魔物相手だって楽じゃない
嫌々降りた俺は早速ばれたようでリザードが俺に迫ってくる
予想以上に速い
俺はナイフを構えて迫ってくるリザードに一振り
がリザードはジャンプで避けた
このリザードって身体能力が高いようだ
対して俺は体育の運動はてんでだめ
これは厳しいかも
「ギャアオオ」
リザードの爪が俺に向かってくる
「痛っ!」
腹に切り傷がつく
さらにもう一攻撃
「うっ!」
腕に傷が
くそ避けられない速い速すぎる
「ギャアオオ!!」
やべもう一発くる!避けなきゃと思った瞬間、俺はきのえだに引っ掛かり転んだ
ナイフは手を離れ偶然リザードの頭に刺さった
「ギャアオオオオゥ!!」
リザードが悲鳴をあげる
どうやら致命傷だったようだ
悲鳴をあげたリザードは俺の方へ倒れた
俺は立ち上がりナイフをとると笑った
なんかラッキーで倒してしまったみたいだ
これって経験値入るのかな
なんか初戦でラッキーで勝つとか微妙だな
でもクラウスが笑ってるのでよしとするか
俺の初戦は昼下がりのアルファさんが寝ている間に終わった
傷はクラウスの超回復魔法で完治した
そして馬車は動き出し魔王会が開催されるというノストルの地にたどり着いた
そこには凄く栄えていて様々な店が並んでいた
そういえばお金ほしいなー
クラウスに聞こうとすると
「無駄使いは駄目です。ただでさえ幹部を雇うのにお金がいるのに」
と言われてしまった
「ケチ」
というと
「では働いては?うん、それはいい考えだクラウス!」
とクラウスの芝居がはいる
ってまってくれ
「は?働く?!」






