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ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEXT GAME~  作者: アオ


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95/103

#95 50階のボス

みなさんこんにちは!アオです!

「ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEX GAME~」をどうぞ!

あまいろ「良かった.......あおさん」

あお「んん?みんなどうしたの?えっ!あまいろさん」

あおさんがそう言っているうちにあまいろさんは抱き着く。

きみさんがこれまでのことを伝える。するとあおさんが

あお「ああ、かなりやばかったから奥の手を切ったの」

俺「奥の手ですか?」

あお「そう、少し前に習得した"ゴッドエクスポーション"っていう技」

俺「俺が覚えているエクスポーションの上位互換ですか?」

あお「えっとね、少し違うんだよね。ゴッドエクスポーションは自分が倒れる

   変わりに狙った敵の最大体力の10分の9を削るっていう技」

あまいろ「でも何もあおさんが倒れることはないじゃないですか!

     きみさんのおかげで一命をとりとめましたがきみさんが

     いなかったらどうするんですか!?」

あお「まあ、あまいろさんの言っていることもそうだけど.......

   でもあの状況じゃあ、ああするしかなかったでしょ」

あおさんの正しい意見に黙り込むあまいろさん。

あお「きみさんもありがとう」

きみ「いえ、僕は当然のことをしただけですよ」

俺「とりあえずあおさんが無事で何よりです。それでは次の階へ向かいましょう」

あまいろ「その前に魔力だけ回復しておきますね!」

きみ「ありがとう、あまいろさん。助かるよ」

おそらくだが、蘇生呪文はごく一部の人しか覚えることができない呪文だ。

それに一度使用するだけで使用者の魔力はかなり削られるだろう。

だからこそあまいろさんの魔力回復はなくてはならないものだろう。

そう考えながら俺たちは次の階へと足を進めた。

あお「だいぶ上ってきたのにまだ魔王とは戦えないの.......」

あおさんが愚痴をこぼしている。確かにもう50階に到達しようとしているのに。

あお「そういえば、この剣みたいなアイテムいつ使うかね?」

俺「なるべく使わない方がいいですね。本当に絶体絶命のピンチに陥った

  ときにでも遅くないと思います。それに魔王との闘いで使った方が

  良いと俺は思います。かなり苦戦すると思いますので......」

あお「ゆうさんの言う通りだね。じゃあこれは私が預かっておくわ」

そして多く出現する敵と戦いながらときにはかわしながら50階へ到達した。

あお「ついに50階まで来たわね。40階のボスかなり強かったから

   50階でも気を抜かないように行くわよ!」

一同「はい!」

そして俺たちは50階へと侵入する。50階はすでにフィールドが展開されていた。

あお「40階と同じ仕様ね.......あまいろさん任せられる?」

あまいろ「はい!もちろんですよ!マジックフロー!」

あまいろさんのマジックフローによって俺たちはフィールドの効果を受けない......

はずだった。あおさんが勢いよく展開しているフィールド内に足を踏み入れると

あお「!?このフィールドかなり厄介だわ!」

あまいろ「どうしてですか!?先ほどマジックフローをかけたのに.......」

あお「どうやらその呪文よりもはるかに強い効力らしいわ。それにこの

   フィールドに侵入すると攻撃・防御の値がそれぞれ減少するわ!」

俺「.......そのフィールドかなりまずくないですか!?」

あお「ええ、その通りだわ。でもこのフィールドに来ないとおそらく

   ボスに攻撃できないと思うわ」

俺「仕方がないですね........」

俺はそう言いながら危険フィールドに足を踏み入れた。

そして俺に続いてきみさんもフィールド内に侵入した。あまいろさんは

遠くからでも補助が可能ということでフィールド外にいる。

あお「さあかかってきなさい!50階のボス!」

あおさんが言った言葉が部屋に反響する。するとどこからか出現したボス。

ボス「ようこそ、50階のボスを務めている者です。以後お見知りおきを」

そう丁寧に自己紹介をする50階のボス。なんだかボスのイメージが

変わったような気がする。まあそれでもボスはボスなのだが。

あお「そう......じゃあバトルを始めさせてもらうわよ!」

あおさんはそう言いながらいきなりリモートブレアを放つ。

ボス「おっと、なかなか性格が乱暴ですね.......」

そう言うとボスはいきなり違うフィールドを展開し始めた。

あお「!?何も唱えていなかったわよね!?」

そうなのだ。呪文や技名を口にせずいきなりフィールドを展開。

ボス「ええ、あなたたちには難しいわね.......無詠唱魔法ってやつよ」

そうボスが言うと上から巨大な剣が落ちてくる。いきなりで避けれるはずも

なくあまいろさんをのぞいた俺たちはダメージを受ける。

そしてフィールドの効果を受けていることによってダメージ数が尋常ではない。

あお「40階のボスに引き続きやばいわね......ハイパーヒール!ハイパーヒール!

   ハイパーヒール!そして敵の情報を暴くわ!情報開示!」

今度はボスに読まれずに情報開示を行えたあおさん。

あお「何!?弱点属性がないの!?」

ボス「私は完璧に作られたボスなので当然です」

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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