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神様は悪戯好きなようだ

ここは何の変哲も無い学校椿中学、そして今入学式が終わり先生が挨拶をしている「私はこの学校で社会を務める伊藤と申します。みんなの担任になりました。気安く喋りかけてね!」といい、優しい先生だなと皆が思う中一人興味がなさそうに寝ている生徒がいた。その生徒の名は生田宗治いくたそうじだ。皆が緊張している中で唯一リラックスし、寝ている生徒に一人の女子が喋りかけた。「こーら!起きなさい先生が自己紹介してるわよ」と声をかけられて、少し身動きをとった後また眠りについた。すると女子は怒ったのかシャーペンの頭を生田のほっぺに押し付け「おーきーろ」と言った。生田は眠そうに目を擦りながらその女子の方に目を向けた。そこにいた女子は茶色がかった髪に黒い瞳で吸い込まれるような笑顔をしていた。俺は理解した今まで恋などしたことのない自分でも。これを世間では一目惚れとゆうのだと。「やっと起きてくれた。ねぶそくなの?」とニコニコしながらしゃべりかけてくる天使に動揺し「うん」としか返せなかった。「あのね私の名前はね白濱鈴しらはりんってゆうのきみは?」「生田宗治です、」「へーなら生茶くんだね」「なんで!?」「だって生田くんだから生田の生をとって生茶。いい?君は私のことリンリンかりんちゃんってよんでね!」「いや、また次の機会で呼ばせて頂きます」そう俺はコミュ障だ。今も息がしづらく目を合わせることもできていない。「えーいじわる、、まあ明日からもよろしくね!」「はい、、」明日からこんなことがまだまだ続くなんて、とても心が痛い。嬉しいのだが死にそうだ。これが神の悪戯か、、そんなことを思っていると帰りの会が終わり皆が一斉に下校し出した。その波にのまれながら僕も下校した。

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