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プレイヤーネーム:ローレント
レベル:49
信用度:135
職業欄▽
[中級魔術師(無)]
[漁師]
[契約魔法師]
残存SP:22
ボーナスパラメーター▽
効果値:30
消費値:10
速度値:0
詠唱値:20
熟練値:30
見識値:20
スキルツリー▽
【スラッシュ】Lv10
【スティング】Lv10
【ブースト】Lv10
【魔闘】Lv27
【エナジーショット】Lv18
【マジッククロウ】Lv20
【スペル・インパクト(P)】Lv28
【ナート・エクステンション】Lv15
【ナート・イクイップメント】Lv15
【アポート】LvMAX
・制限解除、無詠唱、ストレージ
【アスポート】Lv28
【契約魔法】Lv3
・空き契約数0
・[ローヴォ:ラッキーウルフ]
・[ノーチェ:ナイトメア]
・[コーサー:ボス]
【投擲】Lv22
【掴み】Lv20
契約モンスター▽
【ローヴォ】ラッキーウルフ:Lv24
特殊能力:強運の瞳
装備:合わせ翅と翡翠の首輪
【ノーチェ】ナイトメア:Lv19
特殊能力:幻覚
装備:無し
【コーサー】ボス:Lv36
特殊能力:組織化、カリスマ
装備:鋭い黒鉄のレイピア
レベルアップで確認したスキルレベルはこんな感じだ。
ローヴォは次でクラスチェンジかな?
楽しみだ。
地上へ舞い戻ると、丁度カポレジーム相手にコーサー達が戦っているところだった。
プレイヤーの人数で敵の人数も変動するのかな?
俺の時はカポレジーム一人とソルジャー二人だったわけだし。
正直もっと出て来てくれてもいいのにな。
そう考えるとコーサー達が羨ましいんだけどね。
さて、どうしようか。
って、どうしようも何も、今コーサー達ピンチかな?
「くっ! コーサーしっかりなさい!」
「うぐ! やってますよ!」
「あーあー俺が手を出すまでもねぇってか? よし、男は囲って殺せ。そこの獣達も同じだ。ただし、女だけは無傷で俺のところへ持ってこい」
「はい!」
「上役! 俺にも回してくださいよ?」
「はっ、味見終わったらボスに渡すんだよ。まあ、ボスが気に入ればだけどな」
「それ殺されないですか上役?」
「バレなきゃいいんだよ!」
「下衆供が! 妾を怒らせた事を後悔なさい? ーーきゃっ!?」
発砲音と共に、銃弾がアンジェリックの顔すれすれを突き抜けて行った。
アンジェリックの瞳がハッと開いて、動きが止まる。
「気の強い女は嫌いじゃねぇけど、お前は言葉遣いを直したらどうだ?」
「くっ、そんな虚仮威し」
パンパンパン!
銃声と共にエスメラルダの悲鳴が上がった。
「エスメラルダちゃん! この!!」
「姉さんもう持ちません! うわあああ!」
「ウォン! ウォン!」
ん、ローヴォは俺に気づいている様だった。
見てないで助けに来いと告げている様だ。
新しい武器を試す機会にはもってこいだな。
「ナート・エクステンション!」「ナート・イクイップメント!」「ブースト!」
状況はなかなかに悪いっぽいので、全力でいかせてもらおう。
アポートで石柱を転移。
そして、エナジーショットとマジッククロウの詠唱も行っておく。
「エナジーショット」
「こっぱっ!?」
間合い的には丁度いいかな。
そのまま悪鬼ノ刀を振るう。
「マジッククロウ」
「へ、当んねぇぎゃあああああ!!!」
残念ながら届いてしまうのだよ。
幻惑、強運、そして悪鬼ノ刀の対人補正を特と見せていただこう。
「う、うわああああああ!!!!」
「で、でたあああああああ!!!!」
「ママあああああああああ!!!」
「悪魔だ、悪魔だ!!! 神よおおお!!」
斬ってすら居ないのに恐慌が訪れて居た。
え、ちょっとまってよ、俺まだ何もしてない。
「なんだテメェ、なにしやがった」
「な、なんなんでしょう?」
【構成員】Lv60
・カポレジーム
【構成員】Lv49
・ソルジャー
【構成員】Lv49
・ソルジャー
【構成員】Lv49
・ソルジャー
【構成員】Lv49
・ソルジャー
目の前で平然を保っているのはカポレジームくらいで。
同レベル帯のソルジャーは少し後ずさりしているが、なんとか平然を保とうと努力している。
え、もしかして、そういう効果?
敵居なくなるの?
まじかよ……。
とりあえず先手必勝というわけで、切りつけて見た。
「ぎゃ! う、うわああああ!!!」
動けないでいるソルジャーを狙ってみたのだが、手首を切り落とされた瞬間絶叫を上げてのたうちまわる。
普段見せない挙動だ。
「ああ? なにしやがったまじで?」
「わからん」
「冗談いってんじゃねぇよ!!!!」
銃を構えるカポレジーム。
いかんな、この感じだと射線上にコーサーがいる。
避けるとコーサーに当たってしまうのか?
まあ、それも試練だよな。
「ぎゃああああ!! コンシリエーレえええええええ!!!」
「え、なに」
「なんで避けたんですか!」
「!?」
普通、避けるだろ。
何言ってんだこいつ。
もういいや、とりあえず放置してカポレジームをもらおう。
ローヴォには散って言ったソルジャー達を追い立てて再び戦場に戻してもらう。
「頼んだ」
「ウォン!!!!」
「よそ見してんじゃねぇよ!」
「アスポート」
「ぶっ!? ちくしょう!! なんだまじでぇ!!」
カポレジームの相手は石柱にしてもらう。
アスポートアスポートアスポートアスポート。
ドンドンドンドンとリズミカルに石柱が行ったり来たり、降ったりしてるな。
翻弄されている様だ。
その間にソルジャー達の首を狩っていく。
悪鬼ノ刀が心なしが嬉しくて震えている様に思えた。
「くっ! てめぇよくも!」
「待て、降参だ」
「……あ?」
少しトリッキーな手を使って見た。
武器を全て投げ捨てて、手を上げておく。
激昂していたカポレジームが、眉をひそめて引き金の指を止めた。
「今更おせぇんだよ。てめぇらは裏社会に、トンスキオーネファミリーに宣戦布告しやがった」
「頼む、許せ」
「命をいくつ差し出しても足りねぇよ。まぁ、拷問はしねぇ。せめてもの慈悲にここで殺してやる。潔く死ね」
俺の眉間に銃を当てたカポレジームはご大層にそんな事を呟きながら引き金の指に力を込めた。
「お前が死ね」
「は?」
引き金が完全に引かれる前に、上げて居た両手に刀をアポートする。
もちろん抜き身で放っておいたので、抜き身でアポートだ。
向きは?
ギロチンの様に下を向けてある。
片方の手で刀の峰を持ち、そのまま下ろす。
「てめぇええええええええ!!!!!」
「残念だったな」
片腕を抑えながら絶叫するカポレジームの首をそのまま跳ねてやった。
ふむ、相手を絶望に叩き落とそうとしてたやつが、絶望に叩き落とされる姿って実にいいね。
「さすがに今のはついていけないですわよ……ローレント様……まあ助けていただいたので感謝はしているのですが、少し困惑していますですの」
「怖い。怖い。コンシリエーレ怖い」
今まで書き溜めてたんですが、最近は勢いで書いてます。
あたまからっぽにして、へのへのかっぱです。
誤字脱字は申し訳ありません。
この流れを止めてしまうと、一ヶ月くらい更新とまりそうなんで。
あとがき小話。
昨日和牛食べに行きました。
美味しかったです。
さすがに毎日三回更新(別作品含む)はきつかったようですね。
息切れ起こしてますが、三月までは続ける予定です。
↓頑張ってるやつ。
「奈落に落ちた俺が超能力で無双する」
http://ncode.syosetu.com/n5083du/
↓あとツギクルの奴もよろしければぽちぽちお願いします。ひな祭りホワイトデーすべての三月と言う三月のすべてを出し切ったスペシャルデーにするんで。