしますわ。

力を手に入れる過程をすっ飛ばせるチート設定の便利さを思い知った。


んで、ここが悩みどころですね。

座するか、可愛い子に旅をさせるかの二択。

どっちも書きたい自分は、頭を抱えるばかりでございます。


話は変わり、『シャルルさんの異世界でやりたい事リスト』って書いた方がいいですかね?

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