~協力者達についてのそれぞれの感想その2~
この話を投稿し始めてから1ヶ月が経ちました。
頑張って毎日更新してたけど、年度末になって仕事の量増えてきた。
地味に辛いぜ。
夜中、裕司からも協力者達の印象を聞いてみた。
『僕の印象としては、あの中の誰一人として敵対はしたくないっていうのが一番の印象かな』
『裕司がそこまで言うとなれば相当だな』
『出会ったばかりだから何とも言い難いんだけど、何となく勝てる気がしない』
意外とそういう偏見のない状態での第一印象というのは、結構当たってたりするから困る。
『あの3人は誰一人として、世間一般的な『普通な人生』を歩んでないと思う。纏う雰囲気が僕達とは決定的に違う』
『どのように違うと感じた?』
『僕達は何だかんだ言って一般人だから敵対する相手の怪我とかにも注意を払うけど、あの先輩達は敵対者に対して死ぬ一歩手前ぐらいまでなら躊躇しないと思う。僕達に協力するって言ったときそういう雰囲気を感じたよ。それを当たり前のように出せる時点で普通じゃない。僕がそれを感じたのは中学の頃にマジ切れしたときの瑞輝以来だよ』
ああ、奏に手を出そうとしたロリコンストーカーを瑞輝が半殺しにしたときな。
普段、感情的な瑞輝は本気で切れると一周回って冷静に……
いや、冷徹になる。
あの腹が据った空気を当たり前のように出せる連中が普通じゃないってのは間違いないな。
俺が知る中では、国外の紛争地帯で医療NPO法人として活動して帰国した友人とか、常に人命が掛かっているような困難な手術を任される腕利きの医者なんかがそんな感じだった。
『まあ、どちらにせよ味方でいる限りは、これ程頼もしい協力者もいないと思うっていうのが、僕の印象かな』
『逆を言えば、絶対に敵に回しちゃイカンタイプだな』
『それは瑞輝も一緒だからね。慣れてるよ』
『瑞輝も『裕司だけは敵に回したくない』って言ってたな』
『そうなんだ。お互いそう思ってるから仲良くしていられるのかもね』
そういう部分もあるのかもしれない。
互いが互いの抑止力になっている部分も確かにあるのだろう。
だが、それ以上に瑞輝と裕司は強い信頼関係で結ばれていると俺は思っている。
それから暫く、裕司と雑談みたいなやり取りをして、通信を終えた。
(最後に透流からどんな人物なのか聞いてから寝るとしますかね)
『透流、起きてるか?』
早速、メッセージを飛ばす。
『勿論。ユキさんからの連絡を全裸待機してたよ!』
今日もほぼノータイムで返ってきた。
全裸待機マジ過ぎるだろ……!
軽いホラーだ。
誰か黄金騎士呼んできてくれ。
『服は着ろよ』
『分かってる癖に。比喩よ、比喩』
『そうなんだが、お前ならマジでやりかねないと思ってな』
同棲してた頃、ガチで裸エプロンを敢行するような奴だ。
字面通りの意味で全裸待機してたって不思議じゃないのだ。
裸エプロンのその後どうしたかって?
無論、美味しくいただきました。
本人が乗り気だったし、俺も男だしな。
うん、これは仕方ない。
などと思っていたのだが、おかしい。
先程までほぼノータイムだった返信が10秒しても返ってこない。
『え、ちょ……透流さん?』
まさか、本気でしてないよな?
不安になる。
絶対してないといえないから特に。
『冗談よ、冗談。焦った?』
『ああ。四方堂 恭弥の尊厳が失われるんじゃないかと』
いくら美形でも男の全裸はノーサンキュー。
見ても心躍らない。
『アタシだってそのぐらいは弁えてるわよ。翔ちゃんと同居してるんだし』
『そういや、ゲームでも同居してるって話だったな』
四方堂 恭弥と原良 翔三郎は従兄弟同士だしな。
『キャラは大きく変わっても、そういう部分は変わってなかったりするのよね。不思議よね』
言われてみれば確かにそうだ。
瑞輝も裕司もゲームとは大分性格は違うが、幼馴染だ。
意外と強い因果が働いているのかもしれない。
取り敢えず、100ページ目指して頑張ってみよう。




