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頭の上に数字が見えるようになったんだけど誰かコレが何か教えてください  作者: けだま@回復努力中


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FGOフェス先行外れました凹む。同行募集溢れてますね……一般に賭けますが去年みたいにうまくいくかな……。


さて、日常回です。バカップル度低め。

明けて翌日。

いつもより早くセットしてた目覚ましをバシっと止める。うあー、眠い。眠いけど今日は張り切ってるからね。さっさと着替えて顔を洗う。

ばしゃっと冷たい水で顔を洗ったら目が覚めた。歯も磨いたし、キッチンへ。

朝ごはんは後ででいいや。冷蔵庫を開けて食材をチョイス。作るもの粗方決まってるしそんなに悩むこともない。


とりあえずお米洗って炊飯器にセット。ぽちっとな。

玉ねぎはみじん切りにして、終わったら鶏ミンチを取り出して両方ボウルにばさっと。塩胡椒、チューブ生姜、片栗粉適量投入。よく混ぜる。

小さめに形成。チーズ入りとノーマル。ごま油を引いてあっためておいたフライパンに6個ほど並べて入れる。弱火でじっくり。

その間に卵焼き。かしゃかしゃとだし巻き卵の材料を混ぜ合わせたら、もう一個のコンロで焼く。鶏つくねを焦がさないようにそっちも様子見ながら手際よく。


くるくると卵焼きを巻いてたら母さんが起きてきた。

おはよー。今日はアンタが作るんだったわね、って忘れてたのかよ。もうちょっと寝ればよかった? 二度寝してもいいけど。起きれなくなりそうだからいい? わかる。

卵焼きをまな板に移動。油を引き直してアスパラとソーセージを爪楊枝で交互に刺したものを放り込む。

ん? ふふん、手際よくなったっしょ。その調子で今後も作ってくれたら母さん楽だわ? あー、うん……はい。たまには代わります。


卵焼きを切って各弁当箱に。バランどこやったっけ……ああ、あったあった。焼き物を適宜ひっくり返しながら、シリコンカップにポテトサラダを入れて、と。

あ、母さん、私もまだ朝ごはん食べてない。一緒にトースト焼いておいて。ピザトーストだと? 私もそれで。

弁当の仕上げにかかってたら父さんも起きてきた。父さんもピザトースト食べる? 母さん、1枚追加で。


鶏つくね完成。弁当箱に詰めて、タレは醤油とみりんと砂糖と……にんにくはやめとこ。煮詰めて水溶き片栗粉でトロミをつける。いい感じ。適当な大きさのラップで包んで輪ゴムで止める。こうやっとけば食べるときに爪楊枝刺したらタレかけられるから便利なんだよね。

ご飯を入れて梅干しどーん……よし。ってわけで完成。


ピザトースト焼けた? 食べる食べる。母さんも父さんも珈琲でいい?

朝ごはんタイム。

いつもより早い時間だけど気にしない。ピザトースト美味い。テレビをつける。ふむ、今日一日晴れだって。10パーセントなら降らないっしょ。

もしゃもしゃとニュース見ながら食べてたら妹も起きてきた。おはよう。お姉早くない、って私が弁当作るって昨日言ってただろ。聞いてない? あれ、そうだったか。


38の数字が浮いてるけど私は何も見ていない。


なんか機嫌よさそうな妹は放っておいて珈琲を飲む。父さん、もう出るの? 弁当そこにおいてるから。いってらっしゃい。

さて、私も準備。食器洗って、弁当箱ふたつランチバックに入れる。母さんと妹のも入れといてやるか。ふたりとも、ここ置いとくからな。

カバンと携帯持って……ちょっと早いけどバス余裕あるほうがいいしな。出るか。んじゃ、いってきまーす。


バス停。時間差で今頃若干眠い。

暫らく待ってると間中来襲。今日も弟送ってったの? お兄ちゃんしてるじゃん。遅刻減ったもんな、送り迎えやりだしてから。

あ、バス来た。相変わらず鮨詰め。ぐぅ……間中もうちょっと頑張れ、負けるな、差別じゃねえよ区別だよ。私の方が力あったら私が支えてるわ。

馬鹿話(いつもの会話)してたら到着。靴箱にて涼華の後ろ姿発見。

じゃあな、間中。何って涼華がいたから。羨ましそうに見られても知らん。ほら、お前には三谷がいるって、後ろに。いらない? 私もいらん。


間中を捨ておいて涼華に後ろから抱き着いてみた。



「おっはよー」

「きゃっ!?」


あ、すごい驚いてる。奏ちゃん!? って、うん。間違いなく奏だよ。涼華は今日も可愛いね。

耳まで真っ赤になった。ホント可愛いんだけど。慣れないね? 無理? 慣れるわけない? そうかな。まあ、反応が可愛いから私は気にしない。

堪能したので腕の中から解放して並んで歩く。歩きづらいしね、抱き着いたままだと。


「そうだ、弁当作ってきたよ」

「! ほんと!?」


きらきらきら。

一気に目を輝かせて嬉しそうにはにかむ彼女が天使すぎる。

楽しみ? 嬉しい? 涼華が喜んでくれると私も嬉しい。昼休み楽しみ? 私も。


笑い合ってたらなんか視線感じた気がしたので、ちらっと振り返ってみた。うん、間中たちだな。めっちゃ見てくる。こっち見んな。

涼華が可愛い? 何を当たり前のことを。可愛いに決まってんだろ馬鹿野郎。

因みに間中と視線で会話しただけで声には出していない。たぶんこんな感じのこと思ってるはず。間違ってても知らねえけど。


「奏ちゃん? どうかした?」

「ううん、なんでも。一時間目なんだっけ」

「数学だよ。今日は奏ちゃんの列からじゃなかったかな」


待って、嘘でしょ。今日何日…………ホントだわー……。私当たるわー……。えー……涼華、いえ、涼華先生。ノート見せてください。

丸写しはしないから! ただ、合ってるかどうかだけ教えて!


「もちろん、それならいいよ」

「よっし!! ありがとう!! マジ助かる!!」


ガッツポーズして教室イン。あ、おはよ、優子。今日数学お前も当たるよな。

この世の終わりみたいな顔されても。

アンタも当たるじゃんって? ふふん、私には涼華という強い味方がだな……。


「涼華ー!! あたし! あたしも!! 助けて!!」

「何!? どうしたの、優子」

「数学! 正直全然わかんない!!」

「涼ちゃんが数学教えてくれるの? わたしも混ぜてー」


増えた。

一時間目まであんま時間ないのにゼロからは無理じゃねえか、優子……。茜は出来てんじゃん。混ぜてほしいだけ? そうか、そりゃいくらでも混ざればいい。

ついでに優子をちょっと助けてやって。私? 私もギリギリだぞ?


ホームルームの時間ギリギリまでなぜか答え合わせ大会みたいになった。

そして気づいたら放課後勉強会することになってた。女子だけで。遠目に間中たちが羨ましそうにしてるけど目の錯覚だと思うんだ。



期末近いしな……。試験勉強期間今日からだし丁度いい。

赤点取ったらデートする時間もみんなと遊ぶ時間も減るし死んでも回避するわ。

総合評価が3000ポイントを超えていました。本当にありがとうございます。

引き続きよろしくお願い致します!

※茜、優子⇒初登場3話。プール回。おっぱいおっきい子とちっぱいを気にしてる子。

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