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猫のしっぽ  作者: あおい空
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第1話 猫のしっぽに誘われて

チリンチリン

キキキー

自転車で月に一度通う道

坂を下りるとユラユラと揺れている猫のしっぽが見えました。


猫が知らない人には慎重ですぐに逃げてしまうことを承知していましたので、驚かせないように静かに近づきました。


けれど、猫は人間より耳が数段上です。

垣根のある庭へ身を隠しました。


すると飼い主さんらしき年配の奥さまが玄関から出てきました。

「こんにちは。猫ちゃんの姿を見たので。私も猫と暮らして5年になります」との言葉に…。


「そう、この子はトラっていうの」


そして家の中にいた猫も出てきました。「この子はコウ、亡くなった主人の名前を付けたんです」と教えて下さいました。


しばらく立ち話をしていると…。

犬を連れた年配のご婦人が向かいの空き地に出て来ました。


猫の飼い主さんは「ほらコウ、お友達が来たよ」と言うと空き地に歩いていきます。

猫と犬はケンカにならないことも多いのかもしれません。


さて、猫と仲良しの犬の事は次話でお話ししたいと思います。

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