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新・信長記  作者: 一司
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安土と相棒そしてこれから

目の前に広がっている風景は、戦国時代そのものであった。俺は今、安土の天守閣にいる。その天守閣から見えるのは琵琶湖・・・・・・多くの木々。

城下から民の賑わいを感じる。


「ここが戦国、数々の英雄が生まれた時代か」


そう呟くと、後ろに何者かの気配がした。


「何者だ!」

「あなたは・・・・・・信長?いえ翼?」

「なぜその名前を知っている」

「私は神からの使い、この時代にいる翼の孤独を癒すため、すべてのサポートをするために来ました。これからはずっとそばに居させてもらいます。神の操作で私はあなたの側近となっていますのでなんら問題ありません」

「ではお前の名を聞かせてもらおう」

「私は・・・・・・」

「な・・・・・・わかった。でもここの時代の名を俺がつけよう。お前は(ふう)だ。二人きりのとき以外は信長様と呼んでくれ」

「もちろんです。信長様?」


風は微笑みながら言った。


「では今の西暦はわかるか?風」

「はい、今は1576年です」

「本能寺の変まであと6年か・・・・・・6年の間にどれくらい力をつけるか、だな」

「そうですね」

「まずは俺の中で精鋭部隊をつくろうと思う。この時代の人間をリストアップできるか?」

「もちろんです」


風の手に光が灯るとごつい本が何冊も出てきたようだ。その一冊を手に取り、速読をした。


「見やすいな。性格、出自、能力がグラフ化されている。頼もしいな。ここから100人の精鋭を今晩中にリストアップし、一週間以内に雇い、家臣に発表する。次に重臣を急いで呼び出し話をする」

「では通達して来ます」


風は急ぎ足で天守閣から降りていった。


「翼、どうだそっちの時代は」

「おもしろいぞ信長ワクワクしてきた」

「俺もこっちの時代で楽しんでいる。」

「わかっているさ、どこの部隊にも負けない精鋭を作るさ」


「まずは・・・・・・俺も鍛えなくてはな、兵器の図、現在の勢力図などを纏めれる部屋を作るか。もちろん俺と風以外の出入りは禁止だがな」


下の階から大人数の足音がする。そして、一番最初に上ってきた柴田勝家が言葉を口にする。


「信長様、お呼びでしょうか」

「勝家か、今すぐ上杉、武田と停戦する」

「無理にござます」

「いや俺が直接行く」

「大変危険です!」

「俺が行かなければそれこそ織田の危機、ただし風は連れて行くぞ」

「信長様がそこまで言うのであればもう何もいいませぬ」

「停戦が終わったら九州を完全降伏させるその準備を整えていろ秀吉、光秀、家康殿には話がある、他は下がれ」

「はっ!」

「なんでしょうか信長殿」

「貴殿や光秀、秀吉には力を合わせ、今後とも俺についてきて欲しい」

「もちろんでございます」

三人は平伏し、忠誠を誓った。




なんというかしょぼい・・・・・・更新できたからよしとするかな><

いちお本能寺の変は回避しましたが・・・・・・です、これ以上言うとネタバレになるので控えさせていただきますm(__)m

完結までのおおまかな道のりは決まっているのですが、その間がむずかしくて。

あとがきは愚痴を言うところじゃないですねすいません。

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