日本は世界に冠たるHENTAIを擁するの国なのである
―――:日本:―――
時代は進み――
未来の日本世界でVRMMO―RPGは、乱立しまくっていた。
当初始まった世界初のVRMMO-RPGは、制作者がとちくるってログアウトできなくしたうえにキャラクターが死ぬとその操作していた本人が死ぬというデスゲームを作ってしまったことにより、かなり社会的に話題というか問題となってしまっていた。
「VRMMOーRPGって怖い」
「たかがゲームして死ぬとかッ 草は生えるww」
「ごみはごみに、廃は廃になったか……」
そうして一時期はガチャと呼ばれるクジから可愛らしい女の子がでてくるようなお手軽なブラウザゲームに回帰が起きたのだが、より収益を稼ごうとしたオンラインゲーム会社が巻き返しを謀るべくマスコミに多額のCMを投入することでそれも沈静化し、いまやVRMMO-RPGは乱立の状態となってしまっている。
それが起きたのは法律による規制だ。
法律によってVRMMO-RPG業界にはいろいろな規制が発生し、雁字搦めとなってコストが上昇した結果、VRMMO-RPG会社は協業し、技術のオープンソースを図るに至った。
ほとんどの企業はベースシステムを同じにすることで、審査方法の一元化等を図ることになったのだ。そして審査は形骸かされる。
さらにはオープンソース化によって、業界はさらにコモディティー化が進んでしまい、異世界を単純に作るだけならば約1000人くらいのユーザーがいて、2割くらいが課金すればそれだけで十分にペイできる、そんな状況となってしまっていた。
言うなれば、似たようなベースシステムのブラウザゲーが幾つも存在してそれぞれガチャ課金させ、それぞれで利益が上がってしまっているビジネスモデル、といえば分かりやすいだろうか。
もちろん学生の参入も容易だ。
そして日本という国は、多くの頭のネジを何本かぶっ壊した学生や、多くのいかれた技術者、そして世界に冠たるHENTAIどもを擁するの国なのである。ネタに走ったらもう誰にも止められないのだ。もうやだこの国いいぞもっとやれ。
そう、中には、このベースシステムを使って、理系の人間がいわゆる現実逃避というか、頭のいっちゃ人たちがやっちまった感のあるはっちゃけたものを作り出してしまうことがある。
そんなゲームの一つがこのゲーム「DMM。」だ。
そのコンセプトは「とってもDreamy」である。
はっちゃけた .HACK な学生が集まり、お金や時間を度外視してガチャで出てくる魔族の女の子を限界まで可愛くネタで作り出したというのがこのゲームなのである。
完全にVRMMO-RPGの一部分を切って作ったようなやっつげ仕事なのだが、そんなところに頭を悩ますくらいであるのなら女の子のおっぱいの揺れをきれいに表現するために労力を使う。
ここであえて言おう!!
当然のようにガチャが付いているが、あのゲーム会社とは何の関係もない。
そう、まったく関係がないのだ!!!
――そんなことは置いておいて。
「常に失敗を恐れず、日進月歩向上し続ける」
「かわいい女の子が、描きたいんだな」
という合言葉の通り、ガチャの景品で出てくる魔族の女の子――本編の分霊という設定なので同時に何人ものプレーヤーが保持可能――は非常に可愛らしくロリロリしており、他のゲームとは一線を画すほどに表情が豊かであることが知られている。
当然、それに魅せられたゲームプレーヤーたちはこぞって課金でガチャをまわすことになったのだ――
――などという設定で、実は本当の異世界に接続しているなんてことはユーザは誰も知らない。
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次回「引きこもりの勇者はガチャで女の子をGetだぜ」は 2016/11/19 19:00 のリリースを予定です。
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