54/60
獣神演武
中国史、よくわかんなくても大丈夫です。
荒川 弘先生の全5巻。原案:黄金周先生、シナリオ:社綾先生、と原作つき。
中国を舞台に、北斗七星の星々を宿命にもつ者たちの、宿命——あるいはそれに縛られることのない「生」が描かれています。
なんてことを書くと、「里見八犬伝」を連想されるかたもおられるかと。
「里見八犬伝」モチーフの作品って、魅かれるんですけど、なんか打ち切り/未完率が高い気がしまして(汗)
でも、ご安心を。ちゃんとこちらは完結作品(打ち切りのための終盤ハイペースもなく)ですので。壮大な歴史浪漫を存分に楽しめました。
とても面白かったんですが、ヒロインが主人公岱燈の妹、頼羅とゆうことで。同じ荒川先生作品の「黄泉のツガイ」のヒロイン、こちらも主人公のユルの妹、アサちゃんがあまりに可愛いくて♡
頼羅がピンチでも、アサちゃんのときほど、やきもきはしなかったかも。
……ごめんね、頼羅。
ヒロインが好みかってだいじ(笑)




