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どこか貴方は心から私を愛していない気がする、心の距離を感じるのは私だけなの?

作者: 七瀬





“どこか貴方は心から私を愛していない気がする、心の距離を感じる

のは私だけなの?”




私はずっと好きだった男性ひととやっと付き合える事になったのだけど?

どこか彼は私の事が本当に好きなのか気になって仕方がない。

私はずっと彼の事が好きだったから、彼と付き合えるとなった時、嬉しくて

自分の部屋で大声を出し、大喜びした事をまだ今も鮮明に憶えている!

ただ彼はそうじゃないんだと思う。

私に全く興味がないところから私と付き合ってくれたのだ。

理由は今も分からないのだけど? 彼が私と付き合ってもいいと彼と共通の

友達から聞いて、私は彼と付き合いはじめる。

彼の目はいつも私を見つめてくれるけど、、、?

どこか目が冷たく、冷めた感じがして私はならないでいた。




『あのね? 今度の日曜日、一緒に美術館に絵でも見に行かない?』

『ああ~それ凄くいいんだけど? その日はチョット用事があって、』

『・・・そ、そうなんだ、分かった、』

『また誘ってくれる?』

『ううん! じゃあ、また誘うね。』

『うん。』




・・・たまにこうやって、彼からデートを断られる事があった。

私は心配でならない!

彼が他の女性ひとと隠れて会っているじゃないのかと疑っているからだ。

私に隠れて、他の女性と会っていたら本当はどうしようとも考えてしまう。

私が一方的に好き過ぎる結果! 彼を疑うようになってしまった。

彼がそれほど私の事を好きじゃない事なんか分かっていたのに。

少しは私に目を向けて欲しいと強く願いようになっていた!

悲しいけど? 私は彼が好き! 彼じゃなきゃダメなの!

“他の男性ひとなんて考えられない! 

私を見て! 私だけを見て! 他の女性なんか見ないでよ!




・・・何度も何度も私は頭の中でそう思い続けている。

彼には自分だけを見てほしい!

私と同じだけ好きな気持ちを持ってくれなくてもいい、

でもせめて! ほんの少しだけ私の事を考える時間を作ってほしいだけ。



『“あのさ? 今度の日曜日、一緒にご飯でも食べに行かないか?”』

『えぇ!?』

『“初めて俺と出会ってくれた記念日だし、お祝いしたいなって。”』

『うん! 行く!』

『じゃあ、また連絡するよ。』

『うん!』






彼は本当に優しい。

私と彼が初めて出会った日の事を彼は憶えてくれていたのだ!

それを、“記念日”にする彼が好き!

この先も、些細な事でもずっとふたりで記念日を祝っていけたら

私は幸せ者なんだと思う!

“彼と一緒ならどんな事でも乗り越えていけそうな気がするし。”

私の彼への気持ちはこの先も絶対に変らないと誓えるから。



最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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