陣内流重々武闘伝 真島クンすっとばす!!
こちらはリアル路線。
にわのまこと先生のリアル路線、格闘漫画。全15巻。
陣内流柔術をあやつる少年、真島 零が最強の格闘家を目指します。
「モモタロウ」の終盤、クライマックスにあたるアース・クラッシュ・トーナメントとは逆に、本作では光臨館の空手トーナメントがストーリー序盤にひらかれました。
これは、作品としての開催位置だけでなく、いろんな意味で逆の大会なんですよ。
「モモタロウ」では、これまで登場したキャラ、オールスターのお祭りでしたが、逆に「真島」ではまだキャラが出揃っておらず。この大会を通じてライバルと出逢い、のちの友を得るのです。
さらに言えば、アース・クラッシュでは脇キャラの試合まで、本戦はすべて描きましたけれど、空手トーナメントは試合数の違いはあるから全試合に触れるわけにもいかないものの、他のキャラの試合は数えるほどしか描かれてはおりません。トーナメントというかたちはとっているものの、展開としては真島クンの対戦相手はすでに決まっていて、彼がくりひろげる勝ち抜き戦にも近いのです。
そして、アース・クラッシュでは、ラスボスのシュテンドルフへと、仲間がつぎつぎと挑戦するという形式であるため。これを裏返せば、主人公を最後のチャレンジャーとした、ラスボスによる勝ち抜き戦という構造にもなり、ふたつの大会はまさに裏返しのようなことがわかります。
ふたつの大会。両方とも、ものすごく面白いのですが、それでもアース・クラッシュに軍配をあげてしまうのは。
シュテンドルフというラスボスの勝ち抜き戦(あるいはラスボスへの挑戦)という面以外に、モモタロウをはじめとする日本勢と鬼たちとの対抗戦という側面があるからです。
ドラゴンボールでゆうとね。
3回の天下一武道会はそれぞれ
・ジャッキー・チュンがラスボス
・亀仙流と鶴仙流の対抗戦
・マジュニア(ピッコロ)がラスボス
なんですけど、各大会にひとつずつのコンセプトであろうところを、アース・クラッシュはひとつの大会で、ラスボスと対抗戦のふたつの構図が見られるところが最大の魅力なわけ。
とまあ、モモタロウびいきの私ですが。
真島クンも魅力的なキャラ多くて好きですよ。
ステラが可愛い♡
内藤や月形もお気に入り。
碇 章吾はシュテンドルフにけっしてひけをとらない、圧倒的な強さを見せてくれました。
やっぱり、技がかっこいいよね。




