四話 (お題)しりとり
今回は会話のみで作った話です。
これは一度やってみたいなと思ってやってみました。
次回からはいつも通りの形式に戻します。
~お題 動物~ 【順番 沙耶→泰司→麗華→俺】
「えっと……しりとりの【り】から、リス」←沙耶
「スイカ……のリス」←泰司
「スルメイカ」←麗華
「さっきからおかしいのがいくつかあったが気にしないでおこう。カエル」←俺
「る……る……る?るるるるるる――あ、ルイス」←沙耶
「そんな動物いる!?」←俺
「鈴……のすずめ」←泰司
「普通にすずめで行けたぞ」←俺
「盲点だったぜ」←泰司
「めだか」←麗華
「カマキリ」←俺
「り……り……り?りりりりり――あ、リス」←沙耶
「俺の気のせいじゃなければリスは最初に言っていたぞ」←俺
「スイカ……のすずめ」←泰司
「泰司さっきからせこいぞ!」←俺
「めだか」←麗華
「皆がズルするなら俺もさせてもらうぞ。カマキリ」←俺
「秀二負けだね」「勝ったぜ」「反則で負けだったりします」←沙耶、泰司、麗華
「俺だけ駄目なの!?」
~お題 食べ物~ 【順番 泰司→沙耶→俺→麗華】
「カルパッチョ」←泰司
「チョコレート」←沙耶
「トロロ」←俺
「ローストビーズ」←麗華
「ビーフじゃないの?」←俺
「昨日の夜ご飯だったりします」←麗華
「麗華の食生活が気になるぞ」←俺
「ズワイガニ」←泰司
「肉団子」←沙耶
「ゴマ」←俺
「丸太」←麗華
「木は食べるものじゃないぞ」←俺
「タコス」←泰司
「酢豚」←沙耶
「タコ」←俺
「コガネムシ」←麗華
「麗華から普通の食べ物が一向に出てこない」←俺
「シマウシ」←泰司
「ウマじゃなくてウシ!?ってか、シマウマでもおかしいぞ」←俺
「小さいこと気にしちゃ駄目だぜ」←泰司
「シジミ」←沙耶
「みそぱん」←俺
「みそで作ったパンとか奇想天外だぜ」←泰司
「みそで作るんじゃなくてみそを使うだけだぞ」←俺
「味噌を使うパンだけでも奇想天外だぜ」←泰司
「一つ気になったことがあるので言っちゃいますけど【ん】ついちゃってますよ」←麗華
「あ……本当だ」←俺
~お題 好きな物~ 【順番 麗華→泰司→沙耶→俺】
「食べ物」←麗華
「ノート」←泰司
「トーマス」←沙耶
「これって好きって言えば何でも通らない?すき焼き」←俺
「人を信じる心を持てと言いたかったりしちゃいます。キャベツ」←麗華
「そうだぜ。人を信じるのがこのお題には必要だぜ。筒」←泰司
「そうだよね。コミュニケーションでは人を信じるのは重要だよ。積み木」←沙耶
「そうすると泰司はノートと筒が好きってことになるぞ。きびだんご」←俺
「きびだんごっておいしいのか気になっちゃったりしてます。ゴム団子」←麗華
「ゴム団子!?どんな団子!」←俺
「ゴムを煮た後に丸めて食べたりしちゃったりします。クモよりははるかにおいしかったと思ったりしてます」←麗華
「俺はどっちも食べたくないな」←俺
「おれっちは麗華となら一緒に食べてもいいぜ。ゴキブリ」←泰司
「泰司さんと食べるくらいなら何も食べずに餓死したほうがマシだったりします」←麗華
「涙出てきたぜ」←泰司
「ゴキブリ好きなのはボク引いちゃうよ。リカちゃん人形」←沙耶
「さっきから沙耶の答えが全部子供っぽいぞ」←俺
「こ……子供っぽくないもん!別にリカちゃん人形なんて好きじゃないもん!」←沙耶
「そうすると沙耶はこのお題から逸脱してることになるぞ」←俺
「え……あ、で――でも泰司だってお題から外れてるもん。ゴキブリとか」←沙耶
「おれっちゴキブリ家で飼ってるぜ」←泰司
「「「……」」」←俺、麗華、沙耶
「冗談だぜ。本気にされるとは思っても見なかったぜ」←泰司
「ゴキブリがゴキブリを飼ってどうするのか気にしていたところだったりしちゃいます」←麗華
「泰司ならありえるからつっこみにくいぞ……」←俺
「おれっちの周りからの評価は思ってたより悪かったらしいぜ」←泰司
「とりあえずお題が好きな物なのに好きじゃないものを出した沙耶さんが今回の負けなのか気になっちゃたりしてます」←麗華
「そうだな。好きじゃないものを言った沙耶が今回の負けだ」←俺
「うぅぅ」←沙耶
~お題 四字熟語~ 【順番 俺→沙耶→泰司→麗華】
「結構今回のお題は難しいな。一触即発」←俺
「痛快無比」←沙耶
「ひゃくたたかいねりま」←泰司
「それは百戦錬磨の事を言いたいんじゃないか?」←俺
「百戦錬磨だぜ」←泰司
「満干全席」←麗華
「まさか一周するとは思わなか――って、三人とも四字熟語辞典見てるじゃん!それはせこいぞ!通りでひゃくたたかいねりま何て答えが出てくるわけだ」←俺
「見ちゃ駄目ってルールは無いぜ」←泰司
「そうだよ。ルールに無いんだから見ても良いんだよ」←沙耶
「四字熟語辞典を持ってきてない自分のおろかさを恨むといいと思っちゃってます」←麗華
「普通の人は持ち歩いてないぞ!何でお前ら三人とも持ってきてるだ!」←俺
「四字熟語辞典を持ち歩くのは一般教養だよ」←沙耶
「どこの一般教養だよ!ロッカーに生もの入れる人にとっては一般教養なのかもしれないが、普通の人からしたら異端教養だぞ!」←俺
「あ……あれは、冷蔵庫が無いから入れてただけだもん!」←沙耶
「なら持ってこなければいいだけの気がするがな。とりあえず、今回のお題は俺の負けで良いぞ。辞書に勝てる人間はいないからな」←俺
「食べ物持ってこない考えも合ったのか……」←沙耶
「むしろ持ってくる考えが普通は浮かばないと思うぞ」←秀二
「おれっちは辞書に勝てる自信があるぜ」←泰司
「泰司の負けてる姿を見て痛快無比な気持ちになりたいものだ」←俺
~お題 苗字~ 【順番 沙耶→麗華→俺→泰司】
「澤野」←沙耶
「野口」←麗華
「苗字って広すぎないか?千葉」←俺
「千葉って地名じゃないのか気になるぜ」←泰司
「千葉って苗字の人もいるぞ」←俺
「それは知らなかったぜ。馬場」←泰司
「倍額」←沙耶
「苗字ってもしかしたら本当にあるのかもしれないからつっこみにくいぞ」←俺
「喰胃昇理」←麗華
「絶対そんな人いないと言えないから突っ込めない……。力石」←俺
「島野上野下」←泰司
「それは上なのか下なのかはっきりさせるべきだな」←俺
「内藤(ないとう」←沙耶
「何で泰司はたで終わったのに、沙耶がなから始めてるのか疑問だ」←俺
「馬旨胃(うまうまい」←麗華
「井上(いのうえ」←俺
「絵野具野染見亜瑠」←泰司
「その苗字のご先祖様はいつも絵の具がついてる人だったんだろうな」←俺
「ルイス」←沙耶
「ルイスって動物のときも出てこなかったか!?」←俺
「気のせいだよ。気のせい」←沙耶
「まあ、気のせいならいいが、外人もありなのか」←俺
「守魔胃瑠」←麗華
「その苗字の人はいつも笑顔でいそうだぜ」←泰司
「る……るの苗字なんてあるか?」←俺
「多分あると思うぜ」←泰司
「昔友達でるの苗字の人が居ましたと言っちゃいます」←麗華
「降参だからその人の苗字を教えてくれ」←俺
「留守野時似喪私歯居瑠可能性画亜理魔巣(るすのときにもわたしはいるかのうせいがあります)」←麗華
「長すぎてもうただの文章になってるぞ!?しかも留守の時に私が居たらそれは居留守だ!」←俺
「その子のあだ名は居留守ちゃんだったりしちゃいます」←麗華
「その子かわいそうだね」←沙耶
「ああ。俺だったらその名前もあだ名も嫌だな」←俺
「おれっちはこれから居留守ちゃんにならないように居留守をしないようにするぜ」←泰司
「泰司さんの無駄な決意なんか聞いてなかったりしちゃいます」←麗華
「多分おれっち麗華に嫌われてるぜ……」←泰司
「いえ、嫌いじゃなかったりしちゃいます。む、むしろ……い、いや、何でもなかったりします」←麗華
「何を言おうとしたのか気になるぜ」←泰司
「何でもないと言っちゃっているのです!」←麗華
「ボクも何を言おうとしたのか気になっちゃうな」←沙耶
「俺も気になるぞ」←俺
「何でもなかったりするのです!。これ以上聞かないでほしかったりするのです!」←麗華
「まあ、そこまで言うならこれ以上聞かないでおこう」←俺
「まあ、そうだね。いやだっていってる人から無理やりってのはボクも好きじゃないし」←沙耶
「ありがたかったりしちゃいます」←麗華
「おれっちは今日気になって寝れそうにないぜ」←泰司