火◾️探索
【火焔】
「・・・はぁ・・・はぁ」
動かなくなりそうな体を必死に動かし
やっと家まで上がって来れた
・・・が
【火焔】
「・・・お腹・・・空いた」
朝ごはんをあまり食べなかったせいか空腹で倒れてしまいそうだ
・・・疲れのせいもあるだろうけど
【火焔】
「・・・死んじゃう」
・・・僕は本当に限界だった
・・・このままでは意識が飛びそうだ
・・・早くなにか食べて体力を回復しないと
壁伝いに歩きながらリビングへと辿りついた
【火焔】
「・・・・・・あれ?」
が、そこには僕の予想に反して
僕が残しておいたご飯がそのまま残っていた
【火焔】
「・・・どうして、食べなかったんだろう?」
せっかく、あの子の為に残して置いたのに
・・・今日はお腹が空いて無かったのだろうか?
【火焔】
「・・・・・・・」
でも・・・正直助かった
【火焔】
「っいただきます!!」
もう何も考える余裕すらない僕は
ただ、空腹を満たすため一気に食べ始めた
・
・
・
【火焔】
「・・・ふぅ」
食事を終えると驚く程に幸福感でいっぱいになった
・・・ご飯が食べれるって幸せだなぁ
【火焔】
「・・・?」
その時、誰もいないはずの廊下に物音が聞こえた気がした
【火焔】
「・・・あの子かな?」
そう思い、慌てて廊下を覗いてみた
・・・けど、廊下には誰の姿もない
【火焔】
「・・・・・・・・・」
どうせする事ないし
少しあの子を探してみようと思って廊下を歩き始めた
・
・
・
【火焔】
「・・・・・・・・・」
・
・
・
【火焔】
「・・・・・・・・・」
・
・
・
【火焔】
「・・・・・いないなぁ」
色々歩き回ったけど
あの子の姿はない
・・・やっぱり、どこかの部屋にいるのだろうか?
【火焔】
「・・・・・?」
と、思った時一つの扉が少し開いているのに気がついた
・・・あの扉は
・・・外に繋がる階段の扉だ
・・・もしかして、僕が閉め忘れたのだろうか?
【火焔】
「・・・・・・・」
中を覗いてみるが誰の姿も見えない
・・・やっぱり、僕の閉め忘れかな?
【火焔】
「・・・・・・・」
そう思ったけど
【火焔】
「・・・・・・・聞こえる」
かすかだけど誰かの足音が聞こえる
音から考えて・・・降りている音だと思う
もしかして、あの子が何処かに出かけているのだろうか?
【火焔】
「・・・・・・・よし!」
思い切って僕も下に降りてみる事にした
・
・
・
【火焔】
「・・・はぁ・・・はぁ」
全力で階段を駆け下りた僕の息は完全に上がっていた
・・・しかも、結局あの子に追いつけなかった
【火焔】
「・・・はぁ」
もう先に行ってしまって居ないだろうけど
一応、外に出て中庭を確認してみる事にした
【火焔】
「・・・・・・・」
やはり、そこには誰の姿もない
【火焔】
「・・・どうしようかな」
・・・でも、家に戻った所で別にする事もない
・・・どうせなら・・・探してみようか?
【火焔】
「うん!そーしよう!」
何となく冒険みたいで楽しくなってきて
ウキウキしながら街へと向かった




