トントン・突然死
トントン・トトトンと心臓が鼓動し始めた時、
一人の戦士は、突然死をした。
その瞬間、となりの聖職者から詠唱が聞こえた。
その詠唱を強制的に聞かされた戦士は、魂が強制的に肉体に戻されるのでした。
その詠唱文字とは
「トン・トトン」
というリズムでなりたった詠唱だのだ。
そのリズムに驚愕したせいなのであろうか?
取り戻されそうになった肉体は、釣れたての魚がピチピチと跳ねるかのように
動くのでした。
その光景にびっくりした聖職者は、戦士の頭をひねりつぶして
この世に戻されないようにしました。
中途半端になった戦士の魂は、生末を失い、呪いの戦士となってしまったのだ。
それを鎮めるかのように、または、封印するかのように、先ほどの聖職者を石化させることにした村長でした。
そんな姿になった聖職者を適当にまつると、村は平和になりました。
だが・・・。
定期的な祭典を怠ると
「トントン・トトトン」
という音が不定期に墓石から鳴り響くと、だれかが突然死を起こすのでした。




