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小説の思い出
つづくかなあ
僕は小説にはそうとう思い入れがあります。寂しかった時に慰められたのも小説でした。特に太宰治に慰められましたね·····
太宰治の「人間失格」や初期の「葉」にはかなり思い入れがあります。
『死のうと思っていた。ことしの正月、よそから着物を一反もらった。お年玉としてである。』
以降の文章は特に思い出深いです。僕も死のうと思っていた······のかな?と思い出すとますます良さが分かります。
短編小説の良さはその短さです。短いのですぐに読み終えられるので親切です。
他人には親切にしろと教えられませんか?でも僕が短編を書くのは僕に向いているという理由もあります。
僕の小説は詩人の小説です。最近書いた、「けれども僕は」も筋書きを考えず流れるままに書いたものです。ちなみに時々ママと本に書いてあることがありますが、あれは原文のままという意味です。
ただ詩人は描写がやや難ありと言われることもありますね。
ランボーも地獄の季節でそれを書いています。
また書きます。