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斜め下都市伝説

呪いのビデオ?

作者: 真川塁

勢いで書いたので、大分粗いです。



「あの」ビデオを見てから一週間が経った。

あの日から僕はある種の違和感を抱えている。



誰かに見られているような気がする。



それだけでなく、なんとなく僕の周りの空気が変わったような気がした。

陰鬱というものでもないが、なにか以前とは違うような。

見えない壁で遮られているのではないかと感じてしまうほどにいままでと明らかに違う。



特に家にいる時――とりわけテレビを見ている時にそれは感じられた。



視線。



心当たりは、「あの」ビデオしかない。

テレビ画面に一瞬だけ映った女の影。

見間違えかとも思ったが……やはりアレは貞子だったのではないか?

そう考えると全身の鳥肌が立ち、額には汗が浮かんでいた。



貼りついた汗と不安を洗面所で流す。

そして、顔を上げた先にある鏡を見て僕は声を無くす。



鏡にはハッキリと貞子が映っていた。

鏡の中の貞子が一歩、また一歩と僕に近づいてくる。

僕は恐怖で逃げ出すどころか後ろを向くことすら出来ない。



そして、銅像のように固まった僕に息がかかる距離まで近づいた彼女は言った。



「アンタ、この間えっちなビデオ見てたでしょ?」




ギャァァアアアアアアアアアア、やっぱり貞子(母)に見られてたぁぁああああああ!!!!!!!




忘れもしない中学2年の夏である。



みんな、AVは家族がいないことを確認して、部屋を明るくしてテレビから離れて見るんだゾ☆

いたらない点、多々あると思います。

アドバイス、感想ありましたらよろしくお願いします。

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― 新着の感想 ―
[一言]  拝読しました。面白かったです。恐怖心を煽る文章が続くのでスリラーやホラー作品だと思ってました。しかし予想外のオチに噴いてしまいました。AVを見ている所を親に見つかると気まずいですよね。楽し…
[一言] ホラーかと思いきやコメディでしたか。 前半の描写でホラーかとすっかり騙されました。母に見つかることは、ある意味ホラーですね(笑) おもしろかったです。
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