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早めの更新です。今回も多分三回更新します。クリスマスはとりあえずめっちゃ更新します。
今更なんだが、ボーナスパラメーターってこまめに振った方が良いのかな?
スキルポイントの癖で、貯めてるけど。
ほらこれ。
残存SP:8
ボーナスパラメーター▽
効果値:30
消費値:10
速度値:0
詠唱値:20
熟練値:20
見識値:20
どうせなら熟練値と効果値の値を出来るだけ近づけておきたい。
そんな所だったりする。
見識?
後で良いよそんなの。
欲しい上位スキルなんてスペル・インパクトの次の技くらいで。
アスポートの次はスティーブンが勝手にくれるだろう。
……。
よし、振ってしまえ!
残存SP:0
ボーナスパラメーター▽
効果値:30
消費値:10
速度値:0
詠唱値:20
熟練値:28
見識値:20
攻撃力が上がった。
とでも言えば良いかな?
パラメーター全体の底上げを担う熟練値。
これを上げずして、他を上げても意味がない。
そう思える名称だ。
アレから、夜の行商クエストでノークへ戻って来た。
出て来る敵は盗賊ではなく、コーションウルフという魔物だった。
【コーションウルフ】Lv13
行商人が注意すべき魔物。クラス3。
しつこく更に連携が上手い。
シグナルウルフの上位版って感じで。
かなり厄介だった。
異常状態に陥った仲間を補助するっていうね。
下手したら野良PTより連携上手いんじゃないのかって感じで。
平均レベル帯が俺のお陰で引き上げられているので。
ニシトモとツクヨイはレベル上がっていた。
俺は上がっていない。
解せぬ。
でも、行商中の戦闘でかなりアスポートを使っていたのでレベルが上がっていた。
あとローヴォもレベル上がってるね。
スキルツリー▽
【アスポート】Lv9→10
【マジックアンプ・ナート】Lv7→8
【マジックウェポン・ナート】Lv7→8
契約モンスター▽
【ローヴォ】ラッキーウルフ:Lv15
特殊能力:強運の瞳
装備:合わせ翅と翡翠の首輪
先が長い。
集まった毛皮は全てニシトモに精算して頂く。
そう言う手筈だな、うん。
コーションウルフは夜行性でハツラツとしていた。
……。
それなのにうちの駄犬は?
「がうあうがぁー」
夜になると目をしぱしぱとさせている。
完全に中身は人間の子供に近いそれだと思う。
狼もっと頑張ってよ。
マイナーチェンジするぞコンニャロー?
「王都はいついきますか?」
「明日、いや明後日? ちょっとまって、先に工房行きたいから」
「えええー」
戻って来たスティーブンの家に、既に彼の気配はなかった。
さっそく王都へ逃げ出してしまったようだな?
ツクヨイと俺は内弟子称号を持っているのでスティーブンの家に入れるが、他の人はただ路地の入り口から眺めているだけに過ぎないのだ。
「おい、二人で家に入って行くぞ」
「……一つ屋根の下って事? ロマンチックぅ〜!」
「——聞き捨てなりませんね」
「——だな」
金髪二人の声がした。
一人は無愛想なワイルドな声質。
もう一人は丁寧だが、心に深い闇を抱えてそうな声質。
身震いがした。
さて拠点の倉庫に入れてもらった魔樫の丸太をストレージから工房へ引き寄せる。
工作スキルを久々に使うよー。
一本の丸太から魔樫の六尺棒がいくつできるんだろうか?
出来るだけストックを作っておきたいところだった。
【魔樫の六尺棒】製作者:ローレント
魔樫で作られたただの六尺棒。
魔力を込めると粘りと強度が増す。
・攻撃3?/4?
・耐久Lv?/5
・耐久100/100
どういうこっちゃねん。
攻撃力は30〜49の間って事かな?
クエッションマークの桁数も三桁から一桁になっている。
要するに俺の工作スキルが低いのアレだったのか?
ちなみに鬼魔の長剣は順調に成長している。
こうだ。
【鬼魔の長剣】製作者:???
オーガの系譜に至る魔物の剣。
別名オーガソード。
使い手の意志によって下級魔剣へと至る。
装備耐久のオート回復(微)。
・攻撃:30
・耐久Lv5
・回復Lv1
・耐久87/100
・成長257/500
うむ、良い子だ。
攻撃力も30の大台に。
そうだ、試しに魔力を込めてみよう。
その時の表記をまだ見た事が無かった。
「マジックアンプ・ナート」「マジックウェポン・ナート」
魔闘スキルも既に起動してある。
その上体ではどうなるか?
【魔樫の六尺棒】製作者:ローレント
魔樫で作られたただの六尺棒。
魔力を込めると粘りと強度が増す。
・攻撃38
・耐久Lv2
・耐久100/100
うお、そんなに強く無かった。
持ってみてわかる。
なんかちょっと残念な仕上がりって感じがする。
ちょっと、木工レベルを上げてみよう。
[工作スキルのレベルが上がりました]
【工作】Lv3→4
[工作スキルのレベルが上がりました]
【工作】Lv4→5
[工作スキルのレベルが上がりました]
【工作】Lv5→6
[工作スキルのレベルが上がりました]
【工作】Lv6→7
[工作スキルのレベルが上がりました]
【工作】Lv7→8
[工作スキルのレベルが上がりました]
【工作】Lv8→9
[工作スキルのレベルが上がりました]
【工作】Lv9→10
「……めっちゃ作っとる。……釣り竿?」
釣り竿と浮きセットを一体いくつ作ったのか?
練習用の木材は大量に倉庫に入れてあるしな。
そして地味に漁具スキルも上がっているのです。
漁師の工作スキルと言えば良いのだろうか?
[漁具スキルのレベルが上がりました]
【漁具】Lv9→10
[漁具スキルのレベルが上がりました]
【漁具】Lv10→11
[漁具スキルのレベルが上がりました]
【漁具】Lv11→12
[漁具スキルのレベルが上がりました]
【漁具】Lv12→13
全くとんでもない事になっている。
いつだか、ツクヨイが錬金素材として木偶人形を必要としていると言って来た。
だから釣り竿やめて作ってみた。
工房に並べられたのは大量の木偶人形。
「こうして見ると、めっちゃ怖いですね」
「これ、どうするんだ?」
するとツクヨイは自分の部屋から錬成用の機器を持ち出して来て、すぐさま魔力を当て始めた。
錬金が始まる。
用意されたのは鉄くず達。
その隣には木偶人形がある。
「手始めに手乗りサイズから初めて見ます」
「おお!」
錬金にて合成が始まる。
木偶人形にまるでメッキの様に鉄が張り付いていった。
【スクラップパペット】製作者:ツクヨイ
木偶人形に鉄くずを使用して作られている。
関節部の駆動は甘く、そこまで頑丈ではない。
製作者に忠実な人形。
「やった! 成功しましたよ!」
「これは一体?」
「ぶらっくぷれいやぁの忠実なる僕ですぅ! よーし歩いてください!」
ツクヨイの言葉に従ってテクテク歩くスクラップパペット。
手のリサイズが妙な可愛さを演出している?
そして十歩程歩いて死んだ様にバラバラになってしまった。
「成功率は低いし、こうやって質が悪いと魔力が切れるだけでバラバラになってしまいます」
「ほーん、どうするの?」
「むふふ、ローレントさんから大量に貰った魔石を使えば電池の様に魔力を貯めておけるんです!」
少し大きめの木偶人形を錬成しだすツクヨイ。
こうして錬金術スキルを使う事で、レベルを上げて、徐々に成功率を高めて行くのね。
俺も負けてられない。
再び工作に向き直ったら、インフォメーションメッセージが。
[工作レベルが上限に達しました]
[見識と熟練が定数を超えているので、派生スキルを獲得します]
[派生スキルは石工と木工です]
余り触れてませんが、かなり素材は残っています。
この話の主人公は戦い方を考えて勝ちに行くタイプで、余り装備に拘らない傾向にあります。
大体の人は装備を強くするためにモンスターを倒して素材を集めたり。
良い素材を買うために生産活動やクエストをします。
ですがこの主人公はそういうオーソドックスなプレイを知りません。
気ままにやるが故に、周りがサポートしてくれているんですかね。
んでもって、生産素材はたんまり溜まっている様子です。
装備が出来てしばらくは、生産方面よりも狩り、戦い方面での活動が主になりそうですね。
一日一レベルアップのプレイ日記にしようと思ってるのに。
なかなかストーリー展開はママならぬ物です。
時間が出来たら掲示板回をやります。
あれ、結構時間掛かるんですよね。書くのに。