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 両手に一杯の薔薇を抱えた王子。


 最近貴族の子女達の間で人気の物語に出てきそうだが、現実の王子は、物語以上の麗しさだった。


「エリオット殿下…」


 驚いて目を離せない私に、エリオット殿下は顔を赤らめ、恥ずかしそうに花束を私に手渡す。


「君が好きだと言っていた庭園のものだ。君の目を楽しませてくれるだろう…」


 薔薇の香りが部屋中に広がる。まるで宮殿の美しい庭園にいるようで、私は思わず頬を緩めた。


「ありがとうございます、殿下」


 花束はニコラが花瓶に飾ってくれるようだ。花を抱えてニコラが退出すると、部屋にはエリオット殿下と私が取り残される。部屋のドアは未婚の男女が同席する場合は少し開けておくのがマナーなんだけど…。ニコラ、どうして閉めちゃったのよ。


 殿下は私をソファに座らせると、そのまま自分も隣に腰掛けた。そんなに近くに座られると、落ち着かないんだけど…。


「もうすぐ出発だな…」


 私の手を取り、殿下が静かに仰る。


「え、ええ」


「楽しみかい?」


「は、はい」


 エリオット殿下が余りにも辛そうな顔をなさるので、私は旅を楽しみにしている事を伝えるのを躊躇した。


「…そうか…」


「あ、あの、殿下!私、戻りましたらちゃんとお役目を果たすとお約束します!だからエルナン国に行くのを許して頂きたいのです」


 私は殿下に必死に願った。この機会を逃したら、次は他国に行けるか分からない。保守的なこの国で、貴族の令嬢が他国に行くなど、婚約者がいたらまず無理だ。そんな嫁は婚家で疎まれてしまう。


「可愛いアメリア。君の行動を制限する事など、私には出来ないよ。ただ君が、このまま帰ってこないんじゃないかと、心配なんだ」


 み、3月の文化交流ですよ?大袈裟だわ!


 私が唖然としているのを見て、エリオット殿下は苦笑する。


「運命の恋は、思いもよらない時にやってくる事がある。エルナン国で、君がそんな恋に落ちないとも限らないだろう?」


 ま…あ、私、恋なんてした事ないから、そんな事考えもしなかったわ。


「そんな…、物語みたいな事が、本当に起こるのでしょうか?」

 

 私は首を傾げ、呟いた。物語の中に書かれている男女は、一目で恋に落ちたり、ドラマチックな展開の中で恋に発展したり…。そんな事が、現実に起こるのかしら。


 私の言葉に、エリオット殿下は目を細め、私の頬にそっと触れた。


「あると、断言しよう。この私が経験したから」


 ああ、そう言えば、エリオット殿下には心から愛する方がいらっしゃるんだったわ。


「初めて会った時は、ただ、美しいと思っただけだった。言葉を交わして、聡明さと優しさと、強かさと弱さを感じた。私の側に立って欲しいと思い、私の背中を預けたいと思い、私が側で守りたいと思った。そんな思いが、日に日に抑えきれなくなり、叶わぬと分かっていても、ただ会えるだけでも幸せだった。私の気持ちが悟られれば、要らぬ負担を掛けると思い、キツい言葉をかけてしまった。それでも離れることは、出来なかったんだ」


 エリオット殿下のアメジストの瞳が、後悔と懺悔を滲ませて、私を見つめている。


「アメリア、聞いてくれないか。愚かな男の物語を」



◇◇◇


「なかなか面白いな」


 書類を読み込み、私は久々に愉快な気持ちになっていた。


「これが実現すれば、治水工事も大分費用が抑えられましょう。効果も高そうです」


 文官も興奮を隠しきれない様子で、書類を何度も読み返している。


「あの国にこのような技術があったとはな。何度も交流を持ってはいたが、知らなかった。立地的にも、確かに洪水の被害は多いだろうからな」


 エルナン国の地理を思い浮かべて、私はニヤリと笑みを浮かべた。


「この申請は、オースティン伯爵家からか。オースティン家も、なかなか良い人財がいるようだな」


 あの家は夫人の浪費ぐらいしか目につくものは無かったので、少し意外な気がした。典型的なボンクラ当主なのだ。


「殿下、これはオースティン家の事業ですが、立案されたのはバーンスタイン家です」


 私の側近のアルトが、首を振って告げる。


「ん?バーンスタイン家?あの家が?」


 バーンスタイン伯爵家。先代当主の頃より、メキメキと頭角を現した家だ。現当主も、ボーッとしているようで中々できる男で、その弟も兄の補佐を務める切れ者だ。バーンスタイン家は領地改革により多くの富を生み出し、それを惜しみなく民に還元する模範的貴族だ。国への貢献も高く、そろそろ侯爵への陞爵も考えねばならない。


「はい、先ごろ、オースティン家の嫡男とバーンスタイン家の長女が婚約を結びまして。その縁で、バーンスタイン家からオースティン家の立て直しのため、投資と技術提供を行なっています」


「そうだったな」


 バーンスタイン家の事情により、長女が嫁ぐ事になった。バーンスタイン家の長女は月姫などと噂されるような美女らしいが、社交を好まぬのか、あまり夜会などには参加していない。私も会ったことはなかった。


「ふむ。バーンスタイン家の話を聞いてみたい。アルト、裁可はその後にする。面談の手配をしてくれ」


「御意」




 面談の日。参加したのはオースティン伯爵とその部下、バーンスタイン家当主の弟、オリバー・バーンスタイン。そして、アメリア・バーンスタイン。

 初めて会うアメリアは、美しい女性だった。銀髪を緩く結い上げ、極上のサファイアの様な瞳、整った顔立ちは何とも言えぬ色香を纏い、目を惹きつけられた。


 しかし何故この場にアメリア嬢が?女性が参加するためのお茶会ではないのだが?


「オースティン伯爵、オリバー・バーンスタイン。どう言うことだ?何故アメリア嬢がいる?」


 私の問いに対し、大汗をかくオースティン伯爵を尻目に、オリバー・バーンスタインがすました顔で答えた。


「殿下は治水工事の担当者をとのことでしたので、姪を連れて参りました」


 オリバーの言葉に、アメリアが微かに頷く。


 アメリア嬢が担当者?視線を向けると、僅かに緊張した視線を返してきた。


「……私は冗談を好まないが?」


「奇遇ですな、私もです。ご存知かとは思いますが、姪はオースティン家に嫁ぐ予定です。嫁ぎ先の仕事は、姪が担当する方が後々の都合がいいものですから」


「……」


「ではこの度申請致しました、オースティン領の治水工事について。アメリア、説明しなさい」


 一礼したアメリア嬢が説明を始める。

 驚いた。分かりやすく、こちらの質問にも的確な答えを返す。受け答えの仕方で、その知識が決して付け焼き刃ではないことが分かった。それに、事業を起こすことでの収支、どのような影響を与えるかまで綿密に想定しており、何かしらアクシデントが起こったとしても十分に対応できることを示してみせた。


 まさに、バーンスタイン家の名に恥じぬ仕事だった。そう、感心とともにアメリアに告げると、それまで硬い表情で生真面目に説明をしていたアメリアが、花開くような笑みを初めて見せた。


「ありがとうございますっ!」


 何の思惑もない、ただ己の仕事に対する賛辞を喜ぶその笑顔に、私の心は何かに貫かれたような衝撃を受けた。


「と、ところでアメリア嬢。この事業についてだが、オースティン領だけでなく、我が国全体に広げたいと思っている。これが実現すれば各地の浸水被害を抑える事が出来るだろう。その時にはバーンスタイン家にも協力をしてもらいたい」


「他領でも…。確かに、他領でもこの工法が使える地域もあるでしょうね…」


 アメリアは思案するようにきゅっと目を閉じた。男の前で目を閉じる無防備さに、心臓がおかしな音を立てる。何を動揺しているんだ、私は。


「地形的に適さない場所がいくつかございます。そちらは、これもエルナン国の工法なのですが…」


 アメリアはスラスラと今回の申請とは違う工法について話し始めた。文官達が目を見開き、一言も漏らすまいとペンを走らせている。私も驚くほど知識が幅広く、応用も利いた。


「浸水の被害が減れば、民達も健やかに過ごせるでしょう」


 穏やかな表情でそう語るアメリアは、施政者の顔だった。民を慈しみ、導き、守る国母。まだ年若いアメリアが、その片鱗を見せていることに、私は胸を搔き毟られるような想いがした。


 何故、彼女にもっと早く会わなかった。

 何故、彼女は他の男のモノなのだ。

 

 私の伴侶として、国を共に導く者として、彼女ほど相応しい者はいないのに、何故。


 それだけではない。

 未来の王妃としてだけではなく、1人の女性として、こんなにも惹かれる存在は初めてだった。


 アメリア達が帰った後、私は自室に戻り、頭を抱えた。

 

 最愛を見つけたというのに、それに手を伸ばす事は決して出来ない。臣下の婚約者に手を出すなど、それこそ国を荒らす元となる。

 

 私の側近のアルトが、気遣わしげに私の様子を窺っている。


「殿下…」


「アルト…。私は、初めて、心の底から欲しいと思うものが出来た…」


 私の言葉に、アルトが目を伏せる。長い付き合いのこの男は、私の気持ちなどお見通しなのだろう。


「私も、あの方が殿下と並び立つ姿を、思い浮かべました」


「あぁ、アメリアは王妃としての素質がある。身分もバーンスタイン伯爵が陞爵すればなんの障りもない。だが、そんなものがなくとも、あの人は私の最愛だ」


 言葉を交わしたのは僅かな時間。

 視線を交わしたのも数える程。

 なのに彼女は、私の心を易々と奪ってしまった。


「運命の恋か…」


 女たちが、物語や芝居の中で憧れる、絵空事でしかないようなものに、私が囚われるとは…。


「アルト、調べてくれ」


「何を…、でございましょう」


「アメリアが、嫁ぐ先を。オースティン家を。せめてあの人が確かに幸せになれると言う証を、私に示してくれ。それがあれば、この思いは、切り捨てられる」


 だが、この目でそれが確かめられなければ、力尽くにでも攫ってしまうだろう。



◇◇◇



 アルトの調べはすぐに終わった。

 アメリアと婚約者の仲は、悪くもないが良くもない。政略の絡む婚姻としては、普通のことだった。

 オースティン伯爵は、アメリアの働きとバーンスタイン家の援助に心から感謝しており、彼女が婚家から迫害されることはないだろう。アメリアも生き生きと事業に取り組んでおり、男顔負けの働きをみせていると言う。事業について語るアメリアの様子を思い出し、私は笑みを漏らした。


 彼女は、きっと嫁いでも幸せになれるだろう。嫁ぎ先にこれだけ貢献して利益を齎しているのだ。バーンスタイン伯爵家の陞爵が決まれば、婚家での地位もますます盤石になる。


 私は想いに蓋をする事に決めた。私一人の心で、彼女に要らぬ苦労はさせたくない。オースティン家に嫁ぎ、幸せになる事を祈ろう。


 そう決めても、会うたびに煌めくような魅力を振りまく彼女に、私の心臓は軋むような音を立てた。治水工事の拡大の為に、エルナン国に伝手があり、事業にも詳しい彼女の力を借りることになったのだが、それが私の幸せでもあり、苦しみにもなった。


「それにしてもアメリア嬢。今日の装いは少し華美ではないかな。ここへは仕事に来ているはずだ。少し弁えた格好の方がいい」


「そのネックレスは君の瞳の色とは合わないようだ。鏡で確認してみてはどうかな?」


「エルナン国の大使をお招きする場なんだ。洗練された装いというものを学んだ方がいい」


 とうてい淑女に対する言葉とは言えないものを、私は彼女に放ち続けた。彼女はいつも至高の宝石の如く美しかったが、それを口に出せば蓋をした想いまで引き摺り出されそうだった。彼女を飾る物たちが、彼女の婚約者から贈られた物ではないかと思うと、ドロドロとした嫉妬で身体の中がドス黒く染められていくようだった。そんな気持ちもあって、私は彼女を詰ることを止められなかった。


 辛辣な言葉をぶつけられ、アメリアは悲しげに俯き、小さな声で謝罪していた。悄然とする彼女の様子に罪悪感を覚え、私はますます気持ちが尖っていった。


 そんな事を繰り返していたある日、父親である陛下に呼び出された。公式の場ではなく陛下の私室に呼び出されたのだ。


 陛下の私室には、陛下と王妃が待ち構えていた。席に着き、ワインを勧められる。


「最近、ある令嬢に対して、お前の態度が感心しないと諌言があった」


 陛下の平坦な声と、王妃の険しい目つきに、これは王としてではなく父親としての叱責だと感じて、私は項垂れた。


「…アルトからも事情を聞いた。お前に聞きたかったのは」


「おやめください」


 私は、陛下の言葉を遮る。


「バーンスタイン伯爵家は陞爵により侯爵家となる。これが決まれば、アメリア嬢の身分的に、伯爵家へ嫁ぐのは些か障りがある。そう筋道を立てる事はできる」


 私も何度も考えた事だ。何度も夢想した事だ。


「陛下、どうか、それだけはお止めください。アメリアは、オースティン領の改革に心血を注いでいます。それを、覆すような事は…」


「アメリア嬢の功績を考えても、お前の妃として相応しいと…」


「父上!」


 私は、悲鳴のような声を上げた。


「…あの人の幸せを、邪魔することだけはしたくないのです」


「だったら、呑み込め。その想いを、歪な形でアメリア嬢にぶつけるな!彼女の幸せを願うのならば、中途半端に関わるでない!」


 父に叱責され、私はますます項垂れた。


「お前はこの国の王となるのです。想い一つ断ち切れず、どうして国が治められましょう。出来ぬのならさっさと王太子の地位を返上しなさい」


 母の言葉は辛辣だったが、その目は僅かに和らいでいた。


「良き王に、なりなさい」


 私は一礼して、陛下の部屋から辞した。

 この想いを呑み込んで、深く二度と浮かび上がらぬような場所に沈めなくては。

 そうは思っていても、アメリアへの気持ちは、簡単には消えないと分かっていた。


 それから暫く、私はアメリアと会わぬよう、会っても最小限の仕事の話で止めるように努めた。

 彼女の姿を見るだけで、この世の幸福を全て集めたような幸せな気持ちになったが、事務的に接するよう心掛けた。

 彼女の方も私を嫌っているのか、避けているようだ。当たり前だ、デリカシーのかけらも無い男が、好かれる筈もない。




「今何と言った、アルト。ルイス・オースティンに女ができた?」


 アルトが齎した報告に、私は耳を疑った。


「は。同じ学園に通う、クララ・コリンズという子爵家の令嬢です」


 クララ・コリンズ。その名に覚えがあった。いつぞやの夜会で、馴れ馴れしくも私に媚を売ってきた女だ。すぐに護衛につまみ出されてなかったか?


「そのクララ・コリンズで間違いありません」


 本当なのか?頭は空っぽ、貞操観念の薄そうなあの女と浮気?ルイス・オースティンは視力が悪いのか?至高の宝石のようなアメリアを婚約者にしておきながら、何故あの厚化粧の女と浮気が出来るんだ?


「ルイス・オースティンは忙しいアメリア様に不満があるようで、そこをクララ・コリンズにつけ込まれたようで」


 アルトの言葉に、私は思わず机を殴りつけた。


「アメリアが忙しいのはオースティン領の立て直しをしているからだろうがぁ!しかもその立て直しも、己の母親が作り出した負債のせいだぞ?」


「ルイスはオースティン領の現状をよく分かっていないようです。学友と一緒になってアメリア様を出しゃばりの賢しい女と罵っているようで…」


 チラッとアルトに冷たい目で見られる。私も同じ言葉をアメリアにぶつけた事がある。オースティン領のために尽くすアメリアに、嫉妬したせいではあるのだが…。あの時は、後で散々アルトに責められたものだ。


「アルト。ルイスとクララを別れさせる事は出来るか?アメリアに知られないように…」


「すでに婚前交渉を持ったようですが…」


 アルトが言い辛そうに口にした言葉に、私は目を剥いた。


「はぁ?クララ嬢の純潔を奪ったということか?」


 子爵家の子女とはいえ、そういう関係になってしまったら、ルイスはクララを娶るしかないのではないか?


「…まあ、純潔だったかどうかは…。クララ嬢はあまり評判が宜しくないので」


 私は再び目を剥いた。なんて女だ!


「ただの浮気か?それならば…」


 業腹だが、敢えてアメリアに教えて傷つける事はない。何とかルイスを正気に返させて、アメリアの元に戻るよう、仕向けなくては。


「その、それが…。学園のサロンで、他の衆目監視のもと、アメリア様をクララ嬢を虐めた咎で糾弾し、婚約破棄を叩きつけたようで…」


「っ!」


「殿下!落ち着いて下さいっ!」


 瞬間的に頭が沸騰し、愛用の剣を握りしめ飛び出そうとした私を、アルトが羽交い締めにして止めた。


「アルトっ!何故止める!」


「糾弾については、アメリア様がご自身で身の潔白を証明なさったそうです。オースティン家の顔を立て、穏便な婚約解消になったようで…。ここで殿下が騒ぎ立てれば、折角アメリア様が丸く治めたのに、荒立てることになります!」


 アメリアが…。そうか。

 私は冷静になるように必死で務め、剣を手放した。あれだけオースティン領へ力を注いでいたアメリアの事を思うと、ルイスへの怒りは治まらないが、丸く治めたいと願う彼女の気持ちを尊重しなくてはならない。


「それでは、今はアメリアは婚約者がいないと言うことか?」


 私はハッとしてアルトを見つめた。


「ええ、オースティン家との婚約は解消されましたので」


「アメリアの元に行く!私の妃になってくれるよう、申し込んでくる!」


「殿下!?お待ちください!陛下の許可を取ってからです!それにもう夜更けですよ?申し込むのは早くとも明日以降です!」


「くっ!分かった!陛下に至急お会い出来るよう取り次いでくれ!」


「…御意」


 アルトはため息をついて、部屋を出て行った。







 


 






 

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[良い点] アルトさんが常識人なところ。 王家がちゃんと息子に釘を刺しているところ。
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