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臆病者は夜を駆ける  作者: くろねろこ
1章
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2

[インフィニティ・ワールド]通称IWと呼ばれるこのゲームは数年前にオープンβが終了し、正式サービスが開始された、開始当時は複雑で多過ぎるシステムや、広大過ぎて移動に手間がかかるマップ、その安直なネーミングが合わさって余り期待されているゲームとは言えなかったが、時間が経つにつれて、目の肥えたゲーマー達の間で人気が高まり、今では人気タイトルと言われるまでに成長した。

このゲームは無限に広がる世界と自由、というキャッチフレーズで発表され、その名の通り、多種多様なスキルと言われる能力や、実に30種類以上からなる職業が存在し、モンスターや、プレイヤー同士の戦闘をメインとしている。

日課であるインフィニティ・ワールドの最新情報を確認をおえた青年は、デスクトップに表示されるアイコンをダブルクリックし、立ち上がったゲーム画面にユーザーIDとパスワードを素早く入力する。

キャラクター選択と表示された画面にはLV15とLv90と頭の上に小さく表示されている2体のアバター佇んでいる。

Lv90である金髪で整った顔立ちの美青年のアバターを選択し、決定を押す、ロードが終わると、まるでRPGゲームに出てくる城の中のような、真っ白な壁に赤い絨毯の大部屋に金髪のアバターが出現する。

画面右上にギルドホームと表示されたそこは、青年がリーダーをつとめるギルドと言われる団体のホーム、いわば本拠地だった。





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