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元孤児の魔王様は女王殿下を嫁にする  作者: あかべこ
1.魔王と王女

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また今日も部下に殺されるとこだった……。

15歳の誕生日に魔王の紋章を持つ娘として孤児院から連れてこられて3年、魔王しか使えない特別な魔法は全部習得したが未だに私は舐められまくっていた。

「お命頂戴しますよ!」

また暗殺者か、瞬時に結界を張ると暗殺者の刃は結界に阻まれた。

そして暴れないように触手で身体を保定し「今度はどこの誰?」と聞く。

「甘ちゃんの魔王に名乗る必要なしと言われてるので」

そう、現魔王ノアは甘っちょろいと思われ魔王の座を狙うものから絶賛命を狙われている。

私が死ねば次のものに紋章が引き継がれ、うまくいけば自分や自分の家族が魔王になれると考えてる跳ねっ返りがいるのだ。

しかもそう考えてるものがいまだに城の過半数を占めてるんだからやってられない。

触手で暗殺者を窓から城外に放り出すと、美しい満月が見えた。


(これなら孤児院にいた時のほうがよっぽど気楽だったな)


私はもともと人間の孤児であった。

なぜ人間の私に魔王の紋章が引き継がれたのかというと、私がほんのわずかに魔族の血を引いていて飛びぬけた魔法の才能があったので選ばれた……とは私を連れてきた補佐官の言い分である。

大好きだった幼馴染にすら何も言えないままこの地に攫われて魔王としての任を果たしてきた。

「魔王様、まだお休みになられていないのですね」

そう声をかけてきた執事にして私を連れてきた補佐官はそう口を開いた。

「どっかの手のものに眠りを妨害されたの」

「魔王様はお優しすぎて王の資格なし、と思われているようですからね」

「そっちの都合で連れてきたくせに……。ひとつ聞きたいのだけど、魔王らしい行いとはどういうものなの?」

「支配力と力の強さを見せつける事でしょうね」

支配という言葉で一つ思い出す人がいた。

彼女を巻き込めば私もいい加減こんな日々を終わらせられるかもしれない。

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