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勇者伝説  作者: 之木下
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ナイル様と



「ふっっっっざけんじゃねーわ!!」

「不山戯ているのは貴様だろう!!」

 訓練場での訓練では、当たり前だが、勇者の剣を抜く事は無い。

 あれは対魔族用であり、人には木刀か木の枝と変わらないくらいの殺傷能力しかない。最早ただの木刀だ。ならばそのまま訓練で使用しても問題は無さそうだが、『折ってしまうのが怖い』とか『一応国宝だから』というベクトルの違う心配から、あの剣を使うのは実践だけと、最初の訓練の頃から決まっていることだった。

 難点があるとすれば、訓練で使用する木刀は重く、勇者の剣は実際の重量に比べて、由乃が持つと酷く軽く感じるところ、だろうか。


 最初の怒号は由乃の物で、呼応するような怒号は、誰あろうナイルの物だ。

 基本的に、ナイルは相手を怒鳴るような人間では無い。厳しく淡々と指導をし、相手が逃げ出そうとも、それを怒鳴ることはしないのだ。発破をかけることはあるが、それはそれ。感情的に声を荒らげることはそうそう無い。

 それが、どうだ。由乃に対しては、子供の喧嘩のように怒鳴り合っているではないか。


「猫は短毛だ!!」

「長毛種に決まってんでしょうが!!」

……喧嘩内容まで、まるっきり子供の喧嘩のようであったが。


 その喧嘩の間も、当たり前だが、由乃とナイルの攻防は続く。

 けれど、いくら由乃が喧嘩慣れ――不意打ちからの逃走慣れ――しているからとは言え、『十二神将内武力だけで強い者ランキング』にて、昨年二位に輝いたナイルからしてみたら、子供の遊びも良い所であった。見込みは無くは無いのだろうが、由乃は持久力と、何より攻撃力に欠けた。小手先の器用さが勝り、細かくナイルを出し抜く事はあったが、十回中二回程度では、実践では死ぬしかない。

 さらに問題は、由乃が剣を扱わない喧嘩に慣れていたことだ。


 偶に、由乃は持っていた剣を放る。それはナイルの剣に弾かれたり、自棄になって投げ出したりと様々だ。

 が、実践で勇者の剣を投げ出されては、話にならないどころの問題では無い。

 由乃に託されてはいるが、勇者の剣はこのカルロディウス国の国宝。そこを考慮しての訓練での使用禁止としたのに、まさか実践で紛失したり、損害した暁には――敢えて言語化するならば、怒涛の如き怒り、失望、憎悪、絶望、嘲笑などの感情と、波乱に満ちた叱責と罵詈雑言を由乃が被ることなど、想像に難くない。

 先ずは剣を持って戦う事に慣れる――しかし、幼い頃より、生まれ持った四肢のみで喧嘩を繰り返してきた由乃である。癖というのは簡単に抜く事は出来ず、剣は剣として正しい使用はされず、まるで棒高跳びのように地面を突いて、それを軸に回し蹴りを見舞う始末だ。


 ナイルは由乃お得意の回し蹴りを発動されたが――最初こそ戸惑ったが、彼女との手合わせに慣れてしまえばそれまでである――冷静に足払いを剣、もとい木刀に仕掛け、彼女の重心を奪う。

 奇妙な悲鳴を上げながら、体勢を立て直す暇も無く落ちる由乃に、ナイルは慈悲も無く追撃の木刀を振りかざす。


 だが、由乃もタダでは終わらない。

 空中で木刀の持ち方を整えると、上手く腕で着地の衝撃を殺しつつ、瞳に捉えたナイルの木刀を、自身の木刀で防ぐ。

「!」

 軌道さえ変われば良い。由乃は真っ向から敵の得物は捉えず、横から凪ぐように叩き上げ、力の限りナイルの脛を蹴り上げようと、ダンサーのように上半身を軸にして、下半身を広く回転させるが、やはり慣れた追撃に、ナイルは既に距離を取っていた。


「チッ!何避けてんですかこの白猫!」

「五月蠅い黒ぶち!貴様の性根、叩き直してくれる!!」


 二人にしか解らない罵詈雑言を繰り広げつつ、彼らは真剣に戦い、そしてやはり、ナイルが由乃の頭を木刀で叩き、一時休憩を挟むこととなった。




「短毛も可愛いですよね」

「長毛はもふもふだな」

「白猫は美人ですよね」

「黒ぶちも愛嬌がある」


 演練が終わると――まだ休憩だが――二人はクールダウンした様子で訥々と頷き合う。

 由乃とナイルが並べば基本喧嘩になるが、別段お互いに、喧嘩が好きという訳ではないのだ。気性は大人しい方で、何故か小さな主張が段々と大きくなり、口汚い喧嘩へと発展する。よくよく考えればどうでもいいようなことなので、暫くすれば謝罪もなく、当然のように仲直りという言葉もないまま親しげな会話が繰り広げられた。

 最近した下らない喧嘩代表は、「目玉焼きは固め派か、とろとろ派か」の派閥争いだろう。ちなみに由乃がとろとろ派、ナイルが固め派だ。良い争いは暫く続いたが、結局通りかかったミレオミールの零した「温泉卵食べたい」に帰結した。


 休憩ならばと、由乃は先程貰った林檎を食べながら、疑問を彼へとぶつける。

 疑問とは、由乃が遭遇したアーニャとシャーリィのことだ。彼らはナイルの名を知っていたので、恐らく、ナイルも彼女たちのことを知っているのだろうと、由乃はふんでいた。


「あぁ、二人は、魔法都市バルから派遣された、新たな魔導士だ」

 ナイルの言葉に、由乃はやっぱりという四文字だけを思い浮かべた。

 ただのデザイン、同じブランドなのだと思っていたが――彼女たちの長い襟と、黒い袖についた赤い腕章に描かれた紋、そして、ミレオミールが腰に巻いている謎の布に描かれた模様。それらは共に同じ物で、良く見ると、逆さまの『ま』の字に見えなくもない、そんなもの。

 由乃は日本人だから兎も角、こちらに日本の文化が多いのも兎も角、言語――特に文字は、全く別の物である。

 なのに、なぜ平仮名。

 デザインに文句を言うのもアレだが、気になるものは気になるのだから仕方が無い。が、今は気にしても仕方が無いので置いておく。


 その逆さまの『ま』――それは、魔法都市バルの国章なのだ。

 ここはカルロディウス国である。国章は猫と鳥と、十字と薔薇。兵士の鎧にも、十二神将が着用する衣服の一部にも、大なり小なりその紋章が背負わされている。民は民で、その紋を額に入れて家に飾るのが風習だ。本日始めて踏み入れたフェリアの家でも、棚の中にちゃんと飾られていた。

 そんな自国愛に満ち溢れた国で、他国の国章を身に纏う者はそうそう居ない。と言うか、普通他国の国章を纏う事は許されない。

 許されるすれば、部外者――つまり、国民では無い者。それこそ、城に滞在するような存在ともなると、十中八九、国章が示す国より派遣された外交官以外の何物でもないだろう。

 そして、魔法都市バルの外交官は魔導士である。


「ミオがこないだ野暮用で出かけたのって、関係あります?」

 基本的に、彼は大事なことほど『野暮用』で片付けたがる性質がある。変な所秘密主義で、何でもかんでも喋るような口の軽さを持っているのに、彼が必要ないと判断した事に関しては一言も発しない。ミレオミールは独立した基準を持っており、その基準は由乃にも解らない。もしかしたらエトワールなら解るのかもしれないが、何を話そうが何を話さまいが、由乃がミレオミールを信頼していることに変わりはないので、あまり興味が無かった。


 ただ、面白い事に、そこが彼の掴みどころの無さにもなっており、一部の使用人の間で「明るく社交的なのに、たまにミステリアスな雰囲気になる魔導士様素敵!」なんて言われているのを由乃は知っていた。

 容姿は特別良いわけでもないが、悪くも無い。どちらかとあえて決定づけるのであれば、良い方に傾くだろう。大魔術師、魔導士としてこの国では名が通っているが、彼は武力も持ち合わせていた。得物は好きではないらしいが、素手で負け知らず。相手の動きを見切る慧眼と、捉えどころの無い動き、そして由乃が持たない重い打撃力を有した彼は、相手が油断したり激昂したりしている間に、いつの間にか勝利を収めてしまう。

 使用人の間には、城下に使いに出て若者に絡まれてるところを助けてもらっただの、仕事中荷物を運ぶ際手伝ってもらっただの、名前を覚えてもらっただの、色んな理由でミレオミールを尊敬する者がいる。

 そこに来た、明らかにミレオミールを慕う新魔導士。そして明らかにミレオミールを敵視する、新魔導師。

 これからどうなるのか、とりあえず、由乃は自身の安全を確保して、外から傍観していたいと切に願っていた。


 由乃の質問に、ナイルは目を丸くして、不機嫌そうな無表情に幼さを加えた。

「そうだ。よくわかったな」

「ミオが単体で城を離れる野暮用なんて、故郷絡みかお城の用事くらいしか無いでしょうよ」

 由乃のお供となった今、彼に城の――国の騒動を手伝わせてしまう事は、暗黙の了解として控えられてきた。雨の件は急ぎだったから別件として、頼まれたらある程度二つ返事で引き受けてしまうミレオミール自身も、魔導士では無くなった立場として、ちゃんと人々に一線を画して接している。

 それがお互いにとって良い事なのかは由乃には解らないが、国同士のいざこざに発展させないために必要な行為だと言われたら、どうする気が有ろうとも、どうする事も出来ないだろう。個人としては仲良く友達をしているようなので、その関係さえ崩れないのなら、本当に由乃が言う事は何もない。


 ナイル曰く、ミレオミールの『野暮用』は、彼女たちを国境まで迎えに行くという物だったらしい。本来なら前任魔導士と後任魔導士を、国境付近で両国の使者を証人として交換し、前任は魔法都市バルへ、後任は城へとお連れするのが一連の流れになる。けれどミレオミールは帰る気が無いし、その頃の十二神将たちに余裕も無かった。

 代案として、前任であるミレオミールが後任を迎えに行き、使者とのやりとりを済ませ、そのまま後任を城までしっかりと連れてくる、という物が上がったのだ。勿論、魔法都市バル側の許可も取られている。

 ミレオミールは総ての必要な手順を済ませると、国境付近の宿で一泊し、次の日城へと帰って来たのだ、と。



「一日で移動できる距離では無いのだがな」

「さすが大魔術師様々だね」

 そういう次元は既に超えているとも思ったが、ナイルは口を噤んでおいた。

 基本的に、魔法を扱う者にはそれぞれに、適正という物がある。魔力の質と言っても良い。魔法の属性と、魔力の質が合えば、どんなに未熟な物でも、魔法使いの中でも高度の魔法を操る事ができたりもする。

 逆に、その属性さえも超えて人並み以上の実力を発揮できる者だけが、大魔術師という称号をほしいままにすることができるのだが――。


「…………」

 ナイルは思う。

 彼は、ミレオミールは、如何せん規格外すぎるのだ。

 何がどう、と問われると、伝えるのに艱難辛苦してしまうところだが。兎に角、ひたすらに規格外なのだ。

 指先一つ動かすだけで、一瞬で超精密で超高性能な結界魔法を三重で、それを「町ごとにやるのは面倒」とかいう巫山戯た理由で。カルロディウス国全域を覆う大きさの物を、一秒もかからず張れてしまうような男。精密で性能の良い結界を張るだけでも、魔術師の位が必要なのだ。しかも、補助が要る。それを規格外と呼ばず、何と呼べば良いのか。

 他の大魔術師にもできるのかもしれないが、規模が違う。ミレオミールと同条件同規模でやるとすれば、最低でも、補助に魔術師を三人ほど配備しないと、無理が生じてしまう。



 由乃が難しい顔で沈黙するナイルを見て首を傾げれば、そんな由乃を見て、ナイルが瞳を丸くし、逆方向に首を傾げた。

「……なんすか」

「いや、すまない」

「とっとと済ませてください」

「そういう意味の『すまない』では無いが……」

 暫し視線を外し、顎に指を当てて、考える仕草をする。

 由乃がさらに首を傾げるが、ナイルの訝しげな視線は突き刺さったままである。

「…………」

 段々、煮え切らないナイルの様子に、由乃は苛々し始めた。


「なんで美人ってむかつくんだろう……」

「美人はむかつくのか?」

「ナイル様限定で」

「……」

 沈黙。

 そして、ナイルは木刀を持ち直し、先ほどまで熱い対戦を繰り広げていた広場を指した。

「……貴様は本当に喧嘩を売りたがるな……」

「銀二枚でいかがか」

「高い」

「買う癖に。言いますねぇナイル様」


 由乃も倣って木刀を持ち、片手で軽く振る。やはり腕を持って行かれそうな重さに、眉間に皺を寄せた。軽く、引き千切られそうな痛みが手首に走るのだ。

「ナイル様ぁーもう木刀嫌だぁー」

「語尾を伸ばすな、はしたない」

 学校の先生かとツッコミたくなる返しを軽く無視し、由乃はバトンのようにくるくると木刀を弄び、上に放り投げる。弄ぶには丁度いい重さである。

 幼い頃、鼓笛隊でカラーガード――つまりは身の丈よりも大きな旗を振っていた経験が、長く重量のある棒総てを由乃の遊び道具へと変えた。放り投げるような激しい動きは無かった筈だが、由乃のアレンジは些か元気がよく、国宝である勇者の剣でも一度やらかし、ナイルに酷く怒られたのも、由乃の記憶に新しい。


 むき出しの剣であれば確実に刃にあたる、木刀の丁度真ん中あたりを横から凪ぐように上手く掴む。やはり、重力のある棒きれは、由乃流の戦闘には向かない。

 由乃は深く頷きながら、既に広場で準備万端のナイルの元へと歩く。

「その美人ヅラ、どこにでもいそうな平凡顔に整形してあげますよ」

「貴様の剣が、私の顔まで届けば、の話だがな」

 由乃のように不敵に笑う事は無く、ナイルは淡々と、両の瞼を直線にし、半目で由乃を睨みつけた。

 けれど、彼は剣を構えない。由乃を睨む目は怒りや戦いに挑む姿勢というよりも、観察しているようで――


「ヨシノ、再開の前に聞くが――」

 左手で由乃に得物を下ろすように示すので、由乃も従い、木刀を肩に担ぐようにする。ナイルの意図は解らないが、聞かなければ訓練が再開されないのも自明の理。冷静沈着、状況に応じて臨機応変に対応できるなどと言われている彼は、その実、酷い頑固者なのだ。


 由乃が「何?」と問う間もなく、ナイルは心配するような様子も無く、

「何があった?」

と聞いた。

「………………?」

 何があった、と聞かれても。

 しかし、由乃が言葉を返す前に、ナイルは「いや、別に言わなくて良い」と言葉を覆す。


 右手に持った木刀を素振りしつつ、彼は由乃から視線を外した。

「私が言いたいのは、そのくらいは私でも気付く、ということだ。つまり、会ってしまえば、ミールにも、エトワール様にも、気付かれてしまうということを心に留めておけ」

 二人がお前に問い正すかは兎も角として。

 そう言い終るなり、ナイルは得物を構え、二歩下がる。


 由乃もそれに倣い、一度木刀を、ぐるりと腕を一周させると、しっかりと握り、腰を下ろして木刀を構えた。片手では重たいので、両手で。

「……」

「……」

 互いに視線を合わせ、一呼吸の後――

 二人は、強く地を蹴った。


「ナイル様!!ご報告でございます!!」


 ――両者、つんのめる様に停止する。

 まだ攻撃を仕掛ける体勢では無かったのが幸いである。どちらも木刀を振りかぶる事も、変な位置に当たって怪我を負う事も無かった。

 報告に訪れた兵士は、嬉しそうだった表情を情けないものへと変えた。訓練の邪魔をしたことを悔いているのだ。

 弾けんばかりだった勢いは衰え消沈し、申し訳なさそうに肩を縮めている。それでも失礼の無い姿勢で佇む様子は、流石兵士と称賛を贈りたくなる礼儀正しさであると、由乃は思った。


「こちらは気にするな。何があった。良い報告か?」

 表情を凍らせ、眉の端すらも動かない。猫では無く鉄の仮面を被ったナイルは、それでも兵士を糾弾することは無かった。

 ナイルの言葉に、単純な兵士はぱっと表情を明るくし、「はい!申し上げます!」とナイル五人分の大きな声で報告を始めた。


「カルロディウス国の一端を担う、十二柱の御一柱――」

 長ぇ、と由乃は心の中で毒づく。

「――であらせられる、ティグリス・ジア・リディア様、ただいま任務を遂げ、ご帰還なさいました!」


 その言葉に、ナイルは兵士に悟られない様に、喜びを顕にした。

 残念ながら由乃にはばっちりと、手に取る様に解ってしまったため、小さく吹き出し、訓練場の気温を二度程下げる結果となる。


「解った。向かおう。……場所は?」

「はい!ですがその前に――ヨシノ様!魔導士……じゃなくて、ミレオミール様より、ご報告が!」

「へーい?」

 礼儀に五月蠅いナイルが眉を顰めるような返事をし、由乃は笑いをこらえながら、聞く体勢に入る。礼儀も疎かだし、態度は聊爾りょうじとしていたが、それは外面だけだ。慇懃無礼の逆、と言ったところである。


 ミレオミールが態々――ただの偶然かもしれないが――人をやって伝言を頼むほどの、急ぎの用事。

 由乃が――こんなでも――真剣になっていることを察したナイルは、下げた場の温度を、元に戻した。礼儀は大切だが、個性を無視する性質でも無い。幾度もくだらない喧嘩は繰り返しても、由乃とナイルの仲は、決して悪くは無いのだ。

 

「では、申し上げます!」

 兵士は溌溂と声を上げる。一文字一文字ハキハキと。

「『仕事』と、短く一言。そして、ナイル様とご一緒に、第三作戦室へ来るように、とのことです」


 暫しの間由乃は反応を返さなかったが、やがて大きく長い溜息を吐くと、腹いせにナイルの背を思いっきり叩いた。

 





















次回の更新は、土曜日を予定しております。

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