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長らくお待たせしました。皆さんメッセとか感想とか色々ありがとうございます。頑張ります。
さてと、武器のメンテナンスも終了。
いつか自分で鉄製武具のメンテナンスをこなせればいいだんがな。
そんな事を考えながらブザーを待った。
そして鳴る。
駆け出して、そして一閃の元に斬り捨てる。
ポイント一位キープ。
テンバータウンのマップを見ると俺の位置は徐々にトモガラの方へ。
仕返しだ仕返しだ。
闘技大会まで待ってられない。
腕の状態は良好だったりする、部位破壊ペナルティなんか何のその。
積み上がったプレイヤー達の遺体の上に登ってあいつを捜すのだ。
ローヴォは待機中。
それがいけなかったか。
全てが終わる頃には、レベルが一つ上昇していて、申し分無いのだが……。
他のトッププレイヤーとも大差を付けてのゴールイン。
だがしかし、他のトッププレイヤーと相見える事はなかった。
っていうかイベントに合わせてログイン数多過ぎる。
こんなぐちゃぐちゃなイベント模様だなんて、BEoCでもなかったぞ。
混戦なんかマップの自由度が高いグローイング・スキル・オンライン限定の仕様だろう。
その分ハツラツだったけどね。
プレイヤーネーム:ローレント
職業:中級無属性魔法使いLv35
信用度:85
残存スキルポイント:4
生産スキルポイント:0
いつのまにかスキルポイントが溜まっていた。
アスポートに振りたい所だが、エナジーショックのスキルを大きく上げても良いかもしれない。
迷う。
うーん、どうしよう。
今の所アスポートが役に立つ事はない。
闘技大会の事を考えても、エナジーショックに振って攻撃力を上げるのが先決だ。
プレイヤーネーム:ローレント
職業:中級無属性魔法使いLv35
信用度:85
残存スキルポイント:4
生産スキルポイント:0
【エナジーショック】
・威力Lv15/15
・消費Lv1/5
・熟練Lv1/10
・詠唱Lv5/5
なかなか良い感じ。
威力を上げるには熟練を上げないといけなかったりする……。
保留だな。
だったら残ったポイントはアスポートに振っておこう。
プレイヤーネーム:ローレント
職業:中級無属性魔法使いLv35
信用度:85
残存スキルポイント:0
生産スキルポイント:0
【アスポート】
・精度Lv2/30
・距離Lv5/30
・重量Lv5/30
・詠唱Lv1/1
こいつもこいつで先が見えない。エナジーボールの派生であるエナジーショック。
どーせいこいつ、正当派生じゃないとって落ち?
そう思ってスキル欄を見てみると、派生として新しいスキルが表示されていた。
【スペルバイブレイト】
無属性魔法の近距離派生系。
震動による衝撃は相手を麻痺させることもある。
取っておけばよかったと、後悔。
こういう事ってよくあるよね。
まあ次レベルが上がったら取得させてもらおうかな!
ってか現時点での取得スキル。
プレイヤーネーム:ローレント
職業:中級無属性魔法使いLv35
信用度:85
残存スキルポイント:0
生産スキルポイント:0
◇スキルツリー
【スラッシュ】
・威力Lv10/10
・消費Lv1/10
・熟練Lv1/10
・速度Lv1/10
【スティング】
・威力Lv1/10
・消費Lv1/10
・熟練Lv1/10
・速度Lv1/10
【ブースト(最適化・補正Lv2)】
・効果Lv4/10
・消費Lv4/5
・熟練Lv4/5
【魔素流々】
・効果Lv20/20
・消費Lv4/10
・熟練Lv20/20
※息吹から昇格。
※魔纏に統合されます。
※道場二段スキル。
【魔素制動】
・効果Lv6/20
・消費Lv2/20
・熟練Lv20/20
※息吹から昇格。
※魔纏に統合されます。
※道場三段スキル。
【魔纏】
・効果Lv20/20
・消費Lv4/20
・熟練Lv20/20
※称号”道場四段”スキル
※フィジカルベールから昇格。
【エナジーボール】
・威力Lv5/5
・消費Lv1/5
・熟練Lv1/5
・詠唱Lv1/5
【エナジーショック】
・威力Lv15/15
・消費Lv1/5
・熟練Lv1/10
・詠唱Lv5/5
【マジックアンプ・ナート】
・向上Lv1/25
・熟練Lv1/20
・消費Lv1/20
・詠唱Lv1/5
【マジックウェポン・ナート】
・向上Lv1/25
・熟練Lv1/20
・消費Lv1/20
・詠唱Lv1/5
【アポート】
・精度、距離、重量の制限解除。
・無詠唱可能。
・ストレージからセットアイテムの任意転位可能。
【アスポート】
・精度Lv2/30
・距離Lv5/30
・重量Lv5/30
・詠唱Lv1/1
【投擲】
・精度Lv1/3
・距離Lv1/3
【掴み】
・威力Lv1/3
・持続Lv1/3
【調教】
・熟練Lv1/6
【鑑定】
・見識Lv1/6
◇生産スキルツリー
【漁師】
・操船Lv1/20
・熟練Lv10/20
・漁具Lv5/20
・水泳Lv1/1
【採取】
・熟練Lv1/3
・眼力Lv1/3
【工作】
・熟練Lv2/6
【解体】
・熟練Lv1/3
・速度Lv1/3
どうよこれ、すげーわかり辛いよね。
一応節操無しにスキルを取るなんて事はしなかったけどさ。
流石にこれはどうかと思うよ。
魔法系スキルと武技系スキルはわけてほしいよね。
カテゴリーをわけて見やすくしてほしい。
それが俺の願です。
ねぇ運営。
——初日を終えて。
一先ず落ち着いている模様。
サイゼミアンという似非バーミアンの様な定食屋にて、再び貸し切りパーティがスタートする。
ミツバシとイシマルとニシトモとマルタは四人テーブルで牛肉を搔っ食らっていた。
俺は奥の特別席からカウンターに映り座って、両隣にトモガラとガストンのガードをつける。
肩身が狭いのはごめんだ。
一帯に急にどうしたってことで、ローヴォをすまん。
少しの間だけでも犠牲になってくれ。
「なんでアタシがカクテルつくってんの」
「アルコール良いのか」
「厳密に言えば、アルコールの様な風味を持つ、飲料水のことである」
とりあえず本題へと映る。
闘技大会の後、大規模アップデートが行われるらしい。
根底を揺るがす、アップデートなんだとか。
日刊GSO(通称日刊糞)をまともに読んでいればみんな知ってるんだって。
知らんがな。
「まあ、新しいマップの出現なんて為さそうね。今の所、開拓ゲームだし?」
「今日のでだいぶ攻略組の息も抜けたんじゃねーの?」
ノークタウンではイベントは行われなかったらしい。
そりゃそーか。
「大方新しいクエストの出現なのである」
「ふーん」
「なにローレント、貴方また例の師匠とやらかしたの?」
やらかしたと言う訳でもないが、師弟関係に居る事で入れる特殊マップ。
そこでハルピニア人と呼ばれる鳥人種と出会い、色々話をした。
あとはパンダが強かった。
そこの子パンダは人気見たいだけどな。
俺は運営に、外道扱いされて。
「さて、来週の闘技大会前に、こっちも一つ、大仕事を終わらせるわよ」
「なに?」
「そろそろ東の川の異変クエストを終わらせる」
シャカシャカとカクテルを作りながら、レイラがそう言った。
確かに、ずっと放置されてたクエストでもあった。
ピラルークの件もあるが、水上では人の行動範囲は極端に狭くなる。
漁師だって気をつけなければ簡単に死ぬ。
「いい、進軍は明日」
「急だな」
「廃人さん達、やれるってさ?」
「了解した」
つまるところ、ここに居るメンツは全員参加が可能だって事。
はは、トッププレイヤーに近いメンツがうようよいやがるぜ。
ゲーム内時間の夜は更けて行く。
……確かにみんな廃人だな。
少ない文字数ですが、少しずつ書き加えて行きます。
そして、色々と忘れてるのでアップデートにかこつけでゲームの仕様を少しばっかり変更というわけで。
よろしくお願いします。