表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/35

番外編2 ミハエルの旅立ち~ミハエル視点・46年5月25日~

 今回は13年前のお話。

 今日、俺は王位継承権を捨てる。理由としては不仲になりつつある兄と離れるため。兄はどうやら自己嫌悪に陥るバカで俺とは相性が悪い。


「お父様」

「どうした、ミハエル」

「王位継承権を捨てます」

「…そうか」


 素直に頷くお父様。どうしてなんだ?


「ミハエルはいずれ王位継承権を捨てるだろうとあのウェルズ伯爵に言われていたからな」

「ウェルズ伯爵が? 」

「ああ。そうだ」


 信じられない。慌てて飛び出していくと、カスティーナとカスピアがいた。


「おにーさまだわ」

「おにーさま、あそんで! 」

「すまんな、また今度」

「えー」


 昔、私とダニエルはこの2人みたいに仲がよかったと聞くが、おかしいな。


「遠征か。楽しみだな」

「ミハエル様」

「リーア、どうした?」

「が、頑張ってください。待ってます」


 にこりと笑う彼女がかわいらしい子猫に思えてつい撫で撫でしてしまった。


「あ、撫でないでくださいよー」

「じゃあ、行ってくる」


「大すきだよ、ミハエル様」


 その言葉にどきりとした。あとで返事をしよう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ