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-132-大型アップデート・パイオニア

本日五回更新中の四回目です。

 ログインした。

 闘技大会の一日、随分と長く感じた。

 それほど充実した戦いだった?


 いやはや、切磋琢磨し合える仲間が居るって良い事だね。

 例えゲームとは言えど、ついつい熱くなってしまった自分が居た。

 さて、今日からは平常運行だ。

 魔物相手にフィールドウォークといこうかな?


 そうだ、優勝報酬?

 なななんと、闘技大会トーナメント出場者にはもれなく参加賞金。

 そしてベスト8位にはスキルパッシブクーポン。

 ベスト4位にはパッシブクーポンと上位派生チェンジクーポン。


 準優勝は?

 パッシブ、上位派生と共に、リミテッドスキルもしくは、マイナーチェンジクーポンだったそうだ。


 じゃあ、優勝は?

 パッシブ、上位派生チェンジ、の他にマイナーではなく。

 リミテッドスキルもしくは、限定解除クーポンでした。


 もちろんの事、限定解除でしょ。

 リミテッドスキルは既に持っている。

 これに寄って、契約魔法のリミテッド版が正式な契約魔法へと変化した。



【契約魔法】リミテッド

空き契約数2

[ローヴォ:ラッキーウルフ]

[         ]

[         ]



【契約魔法】Lv1

空き契約数:0

[ローヴォ:ラッキーウルフ]




 何故か、減った。

 お、おい。

 聞いてないぞ?


 その原因は意外な所にあった。

 大型アップデート第一弾。

 AIがプレイヤーの動きを収集分析してリリースされたパイオニアというアップデート。

 スキル、ステータス、全てが変貌を遂げた。




◇◇◇

プレイヤーネーム:ローレント

レベル:40

信用度:76

職業欄▽

[中級魔術師(無)]

[漁師]

[契約魔法師]


残存SP:105

ボーナスパラメーター▽

効果値:

消費値:

速度値:

詠唱値:

熟練値:

見識値:


ステータス▽

※※※第二弾アップデートから公開※※※


スキルツリー▽

【スラッシュ】Lv10

【スティング】Lv10

【ブースト】Lv10

【魔闘】Lv3

【エナジーボール】Lv5

【スペル・バイブレイト】Lv7

【マジックアンプ・ナート】Lv5

【マジックウェポン・ナート】Lv5

【アポート】LvMAX

・制限解除、無詠唱、ストレージ

【アスポート】Lv9

【契約魔法】Lv1

・空き契約数0

・[ローヴォ:ラッキーウルフ]

【投擲】Lv18

【掴み】Lv13


生産スキルツリー▽

【操船】Lv5

【漁具】Lv9

【潜水】Lv3

【採取】Lv7

【工作】Lv3

【解体】Lv5

【鑑定】Lv5


称号▽

【とある魔法使いの内弟子】

【道場五段】

【復讐者】

【毒殺者】

【達成者】

【ハルピニアの盟友】

【外道】

【蹂躙者】

【魔闘家】


武器▽

【鬼魔の長剣】

【鋭い黒鉄のレイピア】

【弾機銛】


防具▽

【革レザーシャツ】

【革レザーパンツ】

【魔甲の脛当て】

【鎧魚の手甲】

【軽兎フロッギーローブ】

【軽兎フロッギーブーツ】

【黒帯五段】

【クリアオニキス・ブレスレット】

【兎のミサンガ】


契約モンスター▽

【ローヴォ】ラッキーウルフ:Lv12

特殊能力:強運の瞳

装備:合わせ翅と翡翠の首輪

◇◇◇




 スキルパラメーターが無くなってから、大分スッキリした印象がわかる。

 確かこれ自体はβ版っていうか、テストプレイ時の方式に戻りつつ、若干新しい要素が付け加えられていると日刊GSOと公式サイトに載っていたな。


 行動によってスキルレベルは上昇する。

 だが、ボーナスパラメーター値によってスキルの派生域が変わって来たり、取得できるスキルが増えたりする。

 と、こんな所。


 スキルレベルがマックスになれば自ずと上位スキルに上書き、もしくは派生スキルが出現するらしい。

 何よりスキルポイントが必要なくなった。

 それに尽きるのだが……。


 スキルを使わなければ、スキルレベル上昇しないってマジか?

 しかも上昇上限値載って無いじゃん?

 おいおい……、しっかりしてくれよ運営。

 アスポートなんかどうやって使えって言うんだよ?


 そして今まで使ったスキルポイントは、返って来た。

 スキル強化の書を含めて105ポイント。

 まず、これをボーナスパラメーターに配分しないと行けない。

 死にスキルはこれでなくなるんだけど、何だかなー。


 職業も複数持てるらしいが、成長度は分散されるんだってね?

 改めて、沢山職業を取ってみようとも思ったが、それで一気に面倒になった。

 アスポートが育ちきったら戦士とか薬師とか錬金術師とか取ってやる。

 そう決めた。


 さて、配分してみようか?




残存SP:105

ボーナスパラメーター▽

効果値:

消費値:

速度値:

詠唱値:

熟練値:

見識値:




 効果値は効果が上昇し。

 消費値は消費MPが減る。

 速度値は魔法以外スキルの発動速度。

 詠唱値は魔法スキルの発動速度。

 熟練値は上記の全体的な底上げ値。

 見識値はスキル知識で、上げると派生が増えるってよ。


 ふむ、なかなかに面白そうだ。

 っていうかステータス!

 第二弾アップデートから公開ってどういう事ね!

 早くしてくれても良いのよ!


 そしてこうなった。




残存SP:5

ボーナスパラメーター▽

効果値:30

消費値:10

速度値:0

詠唱値:20

熟練値:20

見識値:20




 試しに詠唱に1だけ振って検証してみると。

 アポートは無詠唱。

 アスポートは直に発動した。


 でもね、他のスキルがダメなんだよ。

 スペル・バイブレイトとかもうね。

 こまめに上げながら見てみると、丁度20ポイントでいつもの詠唱に戻った。


 速度値は今の所ほぼほぼ必要ないから、効果多め。

 そして魔法あんまり使わないから消費に少なめ。

 あとは均等に振ってみた。


 もしスペル・バイブレイドがクラスアップした時のために、SPは少し残してある。

 いやはや、厄介な仕様ではあるな。

 お陰で他の魔法スキルが一発詠唱できる様になったんだけど。


 さてと、それではローヴォを連れて。

 まずはスティーブンの部屋で飯。


「調整は終わったのか?」


「はい」


「GM共めが、儂らの関係をバラしおって」


「ふわあ、おはようございますローレントさん」


 丁度ツクヨイもログインして来た。

 そして色々メッセージとか確認しながら。


「ひゃわわ! 色々変わってるデス!」


 と慌てふためいていた。

 闘技大会の次の日、さっそくスティーブンにアポートをせがむ奴らがでた。

 そして朝一にスティーブンが一言。


「少しこの町から離れるでな」


「えええ! お師匠様、本当ですか?」


「心配するでない。内弟子にも使える転移門じゃよ、オルクカントで依頼を受けている故、たまに手伝いに来させるつもりじゃし」


 確かいつだかの地図に載ってたオルクカント王国の王都と言う奴な。

 未だ見ぬ土地、というか未だに開拓進んでないのが現状だよな。

 風の噂では商人プレイヤーは徐々にノークタウンの先。

 テージシティにまで足を伸ばせる様になったとか?

 これはニシトモに要確認だな。


「あ、ちょっと待ってください」


 ローヴォをひと撫でし、立ち上がったスティーブンを止める。


「アスポートに、上位派生クーポンを使いたいのですが」


「ならん」


 頭の中で舌打ちしておく。

 このスキルだけはスティーブンから授けられる。

 一応ダメもとでは居たんだが、一つ希望が消え去ってしまったなあ。


 ではもう一つ。


「スペル・バイブレイトには使っても良いですか?」


「それは構わん」


 だがしかし、失念していた。

 スペル・バイブレイトの次のスキルがなんであれ。

 詠唱ポイントが足りていない事だ。


 パッシブクーポンを使え?

 むぐぐ、使えたら使いたいけどなあ!

 出来るだけスペル・リジェクトまで残しておきたいのだった。





諸々の感想ありがとうございます!

そして闘技大会終了の話と共に、ブクマ・評価をちょいちょい頂きまして本当にありがとうございます!

聖の悦びを知りやがるクリスマスのチートイツ達に逆らう様に。

私は書きなぐります。


クリスマス?

仕事ですよええ。


今日は?

休みですよええ。


自分を追い込んでみました。

水曜日は休みなんですが、その分土日に仕事がありますので、もしかしたら予約投稿になります。


でも二話更新ずつできたらええなあなんて思ってまして。

皆さんの感想そして評価応援、レビュー。

全てが書く力に変わっています。

ありがとうございます。

ありがとうございます。


一時は更新が停滞してどうなる事やら思いましたが。

無事に闘技大会、アップデートという節目を迎える事ができて、嬉しいです。




あ、後一回八時に予約投稿してますので、あしからず。

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