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ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEXT GAME~  作者: アオ


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94/103

#94 40階のボス~新たな強敵~

みなさんこんにちは!アオです!

「ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEX GAME~」をどうぞ!

なんとか頭の中で情報を整理した俺はあおさんたちの話についていく。

あお「無力化されたボスならもうボスじゃないわ。みんな行くわよ!」

ボス「!?ッ.......」

あおさんの言葉に俺たちは一斉に攻撃を始める。ボスは避けるのに

必死だ。しかし攻撃が全然通らない以上怖くもない。

ボス「......スローフィールドを展開!」

俺「!?何!?」

近距離攻撃でダメージを与えようとした瞬間体が硬くなったように止まった。

ボス「ここで終わってたまるか!これでひとまずは安心だ」

ボスの言っている意味が分からず混乱している。するとあおさんが

あお「!?スローフィールド.......おそらく自身の周りにそのフィールドを展開

   してそのフィールド内に侵入した全ての者の動くスピードを

   遅くさせるものじゃないかな?」

冷静にその効果を分析するあおさん。さすがだ。

ボス「ばれてしまっては仕方がない.......その通りだ」

俺はボスたちが会話をしているうちになんとかそのフィールドを脱出する。

あお「てことは近距離攻撃が無理か~.......呪文で攻めるしかないわね」

そうすると俺の出番が薄くなってしまうな......そんなことを考えながら俺は

扱う攻撃をブリザードに変更する。

あまいろ「マジックマジック!マジックマジック!これであおさんたちの

     呪文の強化が完了しました!」

あお「ありがとう!よしっ!きみさんも行くわよ!」

きみ「わかっていますよ!属性付与!五月雨斬り!」

きみさんは属性を付与していつものパターンだ。ちなみに今回付与されている

属性は雷となっている。おそらくだが俺が放ったのを見てだろう。

まあ雷属性で付与される麻痺はかなり強力だからな。

ボス「チッ......」

ボスの舌打ちが聞こえた。そして再び瞬間移動を行い今度はあおさんのもとに

現れる。その速さにびっくりする俺たち一同。しかしその直後あおさんに

大きく振りかぶって攻撃を加えるボス。よけきることができずあおさんは

ダメージを受けてしまった。そして頭の上の数字は4から3になってしまった。

あお「ッ......まだ楽とはいかないみたいだね!リモートブレア!」

あおさんが数字の状態異常にかかっている以上油断は禁物だ。

俺「ブリザード!ブリザード!ブリザード!」

こんなに呪文を連発するのは始めてかもしれないな。

一方的に蹂躙されているボス。これが40階のボスなのか?

そんなことを考えながら攻撃を加える。

ちなみにきみさんはさっきからずっと属性付与をさせて五月雨斬りをしている。

しかし一行に麻痺になる気配がない。もしかしたら麻痺耐性なるものが

ついているのかもしれない。そう思うときみさんが少しかわいそうに

見えてきてしまう。まあ仕方がないか.......

そしてあおさんの方はさっきのことがあってか周りをしっかりと見ながら

ボスに攻撃をしている様子が見えた。そして数分後......

ボス「.......トゲトラップ発動!」

ボスがそう言うと"ガシャン"と何かの機械が作動したような音が聞こえた。

あお「!?何をしたの!?」

ボス「一方的に蹂躙していると楽しくないのでな.......」

なんだかタイプ変わっていないか?そんなことを思う。

すると両サイドの壁がこちらに迫っている。なんじゃこの仕掛けは!?

あお「どういうこと!?壁に無数のトゲがある!?」

あまいろ「やばいですよ!!」

ボス「これが今発動させたトラップだ。これによってお前たちは

   制限時間内にわらを倒さなければならない」

ボスなのになんてこしゃくなものを使ってくるんだ。

きみ「まずいですよ!だんだんと壁が迫ってきています!」

あお「リモートブレア!リモートブレア!ほらゆうさんたちも!」

かなり慌てている様子であおさんが言う。俺たちもパニくっている。

俺「ブリザード!ブリザード!ブリザード!」

きみ「五月雨斬り!クソッ......」

みるみるうちに俺たちの両サイドに迫ってくる壁。

あまいろ「頑張ってください!ッ......」

少しづつ範囲が狭まっていく部屋......ボスは何もしゃべらずに一心に攻撃を

受け止めている様子だ。本格的にまずくなってきたな......

あお「さすがに奥の手を切らざるをえないわね......ゴッドエクスポーション!」

あおさんがその呪文を唱えた瞬間辺りが真っ白になり次の瞬間爆発音が聞こえた。

そのまぶしさに目を開けれず俺は目を閉じる。数秒後......

先ほどまでいたボスがいなくなっていた。そして両サイドのトゲの壁は

止まっていた。そして少し遠くに倒れているあおさんがいた。

きみ「あおさん!?あおさん!?」

すぐにあおさんのもとに駆け寄る俺たち一同。

しかしあおさんは息をしていない様子だった。

俺「きみさんすぐに蘇生呪文を!!」

きみ「わかりました!治療~蘇~!あおさん!」

きみさんが蘇生呪文を使った数秒後、倒れていたあおさんが徐々に

起き上がる。良かった.......

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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