基本情報
【舞台】
魔法、マトゥーレインを手に入れた国、エテルステラ。
【用語】
「マトゥーレイン」
科学技術により生まれた魔法のこと。人々は、これを生活などに使用する。これは石のように固められた魔法石と呼ばれる物として、エテルステラ国内のみの市場に流通している。なお、輸出などの国外持ち出しは厳に禁じられている。また、これは消耗し失われるため、常に生産が続けられている。魔法をより良い物にする魔法科学者やそれをカスタマイズする魔法調整師という職業もある。
「リアルトランプゲーム」
マトゥーレインを駆使した2組のデッキが対戦していくゲーム。エテルステラの国公認の娯楽のひとつ。「サクセスコロシアム」にて対戦する。
「デッキ」
ジョーカー2人とスート4人で結成されるチームのこと。
「ジョーカープラス」
デッキの中のスートのマトゥーレインの源としてコアを持つ。戦闘能力はない。全てにおいて清廉潔白でなければならない。少しでも穢れると、マトゥーレインの作成能力が急落する。スートとの心の繋がりの強さとスートに与えられるマトゥーレインの量は比例する。女性が務める。
「ジョーカーマイナス」
ジョーカープラスが穢れた時、その穢れを引き受け、浄化する役目を負う。戦闘能力はない。女性が務める。
「スート」
4人の戦士。ジョーカープラスからリアルトランプゲーム用にカスタマイズされたマトゥーレインをもらった男性が務める。称号があり、その種類は、スペード、ハート、ダイヤ、クラブ。サーバント・フェアリーを使役しつつ自らの武器も駆使し戦う。
「スートレベル」
エースからキングまである。エースは、一番弱いレベル。当初、それを隠蔽するために強い印象のレベル名が自然発生的に考案されたが、周知の事実となり今となっては形骸化している。戦いに勝利すれば、レベルが1上がり、敗北するとレベルは1下がる。なお、スートレベルエースが敗北した際は、特別措置としてレベルはエースのまま維持される。また、シーズンの始まりに一旦これはリセットされ、全員エースからスタートする。
「トランスフォーメーション・ステージ」
スートレベル10までいったスートが次に掴むレベル。変身を伴う。身軽に動けるジャック、女性となってしまうクイーン、最強の存在のキングという3種類がある。ジャック、クイーン、キングの順で、ジョーカープラスのマトゥーレインが多く必要。なお、このレベルで敗北すると、スートレベルは9に下がる。
「サーバント・フェアリー」
スートが使役する妖精。スート1人につき3体宛がわれる。スートレベル10までは、1戦で1体しか使役できないが、トランスフォーメーション・ステージで変身したスートは、1戦で3体同時に使役する事が可能となる。
「ゲームマスター」
ゲームの主催者。
「アニュラス」
主人公がいるデッキ名。
「タドン」
エテルステラの通貨の単位。
「スマートアニマル」
愛玩動物のようなもの。マトゥーレインにて通話用のアイテム等になる。
【登場人物】
ソラナ・アルシェ
E.E.216年4月9日産まれ。
魔法科学者が親族にいるが、科学が苦手。
ジョーカープラスに選ばれる。
本作の主人公。
エルネスト・イベール
E.E.209年1月18日産まれ。
貴族。
スペードスートに選ばれる。
フェリクス・ジュアン
E.E.209年11月24日産まれ。
聖職者。
ハートスートに選ばれる。
テオ・ベルジェ
E.E.209年7月22日産まれ。
商人。
ダイヤスートに選ばれる。
ラモン・ジスカール
E.E.209年3月17日産まれ。
農民。
クラブスートに選ばれる。
ルシア・セルトン
E.E.214年10月10日産まれ。
魔法調整師。
ジョーカーマイナスに選ばれる。
アニセト・デフォルジュ
E.E.167年9月4日産まれ。
ゲームマスター。
ラウラ・エストレ
E.E.182年2月26日産まれ。
ソラナの「母」。
【イメージ俳優について】
今回は、ありません。読者の皆様のお好みの容姿を頭の中でお作りになってお楽しみください。