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孤独な少年

小さい頃から父親も母親もいない

皆言うんだ

悲しいよね

寂しいよねって


別にそんなこともないよ

おじいちゃんもおばあちゃんもいるし


友達から孤独ってどんなんって

聞かれたんだ

周りは無神経だって怒ったけど

別にそんな気にしないよ


だから

孤独ってどんなのって

逆に聞いたんだ

正直分からないから


孤独ってなんだろ

寂しいこと?

悲しいこと?


そう思ってたら

友達から言われたんだ

お前は孤独を知らなさそうだなって


知らないよ

よく分からない


別に両親がいなくても

どうも

なにも

思わないし


そんな僕に

母親を名乗る女性が現れた


若いけど

なんだかやつれていて

辛そうだった


それを見た僕は

何故か寂しいって思った

これが孤独?


そうか

これが孤独か

分かったぞ

孤独が何か


友達にその事を話すと

やっぱりお前は孤独を知らないなって

言われたんだ


その時

少しムッとしたが我慢した


だって

そう言った友達が


涙を流していたから

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