21.彼らとの別れ
いつも読んで下さりありがとうございます。
今回は短いです。それではどうぞ。
日に日にエスカレートしていくいじめに耐えていると。
彼らも私の異変に気づき、どうしたのかと聞かれるのだが、
どう答えていいか、わからず黙り続けていると。
とうとうと彼らの耳にも噂が入ってきたのか、彼らは、
怒りを露わにした。
「はるみ!おまえ、いじめられているんだって、なぜ
俺様にすぐに言わなかった。」
「それはですね。」
「そうですよ、言って下されば、私達も何か手をうった
のに。」
「そうなんですが。」
「はるみちゃん、ちゃんと言わなきゃ、わかんないでしょ~
もう。」
「そうですが。」
「近藤、誰に何された?俺たちがどうにかしてやる。」
「…。」
私は何度も事情を話そうとしたのに言葉を遮る彼らに怒りを
覚え、思わず言ってしまった。
言ってはいけない一言を。
「そんなの簡単ですよ!あなた達が彼女達とちゃんと話して
和解して決着つけること。
あとそれからあなた達は私にこれから一切関わらずにいて
くれれば解決します。
ていうか、もう話しかけてくるな、ばかやろう。」
今までの鬱憤が溜まっていたのか、彼らに怒鳴りつけるように
言った暴言に、彼らは目をこれでもかと開き、動揺している
のがわかった。
その様子に気付いた私は、一瞬我に返り、謝ろうとしたが。
私はこのまま彼らと離れよう。そうした方が彼らのためだと思い、
もう話しかけてこないで下さいともう一度言って彼らとわかれた。
そんな私の背中を悲しそうに見つめていた事に私は気付かなかった。
それから彼らは私に近づいて来る事はなくなり、いじめも彼らが
誤解だと言ってまわってくれたようで徐々に無くなっていった。
私は平穏な日常を手に入れる事が出来たと喜ぶ半面、隣に彼らが
いない事がどうしょうもなく寂しく感じた。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
次回、落ち込む彼女にある人物が近づく予定です。
では、また次回。




