異世界だって楽じゃない
そしてついた先はまるでRPGのような世界だった
そして俺の目の前には城があったとてもゴツい城が
そして頭の中でくそ神の声が聞こえる
「そのまま城の中に入って最上階へ行ってください
私の部下がいますので部下に詳しく説明を聞いてください」
「わかりました…」
ほんとめんどくさいことになった
あーあ、家に帰って早くゲームしたいともう取り返しのつかないことを考えながら階段を一歩ずつ上がっていく
すると大広間のようなとても豪華な部屋にたどり着いたそしてそこには白髪の顔の整ったスーツをきた女性がいた
「こんにちは、山田コウスケ様
私はこの城の死神兼召し使いのクラウスといいます
よろしくお願いします」
そのクラウスという人は俺に丁寧にあいさつを済ませると「どうぞ、お座りください」と言ってきた
だがまだ受け入れられない自分が憧れのゲームの世界へ来たなんてただ役職が魔王ではなければだが…
「あのコウスケ様ここで説明をいたいします
あなたはここの地域の魔王になり、人間の発展を止めるのがあなたの役目です
人間が人間同士協力しあいあなたが負けそうになったとき、やっとあっちの世界に帰ることができます」
簡単にいうと人間に被害をあたえながら人間が本当に団結し協力しあったら死ぬ前に帰れるということだ
めんどくっせぇー
なんだよー絶対なんの力もない俺が勝てるか?
アホじゃないの?
「勿論、あなたの力が整うまで私が勇者の相手をいたしますしあなたには特別な能力がひとつ使えるはずですよ?」
「マジスッか?!やったー」
この能力がマジで強いとかいう特典つけてたのかー流石神の力だな
くそ神は訂正しよう
よし、能力発動!
……なんにも起こらない
た、多分気のせいだ
大丈夫きっとなにか起こるはず……
結局なんにも起きなかった
もう無理だ
くそ神のせいだあーあ一般人が魔法や伝説の剣を持ってるやつに勝てるわけがない
「クラウスさん俺無理ぽいです
能力発動されられません」
「なに言ってるんですか
レベルもろくにないのに発動出来るわけないじゃないですか」
「え?じゃあレベルが一定に足すまで使えないですか?」
「その通りです」
「えぇぇぇ!?」
「だから準備が整うまで私が勇者の相手をいたしますといいましたよ」
「あーなるほど、わかりました」
「あーあとコウスケ様、私に向かっては敬語ではなくていいですよ」
それからクラウスに質問をしまくった
ここで得られた情報は
・レベル上げには敵を倒すこと
・この世界には魔王が俺以外にもいること
等色々聞いた
そしておれの異世界一日目が終わった