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ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEXT GAME~  作者: アオ


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92/103

#92 30階のボス~情報開示を駆使して~

みなさんこんにちは!アオです!

「ゲーム廃人から始まる恋物語2~NEX GAME~」をどうぞ!

弱点をつきながら攻撃するがまだまだ先は長いようだ。

すると獣が地面をたたき始めた。ドンドンドンと何回もたたく音が聞こえて

俺たちは少し恐怖の気持ちを覚えた。そしてかなり強い一撃でダン!という

音とともに俺たちは宙に浮く。驚き慌てるがどうにもできない俺たち。

そして地面に着地した時に大きなダメージを受ける。

あお「ハイパーヒール!ハイパーヒール!ハイパーヒール!ハイパーヒール!」

あおさんがハイパーヒールを連続して使用するこのままでいくと魔力が

なくなりゲームオーバーとなってしまう......

そして獣はもう一度通常攻撃を仕掛けてくる俺は避けれず攻撃を食らう。

すると先ほどまでは違いかなりダメージを受けてしまった。

あお「ハイパーヒール!ゆうさんダメージ数が大きくないですか!?」

俺「そう思います。でもどうしてでしょうか?」

次々と攻撃されて避けながら会話を交わす。

あお「情報開示!ゆうさんのバフがはがれています!」

俺「.......?どういうことですか?」

あお「少し前にきみさんがつけた防倍化の効果がなくなっています」

俺「つまりさっきの地面をたたいている攻撃を食らってバフがはがされたって

  ことですか?かなりまずくないですか!?」

きみ「どうやらそのようですね。僕のところも解除されています!」

あまいろ「今見ましたが私もゆうさんたちと同じです!」

俺「でもあおさんなんで分かったんですか?」

繰り返されるボスモンスターの攻撃を頑張って避けながら会話を続ける。

あお「私の固有スキルとして"情報開示"っていうのがあるの。

   これを使うことによって敵味方関係なくそれぞれのステータスや

   バフ・デバフなどを一括で見ることができるわ」

なるほど、ソシャゲによくある情報が見れるものか。強いスキルだな。

きみ「固有スキルってことは昔からあったわけですよね?

   なんで今になってわざわざ使い始めたんですか?」

あお「私もこの固有スキルがあったことをついさっきの戦いで知ったのよ。

   だから今この状況で試験運用もかねて使ってみたってわけ。

   あっ!あまいろさん危ない!」

あおさんが声をかけたおかげであまいろさんは間一髪のところで強力な

攻撃を避けることができた。危ない危ない、今は戦いに集中していないと。

きみ「再びバフをかけておきますね!」

きみさんはそう言ってパーティー全員に防倍化をかけた。

これで少しは安心できるだろう。しかし悠長に戦ってはいられない。

あお「リモートブレア!リモートブレア!これだけじゃ攻撃がきついわ......」

最後の言葉はおそらく攻撃呪文の少なさに対する不満だろう。

確かに攻撃関係に関しては俺よりも数が少ないのだ。

まあもともとの職業がヒーラーなため少し仕方がないところがあるが。

ヒーラーにしてはかなりの火力を持っているのがあおさんの強みでもあるだろう。

すると獣が見たこともないようなダンスをし始めた。

きみ「何か踊り始めましたね.......あおさんお願いします!」

あお「ええ、わかったわ。情報開示!」

さすがきみさんはあおさんに的確な行動を指示する。

あお「あいつ、攻倍化と同じ効果を持っているわよ」

つまり今の状況で攻撃されるとせっかくの防御倍化が無駄になってしまう。

それはおろかバフを解除されてしまったら通常の二倍のダメージを食らって

しまう。そうなると待っているのは"死"のみだ。

あお「次からの攻撃はなんとしても避けないといけないわ。

   それにバフをはがされたらかなり厄介だわ.......」

あまいろ「そうですね.......相手のバフをかき消せる技を持っていれば楽ですが.......」

しかしそんな呪文や技を持っている人は一人もいなくただの理想だ。

俺「ひとまずはひたすらに攻撃をして早く倒しましょう!」

今、俺たちにできることはそれしかない。それに魔力が尽きるのも時間の問題だ。

あまいろさんは効くかわからないが罠を設置しながら攻撃を加える。

数分後、死に物狂いでなんとか敵の攻撃を避け続ける。

あお「!攻倍化の効果が消えているわ!ひとまずは安心ね.......」

本当に()()()()はだ........ここからもかなり厳しい戦いだ。

俺「ダブル雷斬り!ダブル雷斬り!」

俺がひたすらにダブル雷斬りで殴っていると時々相手の行動が不自然に止まるように。

あお「何かおかしいわね。情報開示!もしかして麻痺をしているのかしら?

   雷のようなアイコンが表示されているわ!」

俺が雷属性のもので殴っていたので相手を麻痺にさせることができたのかもしれない。

某ゲームでは麻痺は永続だ。この麻痺も永続であると助かるのだが.......

また不自然に行動が止まる。俺たちはその隙をついて攻撃を加える。

あお「体力が赤ゲージに入ったわ!みんなもう少しだわ!」

赤ゲージはおそらく本当に残り僅かという状況だろう。そういうのがあおさんの

情報開示で見ることができるのはとても助かる。最強スキルの一つでは?

読んでいただきありがとうございました!

コメント(感想)をくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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