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第1話

「ごめん、私達別れよ?」

あの日私が言った言葉は10年経った今でも後悔と共に残っていた

「あれから10年か、アイツはどうしてんのかな」

私にとって最初で最後の彼氏

一方的に振って、その結果結婚どころか彼氏もできずに30手前まで来てしまった

「ああ、今日ってクリスマスだっけ」

街を見てそんな事を思い出した、それがいけなかった


(あれ?なんで空なんか見上げてんだろ?)

いつも下ばかり向いて歩いてる私にとって久しぶりに見上げた空は、今にも私達を呑み込んでしまいそうなほど深い闇に包まれていた

(そういえばトラックにぶつかったんだった)

寒い、痛い、辛い、苦しい

(なんで私ばっかりこんな目に…)

(いや、あの時の罰が当たったのかな)

私の頭に思い浮かんだのはあの時の思い出

後悔に溢れた10年前の思い出

(もし生まれ変われるなら今度こそ幸せになりたいな)

そんな、ありもしない事を思っていた


「―――――」

なんだ?よく聞こえない

(すいません、もう一度言って貰えますか?)

声が出ない?夢でも見てるのか?

「ШЙЪбзЧ」

(何だこの言語?)

私に聞こえてきた言葉は聞いた事が無い言語だった

(あの状況で海外の民家に行き着く事なんて無いだろうし夢や妄想にしてもリアルすぎる)

慣れない状況でも意外と冷静でいられた

それでもこの状況で行き着く答えは[生まれ変わり]と言う有り得ない物だった


1週間が経った

この状況が続いているのだから本当に生まれ変わったんだろう

(はぁ、何なんだこれ)

そんな中、私はとんでもない光景を目にしていた

(何で私にこんなものが?)

そこには前世では見たこともなかった物が付いていた

(私、もしかして男?)

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