表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/54

飛翔

儚い夢でさえ永遠のものにしている

黄色の花々が風と

スローワルツしている

今宵山々に(いこ)う鳥達も

いつか天国で

恋するのだろう


この風は

どこから来て

どこに帰っていくのだろう

あなたの声は

どこの命の故郷から

どの宇宙の片隅に

発声しているのだろう


この世界の中心のエネルギーでは

どんな歌が歌われているのだろう……


最近

戦争に加担する

愚かな人間も可愛らしく感じるのだよ

なんだか

前世の私みたいで

他人事ではないんだよ

馬鹿だよな

本当に馬鹿な人間だよな

人間って愚かだよな

人間って愚かなだけ

だよな

無能と無力の刀

胸に突き刺さる

詩っていうのは

されど詩っていうのは

現実を夢に変えるんだよ

事実なんて

そんな乱暴なものではないよ

やさしい真実の韻を踏むんだよ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ