大切なこと
天国の光を
地獄に持っていけることは
できるのであろうか?
オルフェウスのその歌声と
竪琴の音色は
地獄の存在達をも癒すことが
できたという……
蜘蛛の糸のカンダタは
自らの善業により与えられた
その天国の糸を
昇りきることがついには
できなかった。
魂やその境涯が急激に上昇するようなことは
無いのであろうか……
ウィリアムブレイクは
『天国と地獄の結婚』をテーマにしている……
(革命についてということも分かってはいるが……)
ダンテの『神曲』のなかで
天国だけではなく
わざわざ地獄や煉獄(次第に清められていき、ベアトリーチェと出逢う)から通過させることが
何故起きたのだろうか……
ヨハネの黙示録でも
地獄の描写のあとに
ようやく新天新地である
ニューエルサレムの到来という
輝かしいクライマックスとなる……
それらが
伝えていることは
私の考えとして
人は地獄に赴くとき
本当の天国を知るからであろう……
地獄は地獄ならではの
体験や恵みがあるのかもしれない……
わざわざ
地獄に往く必要は無いかも知れないが
地獄だと感じることがあるならば
それは
天国の光はもうすぐ
そばに来ていることを
暗に示しているのかもしれない……
また
何よりも
他人事ではなく
地獄で苦しむ存在に
寄り添うことができるようになれること……
これは
何ものにも代え難い大切なことかもしれない……
ちちんぷいぷい
痛いの痛いの飛んでいけ




