8話 ステータス
ただのステータス説明です。
名前:カノン・ラクス
メイン:勇者見習い
サブ:???
性別:男
年齢:16
Lv:10
HP:325/325
MP:320/1020
攻撃力:35
守備力:20
素早さ:22
判断力:42
魔法力:350
<魔法>
武具創造(左手開放、盾Lv1、剣Lv1、投剣Lv1)
<スキル>
魔法封印(火・風・土・雷・水・光・闇)
剣技Lv3
体術Lv2
魔法Lv3
HP自動回復Lv1
MP自動回復Lv1
先生の持ってる識盤に手をかざすと色んな文字が出てきた。
そこには俺の名前、年齢、性別、あとはHPとかなんか色々よくわからないのも出てきてる。
その能力値の数字はいまいちわからないんだけどさ、スキルの魔法封印ってなにそれ。
もしかしてこれのせいで魔法を使えなかったのか?
「んー・・・なるほど。」
先生はじっとその出てきた能力値を見ている。
「カノン君、これはステータスといってね、君の能力値、つまり強さを示してるんだ。」
先生は指をさしながら説明してくれた。
HPとは体力の数値とのことで、これが0になると間違いなく死ぬらしい。
減った数字を増やすには休憩、睡眠、回復薬を飲むことで数字が増える。
MPは魔力、魔法を使える残量との事だ。
これが0になると魔力切れで眩暈や頭痛があるらしい。
これもまた休憩や睡眠、回復薬で数字を増やせる。
攻撃力とか防御力はそのままの意味らしい。
そして魔法力なのだが、本来はLv10であれば数値としては50くらいらしい。
この値が高いほど強い魔法を放つことが出来るそうだ。
そして魔法の欄だが、これは自分の覚えた魔法が記されるらしい。
俺の所には武具創造と書かれている。
その横には左手開放とか剣Lv1とかなんか書いている。
「うーん、この魔法はもしかするとユニーク魔法なのかもしれませんね。」
ユニーク魔法とは、本人しか使えない魔法の事らしい。
この武具創造は俺以外には誰も使えない、つまり俺専用の魔法との事だ。
そしてスキルなのだが、先生もこれが原因だといってた。
それは魔法封印、この中に入っている属性の魔法はすべて使う事が出来ず、封印はLvが上がらないと開放されないらしい。
魔法封印は生まれたての赤ちゃんが無意識で魔法を発動する事があり、その発動した魔法が危険であればその属性の魔法を封じ、使えないようにするらしい。
だが、先生曰く、これも本来あるとしても大体は1つの属性しか封印しないらしいが、俺は全部封印されている。
この封印を解くには封印した際に使った魔石を使用し開放するか、または大寺院へ向かい強制的に開放するかしかないらしい。
封印したときに使った魔石は基本生みの親に渡されるらしい、そして大寺院での強制的な開放にはそこのお偉いさんに開放してもらうらしい。
ちなみに、大寺院だとかなりの金額を請求されるらしい。
HPとMP自動回復はその名の通りだ。
このスキルがあると僅かだが回復していくらしい。
だからあの大けがでも今は元気なんだろうな。
「ふぅ、これでカノン君の事が大体わかりましたが、武具創造というユニーク魔法はどういうものなのかは色々試さないとわかりませんね。」
先生はメガネをくいっとして、ふぅ、と息を吐いた。
「まぁ、君のこのステータスからみると、君は相当な能力値です。
特に魔法に関しては封印されていなければ魔法使いとして凄まじい才能を持っていることでしょう」
なんか過大評価されてる、リンは「さすがカノンだね!」とにこにこしてる。
「先生、俺たちも識盤で見てくれませんか?」
ジェインが自分の事も気になったのか話しかける。
先生は「いいですよー」と識盤をジェイン、リンの方に向け、交互に手を掲げた。
ジェイン・ライアン
メイン:勇者見習い
サブ:ファイターLv1
性別:男
年齢:16
Lv12
HP:385/500+200
MP:50/120
攻撃力:42+10
守備力:17+10
素早さ:30+10
判断力:20+10
魔法力:12+10
<魔法>
火魔法(ライター、ヒートボール)
強化魔法(身体強化)
<スキル>
剣技Lv1
体術Lv5
魔法Lv1
集中
ピンチLv1
リン:アルマ
メイン:勇者見習い
サブ:???
性別:女
年齢:15
Lv18
HP:420/420
MP:600/720
攻撃力:15
守備力:13
素早さ:35
判断力:52
魔法力:80+120
<魔法>
火魔法(ライター、ヒートボール、ファイアーボール、ファイアーエンチャント)
風魔法(エアーカッター、ウィングカッター、クリーン、エアーエンチャント)
光魔法(ライト、フラッシュ、セイントアロー)
<スキル>
剣技Lv1
体術Lv1
魔法Lv5
魔法力増加Lv2
ステータスで二人のを見た瞬間先生は言った。
「え!?サブクラスが開放されてる!?え!?もう中級魔法覚えちゃってる!?」
どうやら、ジェインもリンもなんかすごいらしい。
リンとジェインのステータスはかなり考えました。
ですが、考えるのをやめました/(^o^)\