表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEXT GAME~  作者: アオ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

93/103

#93 40階のボス

みなさんこんにちは!アオです!

「ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEX GAME~」をどうぞ!

俺「わかりました!ダブル雷斬り!ダブル雷斬り!」

残り体力わずかという情報をあおさんから受け取り俺たちはさらに

攻撃を加えていく。こっちの魔力も残りわずかだ。頼む!

あお「リモートブレア!」

あおさんがお得意の攻撃呪文を放つ。すると先ほどまで麻痺で

少ししか動いていなかった獣がとうとう動かなくなった。

きみ「倒した........?」

きみさんがそうつぶやく。少し現実味がないように感じる。

あお「ええ、さっきまであった情報開示のスキルでも見れないわ」

それが意味するのは一つだけだろう。倒すことがきでたのだ。

あまいろ「皆さんお疲れ様です!魔力を回復しておきますね!」

ここまでなんとか10階のボス以外では誰も倒されずに進んできている。

このまま誰も死なずに魔王までたどり着けるといいのだが........

あお「情報開示かなり使えるわね。次のボス戦でも使おうかしら!」

その言葉に俺はうらやましがった。それぞれが持っている固有スキルだが

俺にはなかった。もちろんステータス画面などを調べたがなかった。

もしかしたらある人とない人がいるのかもしれない。それにきみさんも

固有スキルを持っていないようで持ってなくても不便ではない。

最初に魔王城に入ったどのくらい時間が経ったのだろうか........

あお「なかなか魔王がいるところに着かないわね.......」

きみ「そうですね.......確かさっき戦ったボスが三回目だったので

   すでに30階は超えている計算になりますね」

俺「もう30階を超えているのか.......本当に早く魔王こないかな?」

あまいろ「とりあえずは進んでいきましょう!魔王から来るはずないですし!」

あまいろさんの言う通りだ。そんなことがあってたまるか。

ちなみに出現してくる敵はかなり強くなってきた。下手したら魔王城へ来る前に

受けていた依頼とかのボス並みではないだろうか。

そんな雑魚敵とは言えない雑魚敵に苦戦しながら俺たちはなんとか次のボスがいる

フロアである40階に到達した。事前にあまいろさんの魔力回復をしておいたので

魔力は全快。もちろん体力の方も同じだ。

あお「次のボスは......ん?人影?」

あおさんが意味深な言葉を発する。その次に到着した俺がボスのいる方向を

見ると確かにあおさんが言った通り人影のようなものが見えた。

俺「でも魔王城に冒険者また人がいる可能性は考えれません」

おそらくだが、もし同時期に冒険者が魔王城へ行きたいと言っても

運営の操作によって実質二つ魔王城があるようにそれぞれの冒険者が鉢会う

ことのないような設計にしているはずだ。そうすると意図的に仕込まれている?

きみ「もしかしてなんですが、ここはボスのフロアなのであいつがボスでは?」

俺「........確かにその可能性は十分にあり得るかもしれないな」

俺たちがそう人影の遠くから話しているとしびれを切らしたのか

人影「いかにも()()がこのフロアのボスだ」

ボスとは言えないような一人称で喋り出す人影。どんなキャラなんだ?

あお「そうなのね。なら先に攻撃をさせてもらうわ!」

そう言いあおさんはいきなりボスの方向へ走り出す。

人影「フフフッ、面白そうな冒険者たちだな。わらがまとめて一掃してやるわ!

   デスグロウ!瞬間移動!」

不穏な言葉が聞こえた後人影はすぐに消えて俺たちのところに姿を現す。

俺「!?きみさんたち避けて!」

ボスがこちらに来た時点で警戒しても時すでに遅し。俺を含めた三人はダメージを

食らう。しかしデスグロウという呪文攻撃ではなかったようだ。

そのおかげでなんとか少しのダメージで俺たちは済んだ。

あお「!?またこの数字!?ッ......」

あおさんのその叫び声に俺たちは反応する。するとあおさんの頭に数字が。

あの時と全く同じ状況になってしまった。幸い俺たちにはなかった。

あお「早く倒さないとね......情報開示!......えっ!?」

ボス「悪いね。先ほどのボス戦の時にあなたたちの行動は読ませてもらった。

   それで事前に対抗をしていたわけだよ」

ボスの言った言葉から情報開示の呪文を無効化するものを使ったのだろう。

あお「じゃあこれは読めていないわけね!マジックリフレクション!」

どこかで聞いたことあるような無いようなあやふやな呪文を使い出すあおさん。

そのあおさんに対して明らかに同様するボス。

ボス「!?きっ......貴様!!!!」

あお「どうやら効果がわかったようね。そうよ、呪文反射効果が付与よ。

   さっきの行動を見ている限りあなたは呪文攻撃や呪文補助で戦う敵ね。

   つまりその呪文を無力化すれば簡単になるわけよ!」

お~!さすがあおさんだ。しかしすでにあおさんは数字の効果を食らっている。

あお「ちなみにさっきのレベルアップによって固有スキル"補助の手伝い"が発動。

   これによって補助魔法はこのパーティー全員に付与されたわ」

さっきから情報が渋滞している。完全にポカーン状態だ。

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ