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バレンタインデー近いんで更新ペースあげます。
無事にレイドボスを倒した訳だが、意外と呆気ない終わりだった。
最後の方は引かれていた気がするが、一体なんなんだ。
倒せたから良いじゃん。
超絶スマートに倒し尽くしてやったさレイドボスなんか。
プレイヤーネーム:ローレント
レベル:47(46→47)
信用度:133(83→133)
職業欄▽
[中級魔術師(無)]
[漁師]
[契約魔法師]
残存SP:16(13→16)
ボーナスパラメーター▽
効果値:30
消費値:10
速度値:0
詠唱値:20
熟練値:30
見識値:20
ステータス▽
※※※第二弾アップデートから公開※※※
スキルツリー▽
【スラッシュ】Lv10
【スティング】Lv10
【ブースト】Lv10
【魔闘】Lv20(18→20)
【エナジーショット】Lv10(6→10)
【マジッククロウ】Lv10(6→10)
【スペル・インパクト(P)】Lv18(13→18)
【ナート・エクステンション】Lv5(1→5)
【ナート・イクイップメント】Lv5(1→5)
【アポート】LvMAX
・制限解除、無詠唱、ストレージ
【アスポート】Lv23(20→23)
【契約魔法】Lv3
・空き契約数0
・[ローヴォ:ラッキーウルフ]
・[ノーチェ:ナイトメア]
・[コーサー:ボス]
【投擲】Lv19
【掴み】Lv13
契約モンスター▽
【ローヴォ】ラッキーウルフ:Lv21
特殊能力:強運の瞳
装備:合わせ翅と翡翠の首輪
【ノーチェ】ナイトメア:Lv15
特殊能力:幻覚
装備:無し
【コーサー】ボス:Lv30
特殊能力:組織化、カリスマ
装備:鋭い黒鉄のレイピア
現状のステータスはこういう風になっている。
ちなみに、いかほどの報酬を貰える事になったかはわからない。
専属マネジメントに近いニシトモに丸投げしてあるからだ。
狩れない魔物が出たら装備を新しくする為に交渉しよう。
コーサーのレベルが30になって、特殊能力というかスキルと言うか。
新しくカリスマと言う物が出現していた。
うーん、なし崩し的に俺の経験値を吸ってレベルあげてるだけだろう。
まあ、一度テージシティに向かって首尾を確認しよう。
向上心はそこそこある筈だ。
元々小心者みたいな奴だったけど。
その中には微かに優しさが残っていた。
だが、その気持ちが大事なのだ。
非情であってもクズではなかれ。
筋は通すべきなんだよな。
案外、下についてる二人が振り回してたりして。
さて、防衛戦が終わり、全てのプレイヤーに称号が配られた。
称号▽
【とある魔法使いの内弟子】
【道場五段】
【復讐者】
【毒殺者】
【達成者】
【ハルピニアの盟友】
【外道】
【蹂躙者】
【魔闘家】
【相談役】
【防衛者】New!
読んで字の如くだな。
この防衛戦に参加した証みたいな物だろう。
この称号がある事で、各種防衛任務に参加でき、そして報酬を得る事が出来るそうだ。
信用度上昇にも繋がる称号だ。
大事にしておこう。
ついでにいいますと、今回のレイドボスが終わって増えた信用度は五十でした。
破格の信用度だ!
やったぞおい!
聞く所によると、一応ゾンピプレイヤーにもこの称号は渡されているらしい。
信用度がゼロになってしまった奴もいる。
そんな奴らは、ぶっちゃけ空気になっていた騎士団とやらのクエストに、防衛と言う物があって、そこに混ざって魔物を倒す事である程度、信用度を上げる事が出来るんだとか。
騎士団、良いと思います。
ぶっちゃけ空気だったけど。
一部、声が大きい吐き気を催す奴が居たが、それ以外の騎士団員は打ち砕かれた防壁の修繕や、区画拡張を手伝ってくれていた。
いずれ、騎士団のクエストを受けてみよう。
騎士団長はさぞかし強いんだろうなあ。
さて、いつぞや三下さんと狩りに行く約束を取り付けていたんだが、それは急用で無くなってしまった。
今日はログインできないそうだ、残念だ。
ならばテージの方へ向かおう。
テージシティならば一番経験値が稼ぎやすい。
ノーチェに跨がって走り出す。
町を出る直前にニシトモが居た。
「これから行商?」
「ええ、そうですよ」
「同行しよう」
「ありがとうございます」
シグナルウルフは弱いな。
ローヴォは全く問題無しと言う具合に相手しているし。
ノーチェは突進噛み付き、後ろ足での蹴りをお見舞いしていた。
一番弱そうな手合いに群がろうとするシグナルウルフが派手に吹っ飛んでいた。
「馬装良いですね」
「機動性重視だから」
鉄で作る予定だった馬装は大きく変貌を遂げた。
面装は鉄を使っているし、鋭利な一角を取り付けてもらった。
遠目から見たら黒いユニコーンだな。
首と横腹を守る装備には、ピラルークの鱗が使われている。
俺の篭手と一緒だ。
軽くて丈夫な鱗素材。
合わせてコンバットエイプの革も使われているんだか、期待は大きい。
「……私もそろそろつけた方が良いでしょうね。ローレントさんの素材からいくつか買い取り精算してもいいですか?」
「構わん」
第一拠点に貸し倉庫が作られている。
一番物を置いているのは俺だ。
ポーチ型のアイテムボックスに入らない物だったり、イシマルやトモガラから買いあさっている資材が詰め込まれている。
そろそろ整理しないといけないんだけど。
装備自体あまり変えないからなぁ……。
六尺棒と鬼魔の長剣があれば現状こと足りているのさ。
【鬼魔の長剣】製作者:???
オーガの系譜に至る魔物の剣。
別名オーガソード。
使い手の意志によって下級魔剣へと至る。
装備耐久のオート回復(微)。
・攻撃:34
・耐久Lv5
・回復Lv1
・耐久46/100
・成長477/500
鬼魔の長剣は、レイドボス戦で大きく耐久を減らして居たんだが、徐々に回復して来ている。
そんな事より成長そろそろ溜まりそうなんだが……?
いや、むしろあれだけ戦闘で活用したのにまだ成長溜まり切ってないのは、かなり遅い方でそれだけ強いと受け取っていいのかな?
騎乗戦闘に鬼魔の長剣は不利なので、テージに向かった先の裏社会で沢山血を吸って頂きましょうね。
そしてあっという間にノークタウンについた。
ニシトモからは信用度を貰う。
プレイヤーネーム:ローレント
レベル:47
信用度:135
行商クエストの同行はやめられない。
貿易船のクエストも開拓して開通させたプレイヤーよりも、楽しんでクエストをこなすプレイヤーの方が恩恵をかなり受けている筈だ。
「すいません、今回はテージシティには行けそうもありません。ノークとテンバーに先日の物資を振り分けるクエストを行商プレイヤー達は受けてしまっている物で」
「大変だな」
「エドワルド町長は奇跡だと言っていましたよ。あの量の魔物は歴史的にもかなりの大規模らしく、それを終わらせたプレイヤーの皆さんは歴戦の英雄達と肩を並べる日も近いと」
ご謙遜だな。
元々あの量の魔物は自分らで招いた種だ。
積み荷の振り分けを手伝った後、ニシトモとは別れた。
ノークにこのまま居ては、面倒なのに絡まれる可能性が高い。
そう言う訳で、さっさとテンバーに向かいたいのだが……。
「おまちなんし。せっかくノークに来たんですから、妾と会って行けばよろしくてよ?」
でででたー。
後書き追記!
新作投稿しました!
「奈落に落ちた俺が超能力で無双する」
http://ncode.syosetu.com/n5083du/
ぜひ一度ご一読を!
さて、裏社会編に突入します。
テージシティの狩場は東西に別れています。
北は貿易の為の大きな道が作られて、南はどっちかと言うとノーク側のエリアという形になっています。
エリアポータルはありませんが、モンスターが湧かない中継地点用にインスタントモニュメントが配置されています。
レイドボス戦の時、ローレントはそれを無視していたので書かれませんでした。
ノークタウンから北のフィールドは、道があれども人の往来が多少ありますので魔物自体は少なめ。
期待外れフィールドという立ち位置ですね。
でも、その本懐は行商用のフィールドに装備以外のアイテムを全て奪う盗賊が湧く。
という差別化がされています。
新追記
契約魔法をLv3。
空き契約数を0にしました。