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嫉妬?

 陽斗まだかなー?


 私はそんなことを考えながら家で陽斗の帰りを待った。


 カチャッ


 ドアの開く音がして、陽斗が帰ってきたと思った私は急いで玄関に向かおうとした。


「お邪魔しまーす。」


 そう女性の声が聞こえた時は、幻聴かと思った。

 でも、玄関まで行くと女性が陽斗をおんぶしていて、その陽斗はぐったりしていた。


 その時の私は、少し嫉妬していたのかも知れない。


 そのおかげで少し冷静になれた私は、物音を立てないようにベットの方に戻った。


 私のことを追いかけるように女性がそーっと家の中に入ってくる。


 はやく出ていってよー。


 体温が少し高くなっているように感じながら、私はベットの方へ向かった。


 もう死んでるから体温なんてないんだけど。


 女性が陽斗をゆっくりベットの上に寝かせてすぐに帰った時はすごく安心した。


 これって陽斗を起こした方がいいのかな?


 女性が帰ったあと、私は幸せそうに寝る陽斗を見て思った。


 私が憑依して身体を洗ってあげようかと思ったけど、さすがにそれはダメだと思って、結局放っておく事にした。


□■□


次の日、俺は頭痛を覚えながら起きた。


 昨日、酒に弱いのに陽葵先輩に押し切られて酒の瓶を一気に飲んで……そっからの記憶が全くないや。


 ゆっくり辺りを見渡すと、ここが自分の家で、今自分のベットで寝ていることまで理解出来た。


 ……あれ?ゆうは?


 そう思った俺は、頭を抑えながらキッチンへ向かった。


 予想通りゆうは朝ごはんを作っていた。


「おはよう、ゆう。」


「昨日、ショートカットの女性が陽斗をベットの上に寝かせて帰ったよ。」


 少し冷たい口調でゆうはそう言った。


「俺、何か悪いことした?」


「なにもしてないよ。早く着替えたら?」


 そう言いながら黙々と飯を作り続けるゆう。


 なんでこんなに不機嫌なんだ?


 俺はそんなことを考えながら部屋に戻った。

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