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15.テスト結果

いつも読んで下さりありがとうございます。今回は、次の話へのつなぎ

の話ですので、おもしろくはないと思います。まぁいつものことですが…。

でも自分では頑張っているつもりなので、少しでもひまつぶしになれば

いいなぁと思います。では、どうぞ。

「はぁ~」



こんにちは、近藤はるみです。なぜ溜め息を吐いているのかというと。

実は以前にテストを行っていたのですが、その成績が悪かったのです。

今までは決して良い方だとは言いませんが平均位の点数は、とれていた。

だけど今回は、赤点とまでは、いきませんが赤点をギリギリ回避できた

位の点数でした。あまりにも順位が落ちてしまい落ち込んでいたのです。


何でこんな点数になってしまったのか原因はわかっている。そう彼らに

関係している。彼らと出会ってからというもの彼らの事が気になって悩

んでしまい、勉強も手につかなくなる程でした。

彼ら、テスト前は、気を遣っているのか会いにもこなかったし、それまで

頻繁に来ていたメールや電話もかかってきませんでした。

だからなのか余計に気になってしまった。はぁ。

これでは、私は彼らに恋する乙女のようではないかとさえ思ってしまった。

だけどそれは違うと否定するもう一つの感情があるのもまた事実です。

それに彼らに恋って、誰かに一人ならまだしも4人全員気になるなんて

絶対あるはずがありません。むしろそれって初恋もまだの私が4股かよ

と思うと、より一層違うと思う気持ちが強くなるのだった。






放課後となり私が帰っているといつものように近づいてきた彼らに思わず

溜め息がこぼれた。そんな私に気付いた彼らはそれぞれ声を掛けてきた。



「どうした?なんかあったのか?」

「いえ、別に」

「別にじゃないでしょ~。明らかに何かあったじゃん。」

「そうですよ。何かあったのなら話して下さい、相談にのりますよ。」

「お前が元気ないと、こっちも調子が狂うんだよ。何かあったなら何でも

 俺様に言え。何でも解決してやる!」



あまりにも彼らが心配だという表情を隠さないのであった事を話す事にした。


「実は…」



彼らに説明が終わるとそれぞれ様々な表情をしていた。何だそんな事かと

笑う大我くん。そっかそれは大変だったなぁと励ましてくれる修くん(小野

くんのこと)。大丈夫だよ、次頑張ればいいんだよと言って元気づけてくれ

る拓海君。そして勉強の相談でしたらぜひ私に頼って下さいと胸をはる

飛鳥くん。それぞれが私を元気にさせようと心強く言ってくれる姿に感動を

覚える私がいた。そんな私に拓海くんが一つの提案をした。




「そうだ~。それならさ遊園地にでも行ってぱぁ~っと遊ばない~?」

「遊園地ですか。良いですね、テストも終わった事ですし、気分転換

 にでも行きましょうか。」

「おう。俺も賛成だ。たまにはそういうのもいいかもしんねぇ。」

「それなら俺様がどこか貸し切ってやんよ、なぁいいだろう?はるみ。」

「貸切なんて絶対ダメですからね。勿体な過ぎますよ。それにある程度

 賑わっている方が楽しいんです。」


そう私が慌てて貸切にさせるのを止めさせようとすると。

大我君は納得していない様子でしたが、結局私の提案に頷いてくれた。

それに安心していましたが。今、思えばこの4人と遊園地に行くなんて

大それた事は普段の私だったらできるはずがないのに。貸切の事を

気にするあまりそれ自体を断る事を忘れていた私は、やはりバカなんだ

と思った。

そしてこの4人との遊園地へ遊びに行く計画は決定されるのだった。






















最後まで読んで下さりありがとうございます。次回は一体どうなる

のやら。次回もお会いできることを願っています。それではまた次回。

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